- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方 第3版 みんなのレビュー
- 堀江 貴文 (著)
- 税込価格:1,650円(15pt)
- 出版社:ソフトバンクパブリッシング
- 発行年月:2005.2
- 発送可能日:購入できません
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
紙の本
堀江貴文が伝授する勝ち組のつくり方
2004/08/25 18:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ソフトバンクパブリッシング - この投稿者のレビュー一覧を見る
近鉄バッファローズ買収に名乗りを上げた、今もっともアツい男・堀江貴文が自らのストーリーを元にカンタンかつ賢く時価総額1000億円の企業をつくる秘訣を伝授。さらに、従業員、関係会社、買収先など“フツーの人たち”の「勝ち馬」見極めストーリーも必見!
【編集者コメント】
I時価総額1,000億を超えた株式会社ライブドアを率いる、いま世間からいろいろな意味でアツイ視線を浴びている若きアントレプレナー堀江貴文。
本書は、彼の上場までの紆余曲折のストーリーを追いながら、有限会社から、株式会社、そして上場に到るまでの会社を育てるカンタンかつ賢いやり方を1冊に凝縮した。さらに、従業員、関係会社、買収先など“フツーの人たち”がどのようにして「勝ち馬」を見極め、同世代の中でも圧倒的な人生の勝者となったのかを紹介。起業せずとも、「勝ち馬」にうまく乗り、人生の「勝ち組」となるヒントがここにある。
紙の本
カネに使われる男の悲惨な末路がうかがい知れる
2004/09/05 18:52
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
九州から上京して東大に進学したもの、誰からも相手に
されず部屋に一人引きもってパソコンをいじっていた
オタクがひょんなことから大金を手にし頭が真っ白に
なって得意になっている。しかし古人曰く「満つれば
欠ける」という。全盛時代を味わったあとは転落する
だけなのだ。堀江君はそのことが分かっていないよう
なのだ。芸能人と結婚してもネクラな努力家の東大生
とは基本的な価値観があわない。カネ以外人と結びつく
ものがないからカネが無くなれば杜子春のごとく堀江君
の周囲から人は去っていくことだろう。「むかしは
あんなにちやほやされたのに」とその時堀江君はほぞを
カムに違いない。堀江君の勘違いは堀江君が手にしている
カネは堀江君のカネでなく株主から預かったカネだという
ことなのだ。このことの意味の重大さをやがて堀江君は
思い知ることになるだろう。
紙の本
いまだに「勝ち組」にこだわる「さもしさ」に落胆!
2004/09/03 01:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:綾瀬良太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
飛ぶ鳥を落とす勢いの堀江氏の書籍とあって、早々に目を通した。
そして落胆した。彼はいまだに「儲かる」ことが人生の成功だと勘違いし、ひとつ前の時代の「勝ち組」という称号にこだわっている。浅はかでさもしい品性だ。世界的なパラダイム・チェンジが起こり、もはや「勝ち組」「負け組」という尺度など、特定の会社にしか通用しないモノサシになっている。それなのに、売上げ高よりクオリティや社会貢献度を重んじる企業は、すなわち「負け組」とする気運が、行間からいささか匂ってくる。だから「勝ち組」という単語が登場するだけで、「あれれ、それって古い価値観じゃん」と、出版社のプロモーションの仕方をいぶかしく思う。
現代人が求めているのは、人生に生きる価値を見出し、様々なシーンで自己実現をはかる「価値組」という生き方。多様な選択肢から、自分らしいライフスタイルをつかみ取り、それぞれが達成感を味わうことなのではないだろうか。
出版社は読者の非難を覚悟で、堀江氏の強烈な「拝金主義」を全面に打ち出しているのだろうが、彼にあこがれる人間が、果たして「儲ける」こと以外の、プラスマイナスと無関係の、人生の深淵を覗くような哲学にふれることができるのかといえば、はなはだ疑問だ。いや、堀江氏の器量では無理だろう。彼にそれを求めるのは酷かもしれない。私が早急すぎた。
ただし、救いはある。本書は堀江氏のような「いびつな経営者」を生み出した日本の社会を、その背景から眺めるには最適の書かもしれない。つまり、反面教師ということだ。
日本という国は、表面上は言論の自由が守られている国である。堀江氏が自らの成功を豪語しようが、それは自由だ。欲望に忠実に生きることも、とがめはしない。それでも、彼が成功を豪語すればするほど、人間が薄っぺらに見えてくるのは、どうしてだろう?
志がさもしいからか。言葉が空疎だからか。それとも、彼に欠けている資質がたっぷり透けて見えるからか。どちらにしても、「名前」で重版を企てた企画本としてなら、許容範囲といったところか。それにしても、私が落胆していることにはかわりないが。