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紙の本
二島縁起 (創元推理文庫)
著者 多島 斗志之 (著)
五つの島々をまわって数人ずつ客を拾い、合計二十五人を輸送してほしい、但し目的地は全員が乗船するまで秘密—奇妙な依頼の目的は?潮見島と風見島、瀬戸内海に浮かぶ二つの島の対立...
二島縁起 (創元推理文庫)
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商品説明
五つの島々をまわって数人ずつ客を拾い、合計二十五人を輸送してほしい、但し目的地は全員が乗船するまで秘密—奇妙な依頼の目的は?潮見島と風見島、瀬戸内海に浮かぶ二つの島の対立に心ならずも巻き込まれた海上タクシー船長・寺田の前に、さらに不審死の謎が立ち塞がる。冒険小説趣向や歴史の謎を取り入れた傑作ミステリ、初文庫化。『多島斗志之コレクション』第二弾。【「BOOK」データベースの商品解説】
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<Between Two Islands>という英題にニヤリ。
2016/08/20 06:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
神戸市海側に住んでいながらいまいちよくわからない瀬戸内海を、この作品が一気に身近なものにしてくれました。 ありがとう!
主役は、あまりなじみのない海上タクシー。
小さな離島が多いというのは、やはりその環境にいないとわからないことが多すぎる。
あらすじを単純に説明しちゃうと二時間ドラマみたいになっちゃいはするんだけど、それでもミステリ的にフーダニットにきっちり意外性を持たせているところがさすがなのです。私はミスリードに何度も引っ掛かりました(多分違うよなぁと感じながらも、でもそうなるような気もする~、とひとつ事実がわかるたびに誘導されまくり)。
主人公のキャラが立っているので、他の登場人物たちも実在するかのような不思議なリアリティ。
おかげで(それほど長い話ではないせいもあるけれど)、一気読みでした!
やはり多島斗志之はすごい!(2010年1月読了)