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商品説明
このバスから、誰も降りることはできない。そう、東京タワーに着くまでは—!同時多発バスジャックという誰も見たことのない戦慄が、いまエンジンを始動する。【「BOOK」データベースの商品解説】
このバスから、誰も降りることはできない。そう、東京タワーに着くまでは−。少年たちによる「同時多発バスジャック」という、誰も見たことのない戦慄が、いまエンジンを始動する!【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
山田 悠介
- 略歴
- 〈山田悠介〉1981年生まれ。2001年に自費出版としてスタートしたデビュー作「リアル鬼ごっこ」がベストセラーとなる。他の著書に「スイッチを押すとき」「レンタル・チルドレン」など。
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書店員レビュー
インターネットで知り...
ジュンク堂書店京都BAL店さん
インターネットで知り合った少年たちが、バスジャックにより東京タワーへと向かうシーンが少しクドいような気もしましたが、東京タワー到着後の展開には驚かされました。
山田悠介の他の作品に較べると、エンディングがやや肩透かしに近い気もしますが、十分ハラハラできる作品だとおもいます。
京都BAL店文庫新書担当
紙の本
スリルが溢れる作品はらはら
2006/07/18 19:32
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:RIO - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は友達がかしてくれたのをきっかけに読んだ。
いつもスリル溢れる作品なので今回もスリルを求めて目を通したところやはりいつものように読みやすくページがどんどん進んでしまう作品だった。
主人公達…というよりは実行犯、はネットをきっかけにして集まった仲間。この実行犯達が日々の世の中、先生、学校の生徒、周りの全てに持っている「ムカツク」という感情を爆発させ様々な所からバスジャックをして一箇所に集まるべく色々な問題を起こしながらも行動するというストーリー。
バスジャックしているはずなのにやけに優しく見えてしまうところのある実行犯達…たしかに中には凶悪といえる人も居たが、純粋なだけでありただ自分を取り巻く環境が認められないような可愛さのあるどこか憎めない人もいる。酷く日常とはかけ離れているシーンのはずがなぜか本当に起こってしまいそうに感じてしまう瞬間がありハラハラしてしまう。ネットというとても身近な環境を通した犯罪だからのような気がする。
最後に待っているのは意外な終わり。読みはじめからどことなく終わりが想像できてしまうような作品だと思っていたが、想像していた物とは違ってドキリとする終わりでした。結局、悪者だったのは…?
ホラーのようでそうではないような感動入り混じるこの本は、短い時間であっさりと読んでみたい方や日常からかけ離れた(といっても離れすぎずな)ストーリーを求めている方にぜひ読んで欲しいと思う。