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商品説明
ロボット、テーブル位置、工作機械などの制御に欠かせないサーボモータ制御。サーボ制御の基礎、各種サーボモータの特徴と選定ポイントなどを、実務的にやさしく解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
塩田 泰仁
- 略歴
- 〈塩田泰仁〉1948年岐阜県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。工学博士。職業能力開発総合大学校精密機械システム工学科教授。著書に「メカトロニクスのセンサ技術」など。
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紙の本
少し物足りなかった
2009/06/30 23:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
図表を多用した、「サーボモーター制御技術」が学べる本。紙面上ながらもAC(交流)モータをPLC(Programmable Logic Controller)に接続して動かすシミュレーションを通して、ざっくりと「サーボ制御」を体験できる。他にはモータやセンサの種類や特徴、実際に制御をするコントローラの仕組みなどを解説している。
やはり理解を深めるには実際に手で動かしてみるのが一番であろうが、本書の「サーボ制御」疑似体験の章は私には少し物足りなかった。 PC上でラダープログラムを作成して、PLCへ転送し、モータを動かす、という流れは理解できたのだが、肝心の制御プログラムの中身までは本書では触れていないため消化不良であった。事前にラダープログラムやPLC制御の知識があると、理解が深まるのかも知れない。
サーボ制御に要求されるのは位置決めなどの精度の高さであるが、それを実現するために主にPWM(パルス幅変調)信号とエンコーダ出力パルスのフィードバックを用いたACサーボシステムを取り上げて仕組みを説明している。
「絵とき」と謳いながら、教科書くささが抜け切れていない印象で残念。