「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
日本で初めて特殊作戦部隊を実現するために陸上自衛隊内に組織された“特殊作戦群”の指揮官である剣先巌は、少数精鋭でいかなる環境でもあらゆる任務を遂行する優れた戦士を一人でも多く作り上げることを目指し、常に苛烈な秘密訓練を行っていた。“特殊作戦群”正式隊員になるための教育・訓練課程にいる清田武も、当然のように肉体と精神がボロボロになる日々を送っていた。“特殊作戦群”同様に活動の一切が非公開である“内閣情報調査室”で29年間にわたり諜報活動に従事してきた真中紘太は、定年を数カ月後に控えたある日、韓国情報機関の幹部キムから北朝鮮の陰謀の端緒を掴む。彼は、その計画が日本人を“隷属化”するためのものであり、また総理周辺にそれに加担するスパイがいると告げた。真中は若くして内調の朝鮮半島班担当参事官(キャップ)に任命された廣瀬由実子とともに調査を開始するが…。国家危機管理(『宣戦布告』)、公安警察(『ZERO』)、外事警察(『CO』)—衝撃作を発表し続ける著者が、三年の徹底取材を元に描くエンターテインメント小説の決定版。【「BOOK」データベースの商品解説】
日本で初めて特殊作戦部隊を誕生させるべく陸上自衛隊に組織された「特殊作戦群」と、同様に活動の一切が非公開である「内閣情報調査室」。その現実がここにある! 3年の徹底取材を元に描くエンターテインメント小説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
麻生 幾
- 略歴
- 〈麻生幾〉1960年大阪府生まれ。著書に「極秘捜査」「宣戦布告」「戦慄」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
この国は果たして「瀕死のライオン」なのか
2006/11/13 13:06
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:海軍中尉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに麻生幾の作品を読んだ。
久しぶりに血が熱く沸き立った。
最初に麻生の作品を読んだのは『宣戦布告』だったと記憶している。
国家の危機に対し、現在の日本では何も対処できない現実を強烈に突きつけられ、愕然としたことを記憶している。
本書は、超法規的な特殊作戦活動を展開する「ポリティカル・ウォー」を目的とする戦いのエリート達が北朝鮮に潜入し隠密に核輸送計画を破壊していく。
戦う男達の心理と共に、政治の動き、日朝双方の特殊部隊の動きとテンポ良く物語が展開していく。
そして、最後に男達は任務を遂行する。
ハリウッド映画のようなエンターテイメントと割り切ってしまえが、楽しめる一冊だ。
個人的には久々のヒット作です。