- 販売開始日: 2012/06/13
- 出版社: メディアシューレパブリッシング
- ISBN:978-4-903192-04-8
ある遺言のゆくえ 死刑囚永山則夫がのこしたもの
著者 永山子ども基金 (編)
1968年4月、連続射殺事件の容疑者として19歳の少年が逮捕された。獄中からの叫びは、人々のこころを揺さぶった。1997年8月1日、神戸児童殺傷事件の少年が逮捕されて1か...
ある遺言のゆくえ 死刑囚永山則夫がのこしたもの
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商品説明
1968年4月、連続射殺事件の容疑者として19歳の少年が逮捕された。
獄中からの叫びは、人々のこころを揺さぶった。
1997年8月1日、神戸児童殺傷事件の少年が逮捕されて1か月後、永山則夫は死刑に処せられた
「本の印税を日本と世界の貧しい子どもたちへ。特に、ペルーの貧しい子どもたちのために使ってほしい」
「遺言」からつながったペルーの働く子どもたち、
貧困の中で助け合い、自立し活動するこどもたちがいる。
「私たちは永山に感謝する。しかし、私たちは永山にはならない」
少年事件、死刑制度、南北問題、永山則夫がのこしたメッセージとは..
永山則夫の足跡をたどると共に、死刑はなぜ行われたのか、そして、なぜ彼がペルーに印税をとどけようとしてきたのか。
永山の遺言から交流が広がっていった、ペルーの働く子ども達の現地訪問の様子、そして、死刑制度、貧困問題を考える。
永山則夫が生まれ育った場所、その後の事件、そして逮捕…。獄中での小説執筆、そして死刑執行、遺言のその先…。それらのあゆみを追った詳細な年表も収録。
裁判員制度によって「永山基準」が注目されている今、死刑とその周辺にある問題を考える一つの資料として。
目次
- 第1章 ある遺言のゆくえ・大谷恭子
- 序にかえて/1.死刑囚の遺言/2.事件――裁判/3.作家として/4.遺言の実行/5.出会いとひろがり/6.加害者にも被害者にもさせないために
- 第2章 東京シューレナソップ訪問紀
- ペルー・ナソップの訪問の日程/ナソップとは/ペルーへ/緑地整備の仕事とリマの子ども施設/ヘネラシオンを訪ねて/レンガ生産地域へ/クスコのNGO/ジョバンナの家/ワンカーヨ地域会議/コラボラドール(協力者)/お別れの日
- 第3章 遺言がつなげる「希望」
- 永山則夫を身体で理解したペルーの働く子どもたち 義井豊
- 小さな働き者たちとの草の根連帯をめざして――在日ペルー人労働者の現状から 棚原恵子
- 獄壁を越えた想像力――永山則夫氏とペルーの子どもたち 太田昌国
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