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紙の本
しなやかな熱情 (幻冬舎ルチル文庫)
著者 崎谷 はるひ (著)
画家の秀島慈英は、初めての個展に失敗し傷心のまま訪れた先で、刑事の小山臣と出会う。綺麗な容姿に似合わず乱暴な口をきく臣と会うたびに心を奪われていく慈英だったが、この感情が...
しなやかな熱情 (幻冬舎ルチル文庫)
しなやかな熱情
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- 税込価格:5,631円(51pt)
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商品説明
画家の秀島慈英は、初めての個展に失敗し傷心のまま訪れた先で、刑事の小山臣と出会う。綺麗な容姿に似合わず乱暴な口をきく臣と会うたびに心を奪われていく慈英だったが、この感情が何なのかはわからない。ある日、偶然目撃した事件のせいで狙われ怪我をした慈英に、臣は思わず迫るのだが…!?ノベルズ版と商業誌未発表作品を大幅加筆改稿で待望の文庫化。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
出会いとはじまり
2015/12/17 18:18
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
じえおみシリーズの1冊目。
慈英と臣の出会いが事件を絡めて書いてあり、心を痛めた慈英が正義感あふれる臣の素直さに元気を取り戻していく様子が嬉しくなる。臣も変わった画家の慈英との出会いで心の隙間を埋めるのが痛々しくも切ない。今後の二人の行く末を見守りたくなる一冊でした。
電子書籍
慈英と臣の始まり
2020/11/21 18:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ひめやかな殉情』に続きシリーズ2冊目だけれど時系列的にはこちらが先で、慈英と臣の出会いと始まりの話
慈英は」「好きな絵を描ければそれでいい」と狭い世界で自己完結してきたせいで、世の中の汚い面を見せつけられて立ち位置を見失っていた
そんな慈英が旅先で事件に巻き込まれ、臣に出会ったことから彼自身が変わっていく
意地を張って空回りする臣は哀しい過去が原因で素直になれない
否定される前に諦める、露悪的な臣の素直になれない想いが切ない
見た目は年齢より落ち着いていて大人な慈英もまだ大学を出て一年のひよっこで、傷つき頑なな臣を包み込み、受け止め癒すだけの器量はまだないこれからだ
手探りで幸せへの道を二人で見つけていくのだと思うと期待に胸が膨らむ
電子書籍
才能の代償に欠落しているもの
2016/02/02 22:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:FlozenLychee - この投稿者のレビュー一覧を見る
天才であるがゆえに、絵以外のものに執着心のない慈英。
慈英の目線で話が進むのですが、前半の慈英は茫洋とした印象でした。
他人に対して、あまり怒りを感じない。
自分に被害が及ばないなら、他人を優先する。
‥というのは、他人に期待をしていないからなんだろうな。
対照的なのが慈英が旅先で出会う刑事・臣。
喜怒哀楽が激しく、くるくる表情が変わる。
慈英は「静」の象徴で、
慈英が憧れる照映も臣も情熱的な「動」の象徴で、
慈英は自分にないものに無意識に惹かれたんじゃないかな。
慈英はほぼ初対面から臣のことを意識してるんだけど、
臣がいつから慈英を恋愛対象にみていたのか、本編ではわかりません。
臣の気持ちは、同時収録の「さらさら。」で詳しく描かれています。
こちらは臣目線です。
自身の過去のせいで自己評価の低い臣が
慈英に溺愛されて幸せになればいいなと思います。