紙の本
リンダはやっぱり秀逸です。
2006/01/08 21:49
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りあ - この投稿者のレビュー一覧を見る
リンダの作品では「心閉ざされて」「夜を忘れたい」などシリアスかつ切ない感じの物が好みなので、今回は期待外れかなと思っていました。ところが、意外にもとっても面白い!「パーティーガール」や「Mr.パーフェクト」と似た雰囲気ですが、全て一人称で語られているのが新鮮でした。ヒロイン・ブレアの語り、というかぼやきが軽妙でテンポが良く、殺人事件が絡んでいるのにとってもコミカル。一気に読んでしまいました。ただ一人称ゆえに、他の登場人物、特にヒーロー・ワイアットの心の内は直接語られることはなく、そこは残念なところ。でも割りと分かりやすい言動をとってくれるので、読み進むに連れてあまり気にならなくなりましたが。
殺人事件の結末も個性的で、喜劇と紙一重の感じもありましたが良い読後感に浸れる内容でした。
次作はやはり好みのシリアスな物を期待しますが、またこういうタイプのがあったら嬉しいです。
ところで少し引っ掛かっているのですが、「唐変木」って今時使うでしょうか。特にブレアが言うとなると、人物設定からして違和感のある言葉だったので気になりました。原書ではどう書かれていたのか気になります。
紙の本
わたし的にはちょっと残念
2006/01/02 15:25
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ももたろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
リンダ・ハワードの作品ではあまりない、ヒロインの一人称。ヒーローの気持ちがいまいち見えづらくて、ちょっと残念だった。
リンダの作品のいいところは、ヒーローがヒロインを想う気持ちがじんわりと伝わってくるところだと思うから。
でも内容的には、ホットな場面あり、サスペンスありで気軽に楽しめるものだったと思う。
完璧なヒロイン、ブレアに完璧なヒーロー、ワイアット、この2人の絶妙な駆け引きの会話はとても楽しめた。
ブレアが、殺人事件の現場を偶然目撃したところからはじまるのだけれど、そこに登場するのは2年前に2度ほどデートしただけで、連絡不通となったワイアット。
実は彼は、ブレアが死んだものと思い、あわててやってきているのだけれど。ブレアはそんなことに気づかない。
その後、ブレアが2度も命を狙われ、そのたびに心底心配するワイアット。
女ならこんな風に心配されちゃうと、くらくらするよなぁと思う場面満載だった。
最終的に、けっこう以外な人物が犯人だったのと、甘い二人に乾杯というところだろうか。
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原題は『To Die For』。現時点でのリンダ新作。コメディタッチで、『Mr.パーフェクト』や『パーティーガール』に共通するトーンの作品。
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リンダにしては珍しくカラっと明るい仕上がりになってるこの作品。
まさに絵に描いたようなアメリカ娘と殺人事件の担当警部補/ワイアットのロマンスが笑えてスカッとします。
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かつてはチアリーダーの女王、今は人気フィットネスクラブの辣腕オーナーとして鳴らすブレア。自慢のブロンド同様、人生は一片の曇りもなかった。あの日、殺しの現場を目撃するまでは。捜査を担当するのはワイアット・ブラッズワース警部補。元NFLのスター選手という異色の経歴の持ち主であり、二年前別れも告げずに消えたろくでなしだ。が、焼けぼっくいに火がついたとたん第二、第三の事件が発生。ブレアの人生もとんだ方向へ
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殺人事件に巻き込まれてしまったヒロイン。離婚が唯一の汚点ともいえる順風満帆な人生だったのに、一気に狙われる存在に。そんなヒロインを守るべく活躍するのが地元警察の警部補なヒーロー。この二人、実は二年前にあわやという関係にあった。ヒーローが別れも告げずにヒロインの元を去っていったのに、この事件を切っ掛けに焼けぼっくりに火がついて。
正直、ヒーローの強引さがどうにも気になった。
やっぱり女性は守ってやらなければならないモノという考え方が合わないのかも。特に体力、腕力にものを言わせて、という部分は受け付けない。でもヒロインは言うべきことは言っているし、けっこう報復もしているから、それで釣り合いは取れているのか。特にエンゲージリングを投げ返すシーンは良かった。
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あっとゆう間に読みおわってしまった。。。笑
いつも思うけど、こんだけ激しく気が合う人と出会いたいもんだ。。。
元チアガールで、美人の主人公が自分の経営してるスポーツジムで殺人事件を目撃する。
事件現場にやってきたのは、昔の彼氏(警視)。
再会して、二人の恋は再開するのか。。。??
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購入済み
内容(「BOOK」データベースより)
かつてはチアリーダーの女王、今は人気フィットネスクラブの辣腕オーナーとして鳴らすブレア。自慢のブロンド同様、人生は一片の曇りもなかった。あの日、殺しの現場を目撃するまでは。捜査を担当するのはワイアット・ブラッズワース警部補。元NFLのスター選手という異色の経歴の持ち主であり、二年前別れも告げずに消えたろくでなしだ。が、焼けぼっくいに火がついたとたん第二、第三の事件が発生。ブレアの人生もとんだ方向へ…抱腹絶倒のロマンティックミステリ。
To die for by Linda Howard
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ヒロイン:かつてはチアリーダーの女王、今は人気フィットネスクラブの辣腕オーナーとして鳴らすブレア
ヒーロー:元NFLのスター選手という異色の経歴の持ち主のワイアット・ブラッズワース警部補
ブレアが殺人現場を目撃してしまいます。そこへ捜査担当者として、二年前別れも告げずに消えたろくでなしのブラッズワース警部補がやってきて、やけぼっくりに火がつき、彼女を狙う第二、第三の事件が発生していきます。深刻なミステリーかと思いきや、2人のロマンスと言葉の応酬が面白い。特に、双方の親が登場して恋愛指南をする所やヒロイン・ヒーローが双方に言い合う所になるほどと思える名言があって、アメリカ人ってこんな考え方なのか~などと楽しめます。それと随所に食べ物が出てきてこれまたアメリカ人の高カロリーな食事が見られます。
久々に読んだリンダ・ハワード。hotなシーン描写がなく、1人称で書かれていたけど、テンポよく話しが進んでいって読みやすかった。
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オリジナル・タイトル「TO DIE FOR」
ヒロイン:ブレア30歳。ヒーロー:ワイアット32,33歳
リンダ作品ではサスペンスロマンスを愛読していた私にとって、この作品って・・・悲しいけど、拍子抜けしてしまう作品でした。
リンダのサスペンスロマンスを読まず、この作品を最初によんでいたら、すんなり流せる楽しい作品だったのでしょうが、
「マッケンジー」や「ケル・サビン」「CIAマディーナ」を愛読していたので、ショックは隠せません。
リンダのヒロインは逆境や不幸な生い立ち、不幸な過去を背負いながらも、「掃き溜めの鶴」(自分でもこの表現は好きではないですが、うまい言葉が見つからない)ドロ沼に咲く蓮の華のごとく、凛としている性格が大好きです。この作品のヒロイン:ブレアも、まぁ・・・ある意味・・・凛としていると言えない事もないのですが、、、。
・ワガママ
・(オトコ特にヒーローにも、オンナにも特に母親に)甘やかされたい
・(むかついたり、気に食わないと)すぐに母に言う、呼びつける
(ブレアに直接行ったらカラテキックされそう)
もう、典型的な「美貌に恵まれて生まれて来てしまったために、まわりから崇められ、それを当然のように自分でも心得ているけど、私はしっかり者!と豪語して信じている、オンナとして友達に持ちたくはない(ああ、これを読んで下さったリンダファンの読者の皆様ごめんない!でも私も本当にファンなんです!)性格のオンナ。
でも、こんなヒロインが愛しくて愛しくてたまらない・・・っていうのが、ヒーローのワイアットなんだよね。
ワイアット・・・最初、こんなステキな人いたらいいいのに!と。リンダの描くヒーローの中で、みんな行き過ぎて元気なのに対し、このヒーローも(もちろんアッチの方面では元気だが)
警部補っていう立場が、捜査を支持する役職なので、危なくもなく、忙しくもなく(笑)、恋人や夫にするには、一番!って思っていたけど、やっぱりやめた。続編の「ゴージャス・ナイト」を読んで、それは決定付けられた。
このお話はブレアの一人称で綴られている作品なので、もし、これが、他の作品と同等の書き方をされていたら、ブレアが好きになっていたかもしれない。一人称はブレアの心の奥を知りすぎる表現方法だった。反対にワイアットの男の気持ちがあまりわからない(わかりやすく書かれている部分もあるが、所詮ブレアの意識内での見解なので)男心をレクチャーするには、まったく役にたたない作品だった。
一つだけ、大笑いしたのは、ブレアのフットボーラーを表現する言葉。
「豚の皮を抱えて走り回る男たち」
これは、ウケた!!
犯人?もうどうでもいいって感じ・・・でした。
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刑事×元チアガール
コンテのヒーローってこの手の話を聞かない男性ホルモン過剰男が多い気がする。どちらかというと願い下げなタイプ。しかしヒロインもそれに勝る女性ホルモン過剰タイプなので面白い。登場する南部の女たちというのが面白いんだけど恐ろしくて。「あたしのことどんだけ愛してるのか態度で示しなさいよ」というスタンス。ああ男じゃなくてよかったと思った。もし万が一、娘がこのぐらい高スペックな子に育ったら、南部女の知恵を教えてあげたい。そんなことしたら日本では結婚できなさそうだけど。
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元チアガールヒロイン x 元スポーツ選手で現在刑事ヒーロー
超強引ヒーローにわがままヒロイン。
あっけらかんと進むアメリカ~ン♪ なコンテンポラリー・ロマンス
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典型的なアメリカンガール。陽気で強気で自分の信じる部分にはとことん頑固。そんな美貌の辣腕オーナーのブレアと、二年前に別れた男ワイアットとのコミカルなミステリーロマンスです
べての理由がろくでもなくて、女心を分かっていない男のせいよ!と突っ込みながら読むお話。
たった三回のデートで別れたのは二年前なのに、距離を置いていただけって…笑う
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2927.html
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学生時代チアリーダーで、現在はフィットネスクラブのオーナーのブレア。
ある日、殺しを目撃し捜査担当のワイアットと再会する。
彼は二年前に別れも告げずに消えた男だった。
うん。面白かった。
主人公ブレアの一人称の物語。
ブレアが可愛い。二人の子供のような言い合いややり取りも可愛い。
だがしかし、ワイアットはあんまり好みじゃない。
ブレアがスグに寝たくない。手を出さないでって言ってるのに、ニヤニヤするかクスクス笑うかで本気に取らないし、いつでもセックスに持ち込む。
そりゃ、セックスに強い男はヒーローの条件かもしれない。
でもここまでじゃなくてもいいな。
撃たれた夜、熱も出して薬のんだりしてるのに、寝込みを襲ってやるかね?
わたしならいやだわぁ。
いくらそれで気持ちよかったとしてもね。
なんかやっちゃってから、「ああいうのはやめて」って抗議しても「お前もイッたし楽しんだろう」みたいな感じで、それですべて帳消しみたいに言う男は好きになれない。
もっとブレアがワイアットを振り回してくれれば良かったのになぁ。
話は面白かった。何度も笑った。
でもワイアットが気に入らないので、☆3つ(笑)
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ブレア(フィットネスクラブオーナー)
ワイアット(警部補)
二人の温度差が面白い
ブレアが最高にかわいい!
読み終えるのがもったいないと思うくらい、最初から最後までずっと面白い