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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.2
  • 出版社: PHP研究所
  • サイズ:20cm/254p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-569-64140-7

紙の本

新憲法試案 尊厳ある日本を創る

著者 鳩山 由紀夫 (著)

憲法九条はどうすべきか? 国民の権利と義務とは何か? 天皇の地位はどうあるべきか? 戦後憲法の限界をつぶさに検証したうえで、新しい時代にふさわしい憲法を大胆に提示する。【...

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新憲法試案 尊厳ある日本を創る

税込 1,650 15pt

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商品説明

憲法九条はどうすべきか? 国民の権利と義務とは何か? 天皇の地位はどうあるべきか? 戦後憲法の限界をつぶさに検証したうえで、新しい時代にふさわしい憲法を大胆に提示する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

鳩山 由紀夫

略歴
〈鳩山由紀夫〉1947年東京都生まれ。東京大学工学部卒業、スタンフォード大学博士課程修了。現在、「次の内閣」外務大臣。

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紙の本

「改憲」よりも「改憲」的な「創憲」

2005/02/26 06:53

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:未来自由 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私は憲法改正に反対である。その私が、なぜ鳩山案を読む気になったのか? この間、自民党や読売新聞など多くの改憲素案等が発表されているが、そこには共通する思想がある。
 野党である民主党の一部は、いつでも自民党と手を結べる共通の土俵にある。その本質を知るうえで元民主党代表の鳩山氏の「新憲法試案」を読む気になった。

 この本の特徴は一言で言えば、所々で事実を踏まえ、読者を納得させようとしているが、そこには論理矛盾と誤魔化しがあり、結局のところ軍隊を海外に派兵することを合憲にしようとすることである。

 そして、憲法の最大の特徴である主権在民、基本的人権の尊重、平和主義を根底からひっくり返してしまう内容になっている。
 「新憲法試案」には、主権在民も基本的人権の尊重も平和主義も言葉のうえでは書かれてはいる。しかし、全文を統一して読むとひっくり返されていることが浮かび上がってくる。ここに最大の誤魔化しがあるが、しっかりとその本質が見えてしまうから恐ろしい。

 現在、前文にある主権在民は前文から消え、第1条にくる。ここがすごい。前文から消えても第1条にくるから、主権在民をはっきりさせたと言うのだろう。ところが、元首は天皇だという。元首とは「君主」である。
 面白いのは、鳩山氏自身が、君主と主権在民は並立できるのかと問い、並立できると答える。しかし、答えになっていない。

 次に基本的人権の尊重はどうか。これも第2条に位置づけられる。ところが現行の97条が消えている。これもやっぱり計算ずくである。
 第1条に主権在民、第2条に基本的人権の尊重がくるのだから、最も大事にしているのだとなる。しかし、基本的人権の尊重とは何なのかが現行97条を削ることによって、定義づけられないことになっている。

 そして平和主義はどうか? 鳩山氏はこういう。「日本は戦争をしません、と一国の平和のみを誓っているだけ」と断言して憲法前文を引用する。しかし、この引用がすごい。鳩山理論に不都合な部分は無視する。
 前文には「われらは、全世界の国民が…平和のうちに生存する権利を有することを確認する。われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」とあるのに、ここはまったく引用しない。
 ここを読めば、自国の平和のみを誓っていないことは明らかであるのに、「一国の平和のみを誓っている」と断定する非常識さに唖然とする。

 そして、国際的紛争に軍隊を派遣しないことを「空想的平和主義」として、結局は現行の軍事力を派遣できるように憲法条文に追加するという内容である。
 主権在民も、基本的人権も、平和主義も、鳩山試案は根底からひっくり返す。何とおそろしき「創建」であろうか。

 まだまだ言うべきことはあるが、鳩山試案は全文にわたっており、すべてに意見を述べようとすれば、膨大な量になるためこれで終わる。
 改憲論者の本音と欺瞞を知ることができた。こんな改憲はとんでもないということをあらためて痛感した。

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