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商品説明
ホーキング博士に、自分の足で歩いてもらいたい!無名の天才発明家・機敷埜風天は、壮大な夢を実現すべく、脳波を直接受信して動作をサポートする介護支援機器「BF」を開発していた。しかし、引っ越してきた横嶋町は、二組のやくざが抗争を繰り返す、超危険地域だったのだ…!想像力がエスカレートしていく痛快スラプスティック長編。人気作家・梶尾真治、待望の最新作。【「BOOK」データベースの商品解説】
ホーキング博士に、自分の足で歩いてもらいたい! 無名の天才発明家・機敷埜風天は、脳波を直接受信して動作をサポートする介護支援機器「BF」を開発するが…? 想像力がエスカレートしていく痛快スラプスティック長編。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
梶尾 真治
- 略歴
- 〈梶尾真治〉1947年熊本県生まれ。71年『SFマガジン』誌に「美亜へ贈る真珠」が掲載されデビュー。「サラマンダー殲滅」で日本SF大賞を受賞。ほかの著書に「黄泉がえり」など。
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紙の本
マッド・サイエンティスト物のSFコメディです
2007/07/03 00:35
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私、梶尾真治さんは「OKAGE」
(この「okage」実は、ポケモンです。ポケモンを先取りした感じの作品です)
以外読んだことなかったのですが、わりとマイナーなSF作家って感じだったのですが、「黄泉がえり」で一気にブレイク。
で、本書ですが、SFコメディです。
マッドサイエンティストの、フーテンさんとその友人祐介は、
部屋代の安い街におひっこし。
しかし、その街は、二大勢力のヤクザが、構想を繰り広げる無法の街。
設定は、丁度、黒澤さんの映画「用心棒」に
マッド・サイエンティスト物を加えた感じかな。
フーテンさんの開発した介護用マシーンBFというのが、
脳派だけをを感じて身体を動かす機械で、
これで、死んでしまった、組長さんを動かすのですが、
これが、色んな騒動を起こしていきます。
強面の組長さんが、ぎくしゃくロボットダンスのように動きながら、
とはいえ、死体をそんな風に、扱って、ちょっとかわいそう、、と
ここが、笑いのポイントでしょうか??
抗争相手の組にも怪しげなマシーンが登場し、
ラストは、予想通りにこのマシーン同士の壮絶なバトルに発展していきます。
梶尾真治さんに、あんまり詳しくないので、どんな作風の作家かわからないので、 もうちょっと他の作品も読んでみたいです。
本書は、これは、これで楽しく(何度か吹き出してしまったぐらい)読みました。