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商品説明
幕末維新の英雄=西郷隆盛。薩長盟約、江戸無血開城、廃藩置県など近代化の基礎を築きながら、なぜ西南戦争を起こし悲劇の最期を遂げたのか。多くの日本人を引き付けた西郷の魅力に迫り、波瀾の生涯と激動の時代を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
落合 弘樹
- 略歴
- 〈落合弘樹〉1962年大阪府生まれ。中央大学大学院文学研究科博士課程後期課程国史学専攻退学。現在、明治大学文学部助教授。著書に「明治国家と士族」「秩禄処分」がある。
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維新の功労者である西郷の評価
2018/06/25 15:32
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投稿者:気まぐれネット購入者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
西郷の評価は意外にも割れているという認識を得た。じつは、維新の功労者として褒めたたえる評価が圧倒的だろうと思っていたからだ。
本書は、ただ褒めるだけでなく客観的に記述されていると言える伝記的な体裁の書である。士族というキーワードを上げているものの反逆者という論調で括ってはいない。
評価が分かれる中で比較的に中立という立場で描かれている本を手掛かりに、その評価をいま一度考えてみたいと思った。
一方で功労者、他方で反逆者とされる西郷隆盛。王政復古、江戸無血開城、廃藩置県など功労者としての実績を上げながら、なぜ西南戦争の役で最期を遂げたのか。
反逆者と呼ぶには随分とミスリードされている部分があるのではないだろうかと個人的には思う。