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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.1
  • 出版社: 朝日新聞社
  • サイズ:20cm/197p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-02-250150-2

紙の本

アクアポリスQ

著者 津原 泰水 (著)

水没都市Q市の沖合に浮かび、シーチューブで本土と繋がれた巨大人工島「アクアポリス」。スーパー・サイエンス・スクールに通うタイチの前に、「J」と名乗る女設計士が現れ、突如「...

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アクアポリスQ

税込 1,540 14pt

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商品説明

水没都市Q市の沖合に浮かび、シーチューブで本土と繋がれた巨大人工島「アクアポリス」。スーパー・サイエンス・スクールに通うタイチの前に、「J」と名乗る女設計士が現れ、突如「きみは濡女を見たはずだ」と告げる。年齢も国籍も不詳のこの女は、みずからを蘆屋道満の末裔、そしてアクアポリスの守護者であると称した—。愛する街を守るため、少年は立ち上がる決意をする!ジャンルミックスの奇才が放つ衝撃のビルドゥングスロマン。【「BOOK」データベースの商品解説】

水没都市Q市の沖合に浮かぶ巨大人工島「アクアポリス」。スーパー・サイエンス・スクールに通うタイチの前に現れた、みずからをアクアポリスの守護者であると称する女設計士−。愛する街を守るため、少年は立ち上がる!【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

津原 泰水

略歴
〈津原泰水〉1964年広島市生まれ。20代を少年少女向けのペイパーバック・ライターとして過ごす。1997年より怪奇小説、幻想小説を発表。著書に「少年トレチア」「綺譚集」「赤い竪琴」など。

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評価内訳

紙の本

正直言って、打率の高さでは恩田陸より上じゃあないか、って思うんですね。ま、打席数では恩田圧勝なんですが。で、今回は海上都市での都市伝説、っていうかSFなんですが、立派です

2006/03/05 21:17

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

プロローグとエピローグに挟まれて、本文は四つにわかれ、簡単に1〜4までの番号が振ってあるだけの簡単な構成です。そのせいでしょう、目次はありません。奥付の前の頁に、カバー写真 伊奈英次、見返しイラスト 寺田亨、装丁 鈴木成一デザイン室とあり、この作品が「SF Japan」「週間アスキー」に掲載されたものに手を加えられたものだと書かれています。
見返しイラスト 寺田亨、とあるように、いつもなら殆ど見ないところにも楽しめる要素がありますから、じっくり楽しんでください。本文は200頁にも満たない作品ですが、内容は実に濃くて、文章の重さと相俟ってジュヴナイルなら10冊くらい読んだ充実感があります。
舞台は、タイトルにあるアクアポリス、要するに水上都市です。数千本のハイカーボン・ワイヤーで海底にアンカーされています。この水上の要塞は波を予見する量子コンピューターによって制御され、殆ど揺れることが無い、とされています。そこには多くの人が暮らしますが、アクアポリスの誕生の背景には、震災と大沈下を経験したQ市と、それに備えようとする国家と自治体の判断があった、ということになっています。
いわゆる自立型の海上都市なわけで、その安全な運営のためにも居住者は厳密に制限され、内地からの訪問も管理されています。要するに、定員のある巨大な船舶と考えればいいのですが、規模が違います。
で、この話はそこで12歳を迎えた、将来画家になりたいと思っているタイチこと立花太一が、母親から「学校で牛が暴れたんだって」と聞かされた場面から始ります。ただし、その直前に「アクアポリスには映画館もプラネタリウムも植物園もあるが、動物園はない。牧場もない。」という文章があります。
で、そのありえない牛を見たというのが、加土カンナです。海岸公園から小学校まで突進してって、フェンスもドームも突き破って、校庭のジャングルジムをぶっ潰したよ、というのです。その牛というのが全長は10メートルもあった、というのですから彼女の目撃譚は嘘として処理されてしまいます。
一方、タイチは学校の校庭の花壇であるものを発見します。それから5年、高校生になったタイチの前に二人の人間が現れます。一人は年齢不詳の白髪の女性で、普通なら美女、ということになるのですが、このお話ではどちらかというと痩せぎすの色気も何もない中性的なオバサンで、自分のことをJと名乗ります。もう一人がゴショウメという国土保安院の人間です。
上手いです。面白いです。しかも、文章が濃密で、それでいて美文を気取ったところがありません。SF的なセンスだって、なかなかです。正直言って、恩田陸より上なんじゃあないか、そんな気がします。少なくとも今まで読んだ作品すべてが同じレベル。しかもユーモアだって書ける。ま、恩田との差は作品数ですね。ただ、恩田の場合は波があって、出来不出来の差が大きい。それは文章にも如実に出て、平気でスカスカの文を書いたりしますもの。その点、津原は高いレベルを維持しています。この人、もっと騒がれていいですよ、ホント・・・

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