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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.1
  • 出版社: 日本放送出版協会
  • レーベル: NHKブックス
  • サイズ:19cm/297p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-14-091074-0

紙の本

東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス)

著者 東 浩紀 (著),北田 暁大 (著)

東京の光景を素材に、現代社会の諸問題を徹底討論! 渋谷の変貌、下北沢や秋葉原の再開発、足立区の就学支援…。これらの考察を経て、リベラリズムの限界と可能性を論じる。東京の未...

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東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス)

税込 1,276 11pt

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商品説明

東京の光景を素材に、現代社会の諸問題を徹底討論! 渋谷の変貌、下北沢や秋葉原の再開発、足立区の就学支援…。これらの考察を経て、リベラリズムの限界と可能性を論じる。東京の未来、そして現代思想のゆくえを探る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

東 浩紀

略歴
〈東浩紀〉1971年東京都生まれ。東京工業大学世界文明センター特任教授。著書に「動物化するポストモダン」等。
〈北田暁大〉1971年神奈川県生まれ。東京大学大学院情報学環助教授。著書に「広告の誕生」等。

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評価内訳

紙の本

人の多様性が都市の画一化を進めるという矛盾

2009/05/17 03:16

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:simplegg - この投稿者のレビュー一覧を見る

都市にとって最も重要な要素である“多様性”.この観点から出発すると人間工学的に“正しい”“画一的な”都市へと到達してしまうという矛盾.

本書で示されるこの帰結は,少なからず僕に衝撃を与えるものだった.

もう少し詳しく説明すると,現代社会では,様々な観点で(思想的に,身体的に)多様な人々を受け入れることが求められる.(多様性こそが経済のエンジンだという議論もある.⇒リチャード・フロリダ「クリエイティブ・クラスの世紀」)すなわち,物理的に誰かを排除するような都市の設計,個々の建物のデザインは難しい.ここで出てくるのが人間工学的な考え方(例えばユニバーサル・デザイン).この考えは許容する人の範囲は広い.それも工学というイデオロギーと結びつきづらい領域の話であるので,反論は難しい.最低限の,清潔,安全,防災といった話には誰もが賛成するだろう.むしろ,人々が自発的に求めるものですらある.従って,この論理の下では,どの都市も似てきてしまう.

「都市が画一化している」という議論は,経済的な側面で説明されることが多い(例えば,「新・都市論TOKYO」 を参照).しかし,上記で挙げるような理由からも画一化は説明されるのだ.そして,どうしてこれが衝撃だったかと言うと,経済的な話よりも,身の危険を遠ざけるという話の方が人にとって根源的だと考えるためだ.

かつては,文化人街といった富と文化階層がダイレクトに都市の外面と結びつく街もあったが,現在では,IT化によって富と文化階層が分断され,都市の外面へ現れることが少なくなったという指摘も面白い.即ち,かつては良くも悪くも富と文化水準は結びついていたが,現在,富を持っている人が必ずしも文化水準が高いとは言えないのではないかという指摘.文化水準というのが何を意味するのかはよくわからないが,お金持ちもジャスコとかユニクロとかを使うことに違和感がない.高級マンションとして再開発された地域の生活を支える店としてジャスコが併設されたりってのが平気で行われている.また,下北沢や秋葉原といった趣味の都市として短い歴史ながらも個性を持ってきた街も,訪問者によってその個性が規定されており,住人が本当にその個性を好ましいと思っているのかも定かではない.従って,秋葉原の大型開発が個性を壊すといっても,下北沢の道路整備に関しても,単に訪問者のノスタルジーで反対するのは難しく,人間工学の論理にのってしまうのも不可避なのかもしれない.

都市を歩くのも,都市を考えるのも好きな僕にとっては,こういう議論はとても寂しい.先に述べた現在の都市を支配する原理を認めつつも,これを不可避としてあきらめるのではなく,どうにかしたいと思う気持ちが大きい.本書でも北田さんはどうにも諦めきれないところがあるらしく,どうにかしたいと述べている.また,土木という(工学的に)ハードの面から都市を考える必要があるものとして,社会思想と技術の折り合いをどうつけていくかを考えねばならないだろう.

本書は,若手の社会学者,批評家の2大スターの対談とあって,かなり賛否両論があるみたいだが,一読の価値はあると思う.この書評で触れたのはほんの一部で,内容も多岐に渡るので,様々な人が読んでも面白く読めるのではないか.そして,読後にはそれぞれ複雑な心境になるだろうが,そこを考える出発点としてみるのもいい.

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