サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.6
  • 出版社: 法政大学出版局
  • サイズ:20cm/503,9p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-588-00848-X
  • 国内送料無料

紙の本

悪の記憶・善の誘惑 20世紀から何を学ぶか (叢書・ウニベルシタス)

著者 ツヴェタン・トドロフ (著),大谷 尚文 (訳)

20世紀の悲劇の源となったナチズムと共産主義。このふたつの全体主義に共通する科学万能・ユートピア思考が善悪二元論による排外主義に帰結した経緯を辿りつつ、批判的ヒューマニズ...

もっと見る

悪の記憶・善の誘惑 20世紀から何を学ぶか (叢書・ウニベルシタス)

税込 5,830 53pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

20世紀の悲劇の源となったナチズムと共産主義。このふたつの全体主義に共通する科学万能・ユートピア思考が善悪二元論による排外主義に帰結した経緯を辿りつつ、批判的ヒューマニズムを貫いた人々に未来への可能性を探る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ツヴェタン・トドロフ

略歴
〈ツヴェタン・トドロフ〉1939年ブルガリア生まれ。構造主義的文学批評の先駆をなす。91年「歴史のモラル」でルソー賞を受賞。国立科学研究所(CNRS)の芸術・言語研究センターで指導的立場にある。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

全体主義と民主主義を比較しながら人間がその本質として有する悪と善に関する論考

2016/10/05 20:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぶんチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

言語学者としての緻密な論理的言説によって、20世紀が有した極めて広範で多様な問題を扱い明晰に論じている。その中で、民主主義の有する様々な理論的・現実的弊害についても議論しながら、全体主義の目撃者である次の6人の活動、ならびに彼らの作品の中で扱われた悪と善に関する考察を解釈し記録している。

    ワシーリー・グロスマン、マルガレーテ・ブーバー=ノイマン、ダヴィッド・ルーセ、プリーモ・レーヴィ、ロマン・ガリ、ジェルメーヌ・ティヨン
 
 彼らはいづれもユダヤ人としての故なき迫害(ソビエトとナチスの強制収容所への収容も含まれる)を被りながら、人間が悪を実現する存在であることを“正しく”認識し、それと同時に、 “人間は素朴な意味における善を行い、それを具体的かつ個人的アイデンティティにおいて受け入れ、人間であることを行動の究極の目的として、他者を愛おしむものである”と捉えた。

 そして我々がなすべきことは、“人間は限りない悪と限りない善の間のグラデーションである”ことの意味の本質を、多くの事実に基づいて認識し記憶し続けることであり、それによって他者との関係性において、またわれわれ自身の中において、善へと誘惑され導かれ、 “20世紀に生まれた全体主義という悪に蹂躙された過去は記憶しなければならず、それにより善とは何かを認識し、善を実行することの重要性が導かれていく”とする。

 本の構成は次の通り。
   「プロローグ―世紀末」、「1 世紀病」、「ワシーリー・グロスマンの世紀」、「2 比較」、「マルガレーテ・ブーバー=ノイマンの世紀」、「3 過去の保存」、「ダヴィッド・ルーセの世紀」、「4 記憶の用法」、「プリーモ・レーヴィの世紀」、「5 現在における過去」、「ロマン・ガリの世紀」、「6 民主主義の危機」、「ジェルメーヌ・ティヨンの世紀」、「エピローグ―世紀の始まり」

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。