宇宙のみなしご （フォア文庫）

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読み終わって、自分もすごく、前向きになれるような気がしてくる、元気になれる1冊。陽子を含めた4人の登場人物が、それぞれ、考えたり悩んだり、そして、自分で答えを出していく姿が、潔い。

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妹弟が大好きです！！
読んだ後は、屋根に上りたくなります笑。
読んだ後がとてもすっきりする話です。

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私たちはみんな、宇宙のみなしごだ――

真夜中の屋根登り。
それはただの遊びだけど、そこに含まれる思いに、強さと愛しさを感じる。

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「僕らはきっと宇宙のみなしごなんだ……。」
仲良し姉弟の陽子とリンは真夜中屋根を登るという遊びを考えついた。
ひとつひとつの言葉にジーンと泣けるストーリー。心が温かくなる本でもあります。今の生き方、生活の見方が変わるそんな一冊です。

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こいつをただの児童書だなんて思ってなめてかかって読まなかった奴が万が一この世界にいたとしたら指差して大笑いしてやってもいいと思う。（むしろそんな奴に読ませるのは勿体無いので放置してもいい）屋根に上るのって、ちょっと昔憧れてたりしてそういう設定も心を擽る。

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屋根のぼりがやりたくなります。森絵都さんから生み出される文章は、なんでこんなに心にキモチイイんやろうって思います。忘れかけてたわくわく感。

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仲良し姉弟、陽子とリン。両親が仕事で留守がちのため2人で過ごすことが多くなり、2人だけの遊びを考えるようになる。そんな2人が考え出した最も新しい遊びは、「屋根に登ること」だった。

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このお話、凄く好きです。
こういう変わった題材って読んでいても訳が分からないのが結構多いんですが、このお話は厭きることなく読めました。
明暗もはっきりしていて、想像しながら読む事が出来ました。

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これは学校の図書館でテスト前に行ったときにみつけてもともと森絵都さんのファンだったのでテスト前だっつうのに読みふけった作品です、読んだ次の日から数週間はひとり屋根の上に上る計画を本気でたててたっていう（…）それぐらい屋根に上りたくなる話です。個人的にキヨスクのキャラが凄く好き。森絵都さんが書く児童書はみんな大好きです。最後とか凄く好き。主人公のべらぼうなかっこよさとかも好きですね。とりあえず森絵都さんの児童書の中でも特にお勧めのひとつです。

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2007/10/14
今まで読んだ森絵都の中ではまあ普通。
この後どうなったのか知りたいけどどうなったのかなぁと想像するのもたまにはいいか。
たぬきは見に行けたと思うな。

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本の厚さの割に、値段の割に、短かった。そして児童書の割に、すばらしかった。できたら中学生の内に出会っていたかった一冊だけど、高校生の私の心にもしっかり響きました。カラフルでも思ったけど、森さんの文章は凄い引き込まれてしまう。それはキャラクターが一人残らず魅力的だからだと思う。キオスクとか、実際に居たら絶対嫌いだと思うけどねえ。何だか憎めないのよ。

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中学生の頃によく読んでいました。読みながら、どこか支えになってもらっていたように思います。繊細で冷静で、夢も現実も知っているような、思春期独特の感性があるように思います

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この本は読んだ後無性に屋根の上に登りたくなります。笑
森絵都さんらしい文体で、淡々としてるけど人間味があったり、すごく考えさせられます。

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初めて森絵都さんの本に出会ったときの衝撃は忘れられません。題材の新鮮さに本気で驚いた当時の私は、まだ中学生。それ以来ずっと大好きな作家さんです。

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きれいな部分だけを見せるのではなく、
ちゃんと現実を見据えた上で描かれた児童書。
それだけに、現実に立ち向かう意外なラストは、
きれいなだけのものでは味わえない爽やかさを備えています。