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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 10件
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  • カテゴリ:小学生
  • 発売日:2006/02/16
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波少年文庫
  • サイズ:18cm/299p
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:4-00-114135-3
文庫

紙の本

牛追いの冬 新版 (岩波少年文庫)

著者 マリー・ハムズン (作),石井 桃子 (訳)

ランゲリュード農場の四人きょうだいは冬を迎えました。楽しいクリスマス、スキーやボーイ・スカウトごっこ…わくわくすることがいっぱいです。ノルウェーの美しい自然と愛情ゆたかな...

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牛追いの冬 新版 (岩波少年文庫)

税込 836 7pt

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商品説明

ランゲリュード農場の四人きょうだいは冬を迎えました。楽しいクリスマス、スキーやボーイ・スカウトごっこ…わくわくすることがいっぱいです。ノルウェーの美しい自然と愛情ゆたかな家庭から生まれた『小さい牛追い』の続編。小学4・5年以上。【「BOOK」データベースの商品解説】

ランゲリュード農場の4人兄弟は冬を迎えました。楽しいクリスマス、スキーやボーイ・スカウトごっこ…。わくわくすることがいっぱいです。ノルウェーの美しい自然と愛情豊かな家庭から生まれた「小さい牛追い」の続編。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

マリー・ハムズン

略歴
〈マリー・ハムズン〉1882〜1969年。ノルウェー生まれ。洗練された都市生活を否定し、自ら原始的な農民の生活をした。著書に「小さい牛追い」など。

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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.4

評価内訳

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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

ノルウェーのクリスマス

2016/05/04 09:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

北欧に暮らす牛追いの生活が生き生きと伝わってくる1冊だ。大自然の美しさだけではなく、物質的な豊かさを否定しているようにも感じた。

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紙の本

笑い声と暖炉の暖かさに包まれたクリスマス。

2011/12/16 21:26

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「小さな牛追い」、「牛追いの冬」を読んで、
これらのお話の、天性のユーモアにおおいに惹かれた。
翻訳の石井桃子による力も大きいのだろうけれど、
心地のいい笑いがそこかしこに用意され、思わずクスッとしてしまう。
ノルウェーに牧場を持つランゲリュード家でのびのびと育つ4人きょうだい。
オーラとエルナールという男の子に、インゲリドとマルタという女の子。
とくに男の子たちには、いつだって危なっかしくてどきどきさせられる。

長男のオーラはいつだって自分が一番でいたいのだ。
だけど実際に一番年上だから、面倒見はいいほうなのだ。
次男のエルナールは要領がいいというか、小ずるいところもあるのだが
やはり兄貴には頭があがらないところがある。
このふたりはいつだってライバルだ。男のきょうだいってこんなふうなのかなぁ。

興味深かったのは、クリスマスのごちそうとして殺そうとしていた子牛を、
このきょうだいたちが救い出す場面だ。
オーラもエイナールも子牛を殺さないでくれと父親に嘆願するが、聞き入れてもらえない。
そこで、エイナールはある計画を立てる。
それは兄オーラと、ともだちのヤコブを巻き込まずにはいられない計画だったが、
三人は男の誓いを固く立てて、秘密裏にこの計画を実行した。
それは、ランゲリュード家からオーラがこっそりと子牛を連れ出し、
ヤコブの家の(目立たない)羊の柵のなかに子牛を押し込めておくこと。
しかもそれは、最近はやりの家畜どろぼうのしわざにするということ。
子牛は無事に生きながらえ、奇しくもミラクルと命名された・・・・・・。
三人の男の子が大笑いをこらえて成功を喜び合ったその日の夜。
弟は兄に尊敬の意さえ込めながら感謝を伝えるのだが、
兄はここで落語のような切れ味のいいオチをつけたひと言を放つのだ。
「俺がやさしいだって?こっそり子牛をよそへ持って行った俺が?
そんなこと言ってると、お前はほんとのどろぼうになるぞ!」
そう。全編にながれるユーモアは、落語に通じるものがある。
たまたま見たテレビで立川談志のことをやっていたのだが、
これは、ハムズンの「牛追い」シリーズに通じている!と納得してしまった。
というのは、談志の箴言。『落語は人間の業を肯定する』という意のもの。
人間の持つ弱さやみにくさを肯定し、笑いにするという・・・・・・。
「小さな牛追い」「牛追いの冬」には、子どもたちのありのままが描かれる。
そこには、兄を出し抜こうと策略する弟(!)の姿やその逆もあり、
女の子たちの見栄の張り合いもあり、楽をしようとする嘘もある。
すべてをひっくるめて、とんでもない悪意こそ存在しないけれど、
いつも大人の言いなりではいられない。
子どもだって本気で生きようとすればハードボイルドなのだ、
という世界でもある。
(かわいらしいものだけど)嘘とか策略をユーモアでくるみ込み、
エピソードに笑えるようなオチのせりふをつけるハムズンの物語は、
だから、大人が読んでもじゅうぶんにおもしろいのだ。

そんなにぎやかなランゲリュード家のクリスマスは、温かい。
ほかほかのオーブン料理の湯気と、子どもたちの熱気と興奮、
そして色々なものを包容(抱擁でもある)する両親のやさしい視線。
クリスマスはたくさんの準備に追われ、子どもたちもお手伝いに忙しい。
女の子たちはおかあさんのお菓子を焼く用意にいそしんでいる。
男の子たちは、薪や水汲みなどの力仕事。
そして彼らは家族に贈るプレゼントの商談もしていた。
相談ではない、商談なのだ。
オーラとエイナールは、たいていの場合オーラが、
エイナールの持ち物をうらやましく思い、手に入れようとして
自分の持っているもの、または少額の金銭と交換しようと言い出す。
エイナールは、はじめはイヤだと思うのに、
交換の行為そのものに魅力を感じるため、応じてしまうのだった。
交換が終わるとエイナールはもうプレゼントを母親に見せたくてたまらない。
お菓子焼きで、てんやわんやの現場へエイナールが声をかける。
女の子たちはそれを聞いて泣き出してしまう。
自分たちはプレゼントを用意していないし、用意するお金もないからだ。
おかあさんは、心を込めて絵を描きなさいと姉妹にアドバイスする。
こういった温かなエピソードも、もちろん盛りだくさんなのである。

ユーモアとかウィットというのは、高度な技だと思う。
味わいの深い笑いというのは、簡単には生まれない。
この本には極上の笑いが惜しげなく散りばめられているのだった。

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2012/01/16 12:56

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2010/09/21 09:54

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2011/10/18 20:47

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2016/01/15 18:38

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2018/01/28 22:08

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2022/02/18 18:15

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