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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 13件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.9
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/220p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-301971-9

紙の本

マイノリティーの拳 世界チャンピオンの光と闇

著者 林 壮一 (著)

かつて世界の頂点に君臨した「黒い肌」のボクサーたち。名誉を背にリングを降りた彼らを待っていたのは、栄光ゆえの過酷な現実だった…。5人の元「チャンピオンズ」の生き様を描くヒ...

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マイノリティーの拳 世界チャンピオンの光と闇

税込 1,540 14pt

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商品説明

かつて世界の頂点に君臨した「黒い肌」のボクサーたち。名誉を背にリングを降りた彼らを待っていたのは、栄光ゆえの過酷な現実だった…。5人の元「チャンピオンズ」の生き様を描くヒューマン・ノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

林 壮一

略歴
〈林壮一〉1969年埼玉県生まれ。東京経済大学卒業。ジュニアライト級プロボクサー、週刊誌記者を経て、ノンフィクションライター。著書に「メジャーリーグ・オブ・ドリームズ」がある。

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みんなのレビュー13件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (6件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

米国の元チャンピオンたちの姿が米国社会を映し出している

2010/09/21 12:27

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:JOEL - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ボクシングは誰もが知る世界共通のルールをもった競技だ。しかし、その社会的背景とともに理解しようとするとまるで違った姿を現す。
 日本ではストイックなスポーツという見方をされることが多いが、本書を読み終えてボクシング観が変わってしまった。本書は、アメリカのボクシング事情を描き出した力作である。逆に言えば、ボクシングを通してアメリカという国が見えてくる。

 著者は、アメリカにおいては「マイノリティ」には社会的弱者という意味も含まれるという。だから、マイノリティは貧困にあえぎ、ドラッグや暴力にすさんだ生活を余儀なくされる。身を立てようにも教育の機会すら、なかなか得られない。

 そんな状況から抜け出し、栄光をつかみ取るにはボクシングという選択肢しかなかった男たちの人生を著者は追う。みな黒人ボクサーだ。しかも、マイク・タイソンをはじめとして世界チャンピオンの座をつかみ取ったすぐれたボクサーたちである。

 世界チャンピオンをたくさん輩出するボクシング大国、アメリカ。それゆえ、世界チャンピオンになったからといって、その後の人生が何も約束されはしない。この事実は、冷然としてある。

 日本でも引退後の人生は自分で切り開いていかなくてはならない。しかし、アメリカにおけるそれは想像を超える。
 複数のベルトを巻いたチャンピオンであっても、プロモーターに搾取され、必ずしも富を築けないのだ。40歳代になってもリングにあがり、糊口をしのがなくてはならないケースには言葉を失いそうになる。さすがにこれは厳しくはないか、いくら競争社会だからといって。

 そのあくどいプロモーターのひとりはドン・キングなのであるが、ファイトマネーを毎回50%以上、ひどいときには90%もピンハネするというのだから、あきれるしかない。訴訟を起こそうにも、嫌がらせや脅迫を受ける。それにもめげずに訴訟に踏み切れば、ビッグマッチはあきらめざるを得ない。何しろ相手はマッチメイクの実力者なのだから。ただ、120万ドルの和解金をあっという間に使ってしまう元チャンピオンの行動も悲しい。

 王座をつかんだあと、きちんと自分のポジションを確保できるケースも、すべてを失うケースも、最終的には本人の自覚と行動による。だが、一度底辺に落ちてしまうと這い上がるのが困難な社会の姿には切なさを覚える。今でこそ、富裕層と貧困層の落差の実態が知られた米国だが、こんな風にしてルポルタージュされると、やはり一定の衝撃は受けてしまう。日本も少しずつ彼方の方へ近づきつつあるような昨今を思えばなおさらだ。

 著者は実は渡米して10年を超える日本人なのだが、ここまで米国社会に深く分け入った力量には脱帽せざるを得ない。ここまで人生の機微を、ライターに対して、詳細に語って聞かせるものではないはずだから。著者もまたボクシングに人生を捧げているもうひとりのボクサーといってもいいかもしれない。
 読み応えありの一冊だ。

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紙の本

その拳は、硬いよ

2006/11/02 19:02

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:青砥の愛煙家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

かつて、世界タイトルマッチの観戦記にあったくだり。
日本のスター選手が敗北を喫した控え室での光景の描写。
ボクサーは自らの敗北を「ざまあ見ろ」と書いてくれと言う。
言われた筆者は、だらしなく泣き崩れて
「このアホなジャーナリストを笑ってくれ」と記していた。
確かに、あなたはアホだよ。読みながら、そう思った。
「ジャーナリスト」って言うな、とも。
この本は、「一瞬の夏」と「感情的ボクシング論」の亡霊を
振り払うことのできた、はじめてのボクシング書かもしれない。
過剰なまでに、しゃしゃり出る「私」。
浪花節的な要素が強いあまり、文中で本当に泣いてしまう「私」。
ボクサーとの親密な関係をアピールすることに血道を上げる「私」。
そういうのは、もうたくさんだよ。

専門誌が売れないのも、閉じた世界のなかで
そんなことばっかりやっているからだ。
一方で「報道」として押さえるべき点を外しまくるのだから、呆れる。
取材対象に深く入り込めた者が、すべきことは何か。
より多くのファクトを、より適切な形で届けることではないのか。
贅肉を削ぎ落としたソリッドなボクシング・ノンフィクションが、
ようやく登場した。
注:テレビ番組でテリー伊藤にキレて、何ぞ投げつけた「スポーツライター」がいましたが、あの人はそもそも評価の対象外です。

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2006/11/07 22:34

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2010/01/06 23:17

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2010/04/08 17:43

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2010/10/24 21:33

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2011/08/25 23:14

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2012/10/03 13:59

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2014/03/30 21:11

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2014/05/02 15:09

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2014/07/21 00:33

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2016/12/23 15:42

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2017/08/20 10:15

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