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紙の本
黒衣の公爵 (もえぎ文庫)
著者 剛 しいら (著)
隣国との和平交渉の特使として、ただひとりの付添人アンディをつれ、南紅大国に向かうシオン・ド・オルレアン。北青王国の王子として生まれ、類まれなる美貌と優れた人格を持つシオン...
黒衣の公爵 (もえぎ文庫)
黒衣の公爵
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商品説明
隣国との和平交渉の特使として、ただひとりの付添人アンディをつれ、南紅大国に向かうシオン・ド・オルレアン。北青王国の王子として生まれ、類まれなる美貌と優れた人格を持つシオンだが、別名は「黒衣の公爵」—。彼を愛した者は、みな死んでいったからだ。不吉な運命を抱くシオンを迎えた国王・天人は、シオンの運命と自分の強運、どちらが勝つか賭けようという。それはシオンを愛するということに他ならないのだが…。宮廷を舞台に、華麗に展開する愛の物語。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
SF?ファンタジー?泣けます!
2008/04/07 13:47
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カイト - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容:隣国との和平交渉の特使として、ただ1人の付添い人アンディをつれ、南紅大国に向かうシオン・ド・オルレアン。北青王国の王子として生まれ、類まれなる美貌と優れた人格を持つシオンだが、別名は「黒衣の公爵」。彼を愛したものは、みんな死んでいったからだ。
不吉な運命を抱くシオンを迎えた国王・天人は、シオンの運命と自分の強運、どちらが勝つか賭けようという。それはシオンを愛するということに他ならないのだが・・・。
地球人がコンピューターのアダムとイブと共に別の星に移住して、500年後のお話です。中世的な衣装の貴族とかが出てくるかと思えば、精巧な人間型ロボットが出てきたり、昔と近未来が混在したようなシチュエーションが面白いです。死神に愛された王子・シオン(自分を愛した人は次々と死んでゆく)と野生的な太陽のような王・天人の恋。純愛っぽいですかねぇ。泣ける場面も結構ありますし・・・。
やっと幸せを手に入れたシオン、このまま幸せになってほしいけど・・・。
イラストがきれいだし、内容もいいとくればお得ですよ!
紙の本
秀逸なSFファンタジー作品
2021/02/22 06:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
今更ながら作者さんの作品読み漁っているのですが、
このシリーズなんで今まで避けていたのだろうかと
読み始め1ページで思いました。
激しく今まで読まなかったことを後悔させられた作品
これBLというジャンルにいますが、SF小説です。
SFファンタジーっていうのが一番しっくりくるかしら。
そちらのジャンルに置くべき作品だと思います。
綿密に描かれる世界観
女性のひいては人類の出生率の低下とか
コンピューターの有り様
(アダムとイブという皮肉さもあり)
コンピューターと人間の関係
ロボットとの関係
ちなみにロボットのタウとマウは
お供のアンディ(人間)とともにこの物語の癒しです(笑)
作者さんの硬質な文章で
世界観がしっかり描かれているので、
その世界にしっかり入り込めます。
人間については現在と過去が縦糸と横糸のように描かれる。
過去と現在は密に織り上げられていく。
北青王国で黒衣の大公と言われる白皙の公爵シオンと
南紅王国国王・天人
子供時代のシオンの愛らしさに私完全にノックアウト状態です。
(このシーンの珠黎さんのイラストも素晴らしくてもう悶絶ものです)
ケーキを飛び鼠にとられるのではって思って半泣きになる顔みたら
天人も一発ノックアウトでしょう。
(膝にのせてしまうものね!)
「くれないかしら」と欲し、「攫いにいく」と言わしめる。
で、シオンはそれを支えに
その後の狂気と苛烈な環境で生き延びていくことになる。
父王も長兄(特にこの人)はちょっと溺愛と執着がひどすぎる。
エドワードの狂気の嵐に巻き込まれて
ぼろぼろ状態の中よくシオンは生き延びたと思います。
その他色々と過酷なめにあってからの再会。
色々なわだかまりがありながらも
二人が寄っていくのは順当なのですが、
いきなり婚姻までなだれ込みましたよ。
天人の迷いなしの行動力は拍手です。
しかも暗殺者と自ら戦うことまでする。
でも、シオンの辛い状況を知っていても
助けにいかなかったのも事実ですが、
それを開示する勇気もある。
やはり、王の器ということでしょうか。
シオンには辛いことでしょうけど。
でも、暗殺者と戦って、
その後で自分たちの披露宴を眺める姿は
辛い時期を乗り越えられた感があふれていて
とても良かったです。
ちなみに天人が自分を「天人は」って称するのが
そわそわするくらい良いです。
それと、詳細は書きませんが、
この巻のラストは秀逸でした。
・・・すぐに次の巻を読みたくなる作品です。
(シリーズそろえてから読むことをオススメします)
電子書籍
はじめて
2018/12/30 16:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かなぶん - この投稿者のレビュー一覧を見る
剛しいら先生、ずっと気になっていたのですが初読みです。
なるほど、SF的文章をしっかり楽しんで読ませてくれる先生ですね。
エロは少し物足りなかったかも。