紙の本
堀江貴文が伝授する勝ち組のつくり方
2004/08/25 18:42
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投稿者:ソフトバンクパブリッシング - この投稿者のレビュー一覧を見る
近鉄バッファローズ買収に名乗りを上げた、今もっともアツい男・堀江貴文が自らのストーリーを元にカンタンかつ賢く時価総額1000億円の企業をつくる秘訣を伝授。さらに、従業員、関係会社、買収先など“フツーの人たち”の「勝ち馬」見極めストーリーも必見!
【編集者コメント】
I時価総額1,000億を超えた株式会社ライブドアを率いる、いま世間からいろいろな意味でアツイ視線を浴びている若きアントレプレナー堀江貴文。
本書は、彼の上場までの紆余曲折のストーリーを追いながら、有限会社から、株式会社、そして上場に到るまでの会社を育てるカンタンかつ賢いやり方を1冊に凝縮した。さらに、従業員、関係会社、買収先など“フツーの人たち”がどのようにして「勝ち馬」を見極め、同世代の中でも圧倒的な人生の勝者となったのかを紹介。起業せずとも、「勝ち馬」にうまく乗り、人生の「勝ち組」となるヒントがここにある。
紙の本
カネに使われる男の悲惨な末路がうかがい知れる
2004/09/05 18:52
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
九州から上京して東大に進学したもの、誰からも相手に
されず部屋に一人引きもってパソコンをいじっていた
オタクがひょんなことから大金を手にし頭が真っ白に
なって得意になっている。しかし古人曰く「満つれば
欠ける」という。全盛時代を味わったあとは転落する
だけなのだ。堀江君はそのことが分かっていないよう
なのだ。芸能人と結婚してもネクラな努力家の東大生
とは基本的な価値観があわない。カネ以外人と結びつく
ものがないからカネが無くなれば杜子春のごとく堀江君
の周囲から人は去っていくことだろう。「むかしは
あんなにちやほやされたのに」とその時堀江君はほぞを
カムに違いない。堀江君の勘違いは堀江君が手にしている
カネは堀江君のカネでなく株主から預かったカネだという
ことなのだ。このことの意味の重大さをやがて堀江君は
思い知ることになるだろう。
紙の本
いまだに「勝ち組」にこだわる「さもしさ」に落胆!
2004/09/03 01:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:綾瀬良太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
飛ぶ鳥を落とす勢いの堀江氏の書籍とあって、早々に目を通した。
そして落胆した。彼はいまだに「儲かる」ことが人生の成功だと勘違いし、ひとつ前の時代の「勝ち組」という称号にこだわっている。浅はかでさもしい品性だ。世界的なパラダイム・チェンジが起こり、もはや「勝ち組」「負け組」という尺度など、特定の会社にしか通用しないモノサシになっている。それなのに、売上げ高よりクオリティや社会貢献度を重んじる企業は、すなわち「負け組」とする気運が、行間からいささか匂ってくる。だから「勝ち組」という単語が登場するだけで、「あれれ、それって古い価値観じゃん」と、出版社のプロモーションの仕方をいぶかしく思う。
現代人が求めているのは、人生に生きる価値を見出し、様々なシーンで自己実現をはかる「価値組」という生き方。多様な選択肢から、自分らしいライフスタイルをつかみ取り、それぞれが達成感を味わうことなのではないだろうか。
出版社は読者の非難を覚悟で、堀江氏の強烈な「拝金主義」を全面に打ち出しているのだろうが、彼にあこがれる人間が、果たして「儲ける」こと以外の、プラスマイナスと無関係の、人生の深淵を覗くような哲学にふれることができるのかといえば、はなはだ疑問だ。いや、堀江氏の器量では無理だろう。彼にそれを求めるのは酷かもしれない。私が早急すぎた。
ただし、救いはある。本書は堀江氏のような「いびつな経営者」を生み出した日本の社会を、その背景から眺めるには最適の書かもしれない。つまり、反面教師ということだ。
日本という国は、表面上は言論の自由が守られている国である。堀江氏が自らの成功を豪語しようが、それは自由だ。欲望に忠実に生きることも、とがめはしない。それでも、彼が成功を豪語すればするほど、人間が薄っぺらに見えてくるのは、どうしてだろう?
志がさもしいからか。言葉が空疎だからか。それとも、彼に欠けている資質がたっぷり透けて見えるからか。どちらにしても、「名前」で重版を企てた企画本としてなら、許容範囲といったところか。それにしても、私が落胆していることにはかわりないが。
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あまりこういったビジネス系の実用書は読んだことが無いし買ったことも無いのですが、
話題の人というだけでなく(自分は1年ほど前から知ってはいましたが・・・)、
自分が今仕事や、会社に就職するということについて考えたり悩んでいるといこともあり読んでみました。
今まで自分も漠然と感じていた、会社組織に対する疑問点などがはっきり書いてあって、考え方としてすっきりした。
また、情報産業企業の起業を通してのベンチャーの実際というのがなんとなく垣間見えた気がする。
実際の堀江さんの行った苦労というのはここに書いてあることよりもはるかに想像を絶するものだろうと思うケド・・・。(2004/11/4)
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言いたいことはわかるが、考え方に共感は出来ない。合理的であることが最も優先されるべきことではない気がした。
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何かと露出の高い時期なので流行りに遅れないように拝読。判断の速さと抜群のビジネスセンスのある人なんだと再認識。
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今かなりメディアでは、かなりセンセーショナルに捉えられているホリエモンだが、この本に書かれていることはかなり常識的だと思うし、冷徹に経営というものを捉えていると思う。
ただ、「社長にとっては、小さなままで会社を経営していくということは、大変なプレッシャーである」という気持ちはわからなくはないが、現在はその気持ちが強すぎる気がする。
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起業家の内面の歴史 前作、「稼ぐが勝ち」に比べると主張が非常にマイルドになっている。それは、やはり本書の「目的」が前作とは異なるからだ。本書の目的は非常にシンプルで、「起業をするとはどういうことか」ということを説明した著者の回顧録である。タイトルはやはり、目を引くキャッチーなものにする必要性と、たまたま著者の会社が儲かっていたから決まったのだろう。ちなみに、前作の「目的」は、「自らを鼓舞する意味も含めた社会の挑発」だろう(1次的な目的は注目度の高いうちに売り出そうということかもしれないが)。
本の話に戻ろう。先ほども述べたが、本書は基本的に著者の起業の回顧録である。そのなかでは、創業時の仲間や社員として会社に入った当時の彼女の話など非常に個人的でどろどろした話も出てくる。そして、驚きなのは、著者が自らの弱さをさらけ出しているという点である。あれほど、自信に満ちているように見える経営者でさえやはり弱さを抱えるのだということを知って、著者が身近に感じられた。本書はさらに、ヴェンチャーキャピタル、証券会社の選び方、会社の設立の仕方、社内のシステムの考え方など、著者の行った試行錯誤を基にしたアドバイスが披露されている。また、最初に作った(有)オン・ザ・エッヂの事業計画案や、株式会社オン・ザ・エッヂの事業計画書(抜粋)などが添付されていて、さらに会社を身近に感じることができるようになっている。実践的な参考書としても使えるのではないだろうか。
ちなみに、著者の他の作品も併せて特徴を述べると
「100億稼ぐ仕事術」--------仕事のやり方
「稼ぐが勝ち」----------------挑発、意識の鼓舞
「儲かる会社のつくり方」------実践編。
ということだろうか。
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リスペクトしてます。冷たい風も当たってますが、色んな意味で凄い人だと俺は思います。見る価値はあり!?
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興味本位で買ってみたはじめてのホリエモン本です。
会社を作る部分から上場まで様々に書かれています。
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間違いなくITベンチャーのリーディングカンパニー。その軌跡にはとても興味があった。IT関連に従事する私にはリアリティーのある文節が多かった。
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起業から株式上場までに起こった様々な問題を述懐。どの会社も同じような混乱を経験しているようだ。結婚に関する部分は、「シリコンバレーアドベンチャー」と比較して読むと面白いかも。
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ライブドアの堀江社長のサクセスストーリーです。
有限会社を立ち上げ株式会社を経て上場に至るまでの会社を育て大きくしていく話がとても興味深く語られています。マスコミでの刺激的な発言の目立つ堀江社長ですが、この本で語られている内容は極めてまともでオーソドックスです。
・コストがかからず、元手の少ないビジネスを探せ
・「入」を増やして、「出」を抑える
・何と言っても重要なのは営業
・日銭を稼ぐモデルを確立する
・査定は、自己評価と他社評価を交えた360度評価
・ストックとフローは、毎月半々になるようなバランスが最も望ましい
・取引先は出来るだけ分散させる
・商売の神髄はコストカットにある
また、オン・ザ・エッヂの事業計画案や定款、事業計画書、上場申請のための有価証券報告書なども興味深く読むことが出来ます。
他人に使われてばかりのサラリーマン人生に飽き飽きしている方にとって、とても刺激的で参考になる本だと思います。
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儲け方と言うよりは起業の話という印象があります。起業して会社を上場させ、莫大なキャピタルゲインを得ると言うのは良いなぁと思いました。
金持ち父さんの投資ガイドでこういうことをすれば良いってありますが、堀江さんはそれを体現した人って感じでしょうか。
実際にやっている人が「あなたにも出来ますよ」って語りかけてきている感じがするので、頑張ろうと思えます。
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ざっと目を通しただけですが、ライブドアの堀江社長は、思ったよりずっと手堅い人なんだなあというのが感想です。
経営者が手堅くなければ会社はつぶれてしまうんだろうけど、たいていの企業家の話って手堅くないものが多くて気になってました。
堀江社長の手堅さは私もなじみの深い手堅さでなんだか少し安心しました。
ライブドアは堀江社長1人で持ってる会社なんだろうとも思いました。
会社設立の流れについては失敗したこととかも書かれているので、実際に起業する場合にも役立ちそうです。
今となっては・・・?ですが・・・。