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名犬フーバーの新幹線、危機一髪! 文庫書下ろし/連作小説 (光文社文庫)
著者 笠原 靖 (著)
長源寺大志とフーバーは、新大阪発、博多行きの新幹線に映画撮影のエキストラとして乗車していた。警視庁から急報が入った。三億五千万円強奪事件の犯人が現金と拳銃を所持し同乗して...
名犬フーバーの新幹線、危機一髪! 文庫書下ろし/連作小説 (光文社文庫)
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商品説明
長源寺大志とフーバーは、新大阪発、博多行きの新幹線に映画撮影のエキストラとして乗車していた。警視庁から急報が入った。三億五千万円強奪事件の犯人が現金と拳銃を所持し同乗しているというのだ。博多に到着する前に、乗客を巻き込まずに、犯人を捕らえねばならない。元捜査一課長・長源寺とフーバーに訪れる最大の危機。サスペンスと愛情と—。大好評、第3弾。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧
十時三十五分発「ひかりレールスター」 | 7-64 | |
---|---|---|
晩秋の月 | 65-117 | |
コトン・ドッグ裁判 | 119-175 |
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紙の本
長源寺が元刑事の経歴と、愛犬フーバーの機転が事件を解決するサスペンス
2010/02/02 18:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:toku - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は1作目の「名犬フーバーの事件簿」に比べるとフーバーの活躍が少なく、フーバーはどちらかというと存在感のある脇役といったところ。
シリーズに共通しているのは、フーバーの飼い主であり元刑事でありエキストラに楽しみを見いだしている長源寺が事件に巻き込まれ、元刑事という経歴を活かして事件を解決していくというもの。
その事件の解決に少なからずフーバーが力を貸しているという設定。
サスペンスにしては、ストーリーはそれほどひねられているものではないので、単純に起きる事件とストーリー展開を楽しむようにして読むといい。
本書を読んで気になったのが、1作目の「名犬フーバーの事件簿」に比べて、長源寺のエキストラ仲間である八島が必ず事件に関わってくるところだ。
事件の解決のため長源寺に手を貸しており、ちょっと出しゃばり過ぎじゃないのかという気がしないでもない。
また長源寺は元刑事だが、積極的に事件を解決しようと動き、現役刑事もそれを頼りにしているというのも若干違和感がある。
キャラクターにも若干違和感がある。
長源寺と長源寺に関わってくる人物の人間が出来すぎている、子どものしゃべり方が妙に親父臭い、などによって登場人物たちが生き生きと動く姿が想像できない。
そういう訳であまり細かいことは気にせずにストーリー展開だけを楽しむようにして読むのが、この本を楽しむポイントだと思う。