サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.6 12件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×

紙の本

出口のない部屋 (ミステリ・フロンティア)

著者 岸田 るり子 (著)

私に差し出されたのは「出口のない部屋」という題名の原稿。「読ませていただいてよろしいですか?」彼女はロボットのように無表情のまま頷いた。それは、一つの部屋に閉じ込められた...

もっと見る

出口のない部屋 (ミステリ・フロンティア)

税込 1,650 15pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

私に差し出されたのは「出口のない部屋」という題名の原稿。「読ませていただいてよろしいですか?」彼女はロボットのように無表情のまま頷いた。それは、一つの部屋に閉じ込められた二人の女と一人の男の物語だった。なぜ、見ず知らずの三人は、この部屋に一緒に閉じ込められたのか?免疫学専門の大学講師、開業医の妻、そして売れっ子作家。いったいこの三人の接点はなんなのか?三人とも気がつくと赤い扉の前にいて、その扉に誘われるようにしてこの部屋に入ったのだった。そして閉じ込められた。『密室の鎮魂歌』で第14回鮎川哲也賞受賞の岸田るり子が鮮やかな手法で贈る、受賞第一作。【「BOOK」データベースの商品解説】

私に差し出されたのは「出口のない部屋」という題名の原稿。それは、1つの部屋に閉じ込められた2人の女と1人の男の物語だった。いったいこの3人の接点は何なのか−。鮎川哲也賞受賞作家が鮮やかな手法で贈る傑作ミステリ。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

岸田 るり子

略歴
〈岸田るり子〉1961年京都市生まれ。パリ第七大学理学部卒業。2004年「密室の鎮魂歌」で鮎川哲也賞を受賞。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー12件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

タイトルは変えたほうがいいかも

2006/07/17 17:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

作中作のミステリー。
女流作家から「出口のない部屋」という原稿を、編集者は受け取ります。そのなかで、ふたりの女性とひとりの男性が、出口のない部屋に閉じ込められています。
サルトルの「出口なし」を元に作られた、という設定。が、それを知っていると、この「出口のない部屋」がどんな部屋なのかわかってしまうし、知らないとタイトルに裏切られた気分になる。
しかも「出口のない部屋」のストーリー上の必然性が生まれない。三途の川の前でも、閻魔大王の前でも、物語は成立します。
ただ著者の自己満足だけですね。
それでも、この三人の物語が交互に語られ、最後には繋がっていくプロットとストーリーには、惹かれます。
閉じ込められた三人の物語はおもしろい。
免疫学専門の女性研究者・夏木祐子は、ふたりの子どもも優秀で自立していて、鼻が高い。大学での地位もほぼ安泰。ただ、同じ研究室の後輩が人間関係につまづき、医者としても研究者としてもキャリアを投げ捨てかねない。学部長教授の娘である彼女だけが、祐子の気がかり。
新人賞を取って作家デビューした佐島は、その時の選考委員である大御所の女流作家・佐智子と結婚した。20歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれていると、ハンサムな佐島がテレビや雑誌で語るのは絵になり、作家よりもそちらの仕事がメインになりつつある。また、自分の新作はことごとく佐智子の添削を受けて、ようやく世間に認められるレベルだ。だがヒットしているとは言い難い。
平凡な開業医の妻におさまった鏡子は、夫の連れ子を医者にし、小さな幸せをつかんだ。しかし半年に一度、自分が16年前に捨てた娘から、お金の無心のはがきが届く。教養のない、幼い内容だ。しかも、本当は捨てたのではなく、あの子が勝手に出て行ったのだ。それを姑に見られるのが情けなく、嫌だった。
ひとつひとつの物語は、それほど新鮮味はないのですが、でも読ませる筆力があります。人間らしい戸惑いや逡巡がちりばめられているのですが、物語がもたついたり、つまらなく感じさせることがない。
無理にミステリーを書く必要はないでしょう。人間描写に優れた作家なので、いろんな分野の小説を読んでみたいですね。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2006/08/28 22:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/11/02 23:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/12/09 09:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/05/22 15:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/12/30 21:55

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/09/15 13:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/09/30 12:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/10/23 10:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/08/25 22:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/07/04 11:49

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/06/10 13:53

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。