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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2006.5
- 出版社: 原書房
- サイズ:19cm/261p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-562-04000-9
紙の本
〈ことば〉の仕事
誰もが情報を発信できるいま、「言葉をあつかう仕事」のなかでは何が起きているのか。そして何ができるのか。最前線の批評家、研究者、出版人へのインタビューから探る、言葉の方法論...
〈ことば〉の仕事
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商品説明
誰もが情報を発信できるいま、「言葉をあつかう仕事」のなかでは何が起きているのか。そして何ができるのか。最前線の批評家、研究者、出版人へのインタビューから探る、言葉の方法論の現在。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
小熊英二 | 小熊英二 述 | 10-36 |
---|---|---|
山形浩生 | 山形浩生 述 | 38-65 |
佐々木敦 | 佐々木敦 述 | 66-91 |
著者紹介
仲俣 暁生
- 略歴
- 〈仲俣暁生〉1964年東京生まれ。批評家、編集者。早稲田大学政治経済学部卒業。『シティロード』等の編集を経て、文筆活動に入る。著書に「ポスト・ムラカミの日本文学」等。
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紙の本
内容紹介
2006/04/21 17:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:原書房 - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰もが情報を発信できる時代となったいま、「言葉をあつかう仕事」のなかでは何が起きているのか。そして何ができるのか。最前線の批評家、研究者、出版人へのインタビューから探る、言葉の方法論の現在。
【著者紹介】
批評家、編集者。1964年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。情報誌『シティロード』、コンピュータ文化誌『ワイアード』日本版、出版文化誌『季刊・本とコンピュータ』などの編集部を経て、現代文学からインターネットにいたる同時代の表現を幅広く論じる文筆活動に入る。著書に『極西文学論Westway to the World』(晶文社)、『ポスト・ムラカミの日本文学』(朝日出版社)、共著に『オンライン・マガジンを読み倒す』(トランスアート)、編著に『いまの生活「電子社会誕生」』(晶文社)がある。
大野純一(おおの・じゅんいち)
写真家。1968年、兵庫県生まれ。’90年「期待される若手写真家20人展」(パルコ主催)でメインビジュアル入選。’95年、朝日広告賞写真賞受賞。広告、雑誌、映画スチールなど幅広い媒体での人物撮影を主な活動としながら、ライフワークの撮影を続ける。作品集に『Helix』(みずき)、『花のはなし』『東京サーカス』(共にビブロス)などがある。多摩美術大学と学校法人東京ビジュアルアーツで非常勤講師も務める。
【目次】
小熊英二
〈引用〉と〈対話〉のインプロヴィゼーション
山形浩生
〈自由〉であることの〈価値〉はいくらだろう
佐々木敦
〈インディペンデント〉かつ〈マイペース〉であるために
小林弘人
ベンチャーで〈出版〉するための条件
水越伸
メディアの〈生態系〉を〈環〉でつなぐ
斎藤かぐみ
ネット上の〈翻訳新聞〉で伝えたいこと
豊崎由美
ブックレビューから愛をこめて
恩田陸
偉大なる〈エンタテインメント〉へのオマージュ
堀江敏幸
〈所属不明〉であるために移動しつづけること
紙の本
「ことば」を生み出す人びとの来歴
2008/05/23 11:03
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんいち - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書には、広い意味での「ことば」の仕事に関わる著名人へのインタビューが集められている。小熊英二、山形浩生、佐々木敦、小林弘人、水越伸、斎藤かぐみ、豊崎由美、恩田陸、堀江敏幸といった面々の、表だって活躍をする以前のキャリア、というか人生の送り方や悩み方や、やり過ごし方が、うまく引き出されていて、「ことば」についてというよりも、生き方や考え方について、実に多くのヒントを与えてくれる本になっている。
特に興味深かったのは、水越伸さんの場合だ。現在、あるいは遡って10年前には、すでに新しいメディアに関する気鋭の研究者として、その名を広く知られていた社会学者だが、そこに至るまでには、大学・職場はもちろん、専門分野を何にするかですら、ずいぶんと揺れ動いていたというから驚きだ。しかも、このインタビューがすぐれているのは、では、具体的にどのようなきっかけで、現在の道を選んだかのかまでが示されているからに他ならない。また、堀江敏幸さんにしても、あるいは、今日、目的が先立たない日々を送っている人たちには、おおきな励ましとなる内容を含んでいるように思う。