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新フォーチュン・クエスト 1−12 クレイの災難 下 (電撃文庫)
著者 深沢 美潮 (著)
こんにちは、パステルです!クレイのお母さんから気になる手紙が届いて、ドーマに帰ったわたしたち。ドーマで待っていたのは、クレイの婚約者・サラが謎の病気にかかっていて、1ヶ月...
新フォーチュン・クエスト 1−12 クレイの災難 下 (電撃文庫)
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商品説明
こんにちは、パステルです!クレイのお母さんから気になる手紙が届いて、ドーマに帰ったわたしたち。ドーマで待っていたのは、クレイの婚約者・サラが謎の病気にかかっていて、1ヶ月の命だという診断だった。なんとか「奇跡の花」という特効薬があることを突き止めて、花が咲くというギルニー山脈のダンジョンに向かったんだけど…。道中、クレイが“謎の行商人”に間違えられて投獄!(トホホ)仕方なくクレイを残し、ようやくダンジョンに着いた…と思ったら今度は風が邪魔をしてダンジョンの中に入れない!?ど、どうすればいいの!?サラの命を救うクエストの完結編。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
本当に大好きなんです。だからこそ苦しいんです。
2006/07/09 23:33
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒポちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦士クレイの婚約者であるサラの命を救うための冒険の、待ちに待った下巻の登場。謎の病気で余命幾ばくもないという状態のサラ。唯一の特効薬である「奇跡の花」を求めて一行はダンジョンへ向かうが、ハプニング続きでそう容易く事は進まない。
この下巻では、ウィンドウォールという風のモンスターが行く手を阻むダンジョンに、どうやって進入するかという、弱り顔の主人公パステルたち一行の場面から始まるわけだが、上下巻を通して今回の物語は、正直、もやもやした気持ちが残った。
上巻を読んだ時点では、クレイの試練を乗り越えての成長物語だと思っていたが、下巻まで読んでみると、なんだか違う気がする。クレイの活躍(というか登場自体)が見られるのが後半以降と少なかったからかもしれないが、彼の成長物語にしては中途半端になってしまった感が否めない。
そして、身近な人の命がかかっているというわりには、どこか緊張感が足りなく、奇跡の花がなかなか手に入らないイラ立ちなどがイマイチ感じづらかった。
フォーチュン・クエストの作品性から、最後にはハッピーエンドになるだろうと読者側が思っていることは百も承知なのだから、そうであったとしても、本当に助かるのか?と読者を不安に思わせるほどのギリギリの何かが欲しかったと思う。「大魔術教団の謎(上・下巻)」の時のような。
否定的な感想になってしまったけれど、決して面白くなかったわけではないし、山あり谷ありの起伏も充分にあったと思う。いつものフォーチュン・クエストらしいといえばそうだけれど、いつも通りのテンションではなく、人命がかかった今回だけは一歩飛び抜けたフォーチュン・クエストが読みたかったと思うのだ。
本当に大好きで毎回新刊を楽しみにしている作品なのである。大好きな作品を絶賛できないこの心苦しさをわかってもらえるだろうか。ファン歴13年の者の声でした。
紙の本
少し急ぎ足の展開
2006/06/09 18:13
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
「クレイの災難」の完結編
ダンジョン有り、バトル有り、恋愛有りとなかなか派手な展開
今回のストーリーは人の命が懸かった時間制限有りなので、いつものほのぼのは控えめで、少しリズムが違うかもしれません
パステルの勘が冴え、ルーミィが大活躍といった感じ
少しだけルーミィの秘密が明かされますが、むしろ謎が深まりました
キャラクター達が少しずつ成長してゆきつつ、物語は大きく揺れ動きますが、彼らの終着点はまだまだ見えてきませんね