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投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ物主人公のクリスマス顔見世興行といった印象のアンソロジー
以前、フロストだけ知っていたころに読んだ記憶があるけど、その後ダルジール警視・ダイヤモンド警視・レオポルド警部に親しみを覚えることになったので再読。
楽しめる一冊です。
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相変わらずの フロスト節で 短編と言うこともあり あっという間に 読んでしまいました。その場面がありありと浮かぶ 文章で楽しめました
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2005年発行。
クリスマスを題材にした短編ミステリ7本を集めたアンソロジー。
フロスト物は最後の中編だけですが、いつもの調子でなかなか楽しい。
巻頭はレオポルド警部シリーズ。
ダルジール物も入っていて、長編より軽めの顔見世興行。
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有名ミステリ作家によるクリスマス・ストーリー短篇アンソロジー。それぞれ、肩の凝らない気軽に楽しめる7篇で、あっというまに読める。そして、何といってもお目当ては、表題でラストの「夜明けのフロスト」でしょう。お馴染みのフロスト・ストーリーのよさが、僅か?100頁とはいえ、凝縮されながらもそれなりに味わえます。
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7名の作者によるクリスマスストーリーのミステリ・アンソロジー。
私の好きなフロストが読みたくて探してみたら、
この中編を出してるってことで、図書館で借りてみました。
読み慣れてるってこともあるけど、
やっぱりフロストの話が一番おもしろかったなー。
いくつもの事件がどんどん起こって絡み合って、
それをイヤイヤながらもどんどんとフロストが解決していってさ。
いつもの長編じゃなくって、今回のような中編であっても
構成うまいな〜、ってうなっちゃった。
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1月1日読了。クリスマスをテーマにした短中篇ミステリ7本を収録。雪に閉ざされた山荘、腹に一物ある客が集うパーティ、何が入っているか分からないプレゼントの山、予想外の訪問者・・・などクリスマスの夜というものはミステリ的事件が発生するのに相応しい舞台なのだな。相変わらずのフロスト警部がバタバタと活躍する表題作も楽しめるが、「あの子は誰なの?」が残す暖かい余韻が個人的には好み。なかなか面白かった。
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クリスマスをテーマにしたミステリ短編集。
表題作でもあるフロスト目当てに読んだけれど、収録作はいずれ劣らぬ逸品だった。
ホック、ピカード、アリン、ヒル、マルジーニ、ラヴゼイと堪能させられて、なおフロストは強烈に面白かった。
100頁ほどのなかにみっちりフロストワールドが詰まっていて、読み応えたっぷり。
実にお得な1冊だった。
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フロスト警部ものの短編が収められている、ということだけが理由で買った本だけれども、開いてびっくり、レジナルド・ヒルのダルジール、ピーター・ラヴゼイのダイヤモンドもの等も収載されていて、かなり得した気分。ほくほくしながら読みました。
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表題以外に6つ短編があるけど面白いのはフロストだけ。このおっさんのええ加減さ、人間臭さがタマリマセン。翻訳されてないのがまだ幾つかあるはずだけど、早く訳してよ、どこでもいいから!
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いろいろな有名ミステリ作家による、クリスマスにまつわる短編アンソロジーです。殺人事件ばかりではなく、獣医である祖父が孫娘に語って聞 かせる、ほのぼのとしたストーリーなども収録。しかし何と言っても、寡作で知られる、ウィングフィールドによる表題作『夜明けのフロスト』を読みたいがために、私は買ったのですが、これがもう、期待通りのお話で。相変わらず、フロスト警部のお下劣なジョークは飛び交うし、クリスマス・イブで人手不足の警察 なのに、事件は雪だるま式に増えていくし。中篇でも、長編での味わいはそのまま、十分に楽しめました。このお値段で、これだけ読めるなら、安いもの。三作 の長編しか出ていない邦訳全てが、いずれも人気の高いフロスト警部シリーズ。こまた、このアンソロジー には、ピーター・ラヴゼイのダイヤモンド警視の短編も収録されています。(読むまで気がつかなかった(笑))
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短編推理小説。
コナンの30分完結レベルのサスペンスストーリーが5本程度収録されている。
1つ1つがとても短いので気軽に読める作品だが、最後はしっかり落ちがあるので、
バランスはすごくいいと思う。
さくさく読めるスピード感が好き。
アメリカンテイスト全開の小説なので、日本人には賛否両論ありそうだが、
個人的には嫌いじゃない。
ただ、最後の章で出てくる「フロスト」という主人公は他の作品でも
登場するみたいなので、その連続性があったら少し面白いかもと思った。
とりあえず、また別の作品も読んでみようと思う。
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いつものごとく、ハチャメチャなフロスト警部。
いつものごとく、がけっぷちに追い込まれ、
いつものごとく、セクシーな女性に目がハートになり、そして、いつものごとく、面白い。
でもまだ事件が早めに解決したのは、クリスマスのおかげか。
署長室から葉巻を盗んだのにフロスト警部なのに、
貧乏くじをひくのはウェルズで可哀想。
アンソロジーの中で、
フロスト警部の話が一番面白かったが、
他の作品も面白かった。
2番目は「あの子は誰なの?」かな。
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フロスト警部シリーズで、少なくとも日本語で読めるのは、創元推理文庫から出ている長編シリーズを除けば、この「夜明けのフロスト」と、ミステリマガジン1998年6月号に掲載された「ファックスで失礼」という短編だけだそう。
と言う訳で、「夜明けのフロスト」光文社文庫。2019年12月読了。
ところがこれは、海外ミステリのアンソロジー。つまり、いろんな作者の短編中編を集めた本。オムニバス。
そして、一番メジャーなフロスト警部ものがタイトルになってるんでした。
なので、すみません、フロストしか読んでいません。ただ、「夜明けのフロスト」は、短編というよりは中編。嬉しい限り。
お話はいつもの通り。複数の事件がクリスマスのフロストを苦しめます。(このアンソロジーが、コンセプトがクリスマスストーリーのようです)
ラストがすっきりハッピー。そして、中編だからか、途中の胸が潰されるようなストレスが少ない。考えようによっては、フロスト禁断症状の自分には大変に優しい一杯のお粥のような素敵な舌触りでした。
しかし、これでもう、あとはミステリマガジン1998年6月号に載ってる短編だけ…それを読んでしまうともう、「読んだことのないフロストを読む」という経験が、人生で二度とできない…
そう思うと、ゼッタイしばらくは、読んでやるものか!と。とっておきたい。うーん。還暦祝いとか?しかし、明日死んでしまうかもと思うと…やはり読むべきか。
とはいえ実は、もう取り寄せて入手してはいます…うーんせめて次の正月とかに。
あー。仕事せずに妻を会社に送り迎えだけして、家事だけやって、午後は毎日上島珈琲で4時間くらいフロストシリーズを舐めるように再読する… そんな暮らしがしたい…。
定年退職後っていうのが、わくわくする…。
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「木村仁良」編集によるクリスマスをテーマにした海外ミステリのアンソロジー作品『『ジャーロ』傑作短編アンソロジー3 夜明けのフロスト クリスマス・ストーリー(原題:Seven Stories of Christmas)』を読みました。
久しぶりに短篇もイイなぁ… と思ったし、大好きな「R・D・ウィングフィールド」や「ナンシー・ピカード」、「エドワード・D・ホック」の作品が含まれているので、本書を選択しました。
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─平穏無事で和やかなクリスマスであってほしいと願う「フロスト」だったが、期待はむなしく裏切られた。
早朝、商店の戸口に赤ん坊が捨てられていて、その着衣には血痕が付着していた。
少女失踪事件も発生し、また一方で、百貨店の事務所の金庫が荒らされ大金が盗難に遭っていた。
署内はてんやわんやの大騒ぎ。
しぶしぶながら「フロスト」が捜査に乗り出し……(表題作)。
─『ジャーロ』収録作品のなかから7編を厳選した傑作クリスマス・アンソロジー!
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クリスマスをテーマにした、以下の7篇が収録されています。
■1 クリスマスツリー殺人事件(エドワード・D・ホック/中井京子・訳)
(The Christmas Tree Killer)
■2 Dr.カウチ、大統領を救う(ナンシー・ピカード/宇佐川晶子・訳)
(Dr. Couch Saves a President)
■3 あの子は誰なの?(ダグ・アリン/中井京子・訳)
(What Child Is This?)
■4 お宝の猿(レジナルド・ヒル/宮脇孝雄・訳)
(Brass Monkey)
■5 わかちあう季節(マーシャ・マラー&ビル・プロンジーニ/宇佐川晶子・訳)
(Season of Sharing)
■6 殺しのくちづけ(ピーター・ラヴゼイ/山本やよい・訳)
(The Kiss of Death)
■7 夜明けのフロスト(R・D・ウィングフィールド/芹澤恵・訳)
(Early Morning Frost)
■解説 「クリスマスにハートウォーミングなミステリーをお贈りスマス」 木村仁良(ミステリー研究家)
短篇集なのですが… 全篇約300ページのうち100ページを占め、大好きな「ジャック・フロスト警部」シリーズの短篇(というより中篇か…)『夜明けのフロスト』が最も印象に残りましたね。
「フロスト警部」が、クリスマス・イブのパーティから早朝にデントン署で休もうと顔を出す途端に事件発生… デントン百貨店の前に赤ん坊が捨てられていたり、少女失踪事件が発生したり、百貨店の事務所の金庫が荒らされ大金が盗難に遭い警備員が行方不明になったり と相変わらずデントン署はてんやわんやの大騒ぎ、、、
同時多発的に発生する事件… 一見、無関係に思えた事件が微妙にリンクし、連鎖することで、一気に解決するというシリーズ独特の面白さをぎゅっと凝縮した感じの作品でした。
品のないジョークや悪態も相変わらず… 「スタンレー・マレット署長」が喜ぶ展開になったのは意外でしたが、、、
これは「フロスト警部」からのクリスマスプレゼントだったのかもしれませんね… 愉しめました。
あとは、『クリスマスツリー殺人事件』、『あの子は誰なの?』あたりが愉しめましたが… 『夜明けのフロスト』のインパクトがあまりにも強く、他の作品の印象は薄かったですねー
久しぶりに「ジャック・フロスト警部」シリーズを読みたくなりました。
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ミステリ。短編集。
クリスマスをテーマにした海外ミステリアンソロジー。
作者の顔触れが良いと思って購入。
一番ページ数の多い、ウィングフィールド「夜明けのフロスト」が素晴らしい。
複数の事件が重なり、物凄いスピード感。ユーモアも満載で読みやすい。
初めて読んだ作家だが、シリーズ作品も読みたいと思う。
次いで好きな作品は、ナンシー・ピカード「Dr.カウチ、大統領を救う」。
ほのぼの系。和む。