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商品説明
初期ホーリネスについて、その特徴を明らかにする重要な切り口を示す具体的なテーマに焦点を合わせて論じるとともに、日本のキリスト教聖霊運動の全体的な系譜のなかに位置づけて概観する。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 序章 宗教学の研究課題としての初期ホーリネス
- 第一章 聖潔(きよめ)を掲げた人たち
- 第二章 神癒(いやし)の教理と愛児の死
- 第三章 電信員伝道をめぐって
- 第四章 信徒たちの「救い」
- 第五章 二つのリバイバルと再臨信仰
- 第六章 近代日本における聖霊派の系譜
- あとがき
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2008/10/08 10:28
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投稿者:東北大学出版会 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中田重治を中心とするホーリネス運動は、明治末から昭和初期にかけて、聖霊の直接的な体験や、病気の癒し、差し迫ったキリストの再臨などを説くことによって、エリートではない庶民層にまで勢力を伸ばした。本書は「宗教学」の視点に立ち、従来の研究史の中で空白になっていた彼らの活動の実態を、当時の機関紙などの資料から丹念に描き出した、初めての本格的な研究書である。キリスト教研究の分野だけでなく、広く近代の宗教史や民衆運動、世界宗教の土着化の問題などに興味をもつ読者にも、大きな示唆を与える一書。
《目 次》
序 章 宗教学の研究課題としての初期ホーリネス
第一章 聖潔(きよめ)を掲げた人たち
第二章 神癒(いやし)の教理と愛児の死
第三章 電信員伝道をめぐって
第四章 信徒たちの「救い」
第五章 二つのリバイバルと再臨信仰
第六章 近代日本における聖霊派の糸譜
あとがき