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読割 50
紙の本
武者とゆく (講談社文庫)
著者 稲葉 稔 (著)
剣術指南役を解かれ、手習い所を開いた桜井俊吾。大火で妻子を失い、今は拾った子犬とつましい暮らしを送っていた。だが男に攫われる寸前、川に飛び込んだ女を助けたことで生活は一変...
武者とゆく (講談社文庫)
武者とゆく(一)
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商品説明
剣術指南役を解かれ、手習い所を開いた桜井俊吾。大火で妻子を失い、今は拾った子犬とつましい暮らしを送っていた。だが男に攫われる寸前、川に飛び込んだ女を助けたことで生活は一変。執拗な男は、周囲の人間の命を容赦なく奪いながら二人の身近に迫ってくる。時代小説に新しい風が吹く。【「BOOK」データベースの商品解説】
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電子書籍
通俗作品
2021/12/06 09:50
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投稿者:tam - この投稿者のレビュー一覧を見る
桜井俊吾という武士が肥後の宇土藩を追われ、江戸で浪人となっているうちに殺人事件に巻き込まれるストーリー。
出来事の表面をいかにもありそうに追っているだけで、内容に深みがない。殺人犯の特異な性格も解明が不十分でよく分からない。反面、テンポはわりと軽快でどんどん読み進めることが出来る。
落語でも漫才でも20年ほど前と比較すると劣化が甚だしいが、この作品もその例を実証するものになっている。