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早わかり物理50の公式 公式で読み解く物理のしくみ (ブルーバックス)
公式の背後にある物理学の意味、発見にいたるエピソードがわかれば、高校・大学で習った無味乾燥な物理の世界がまったく違って見えてくる。公式誕生までの数々のドラマを通して物理に...
早わかり物理50の公式 公式で読み解く物理のしくみ (ブルーバックス)
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商品説明
公式の背後にある物理学の意味、発見にいたるエピソードがわかれば、高校・大学で習った無味乾燥な物理の世界がまったく違って見えてくる。公式誕生までの数々のドラマを通して物理に再挑戦してみよう!【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
美しい物理の方程式
2019/03/02 06:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nobita - この投稿者のレビュー一覧を見る
物理は簡単かつ綺麗な数式で表せるのが分かった。物理を高校や大学で
学ぶがこの本も副読本で使えばよくわかる。数式により物の理が本質的に把握できる。量子物理まで数学を利用して、発展した。
紙の本
数式の壁
2008/06/14 12:25
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:世界共和国屁 - この投稿者のレビュー一覧を見る
数人の高校物理の現役教師が分担して各章を分担して執筆。企画は大変良いと思ったが、内容はやや期待外れ。
物理学の基礎を軽く復習できればと思って買ってみたが、公式や法則を発見した科学者のエピソードなど科学史的記述が中心で、肝心の物理法則そのものに関して説明不足。紙面の制限からして仕方がなかったのかも。
まず各公式の基本的な意味がわかりやすく書かれていない。既に中学高校で習っていることを前提としているのだろうが、これでは学校の授業で落ちこぼれた者が独習しようとするには不向きである。
公式には、数学的意味と物理的意味があるわけだが、当該公式集の場合、特に難しい数学が使われているわけではないので、数学的意味に関してはいいだろう。問題は物理的な意味で、そもそも「力」とは何か「運動量」や「仕事」とはどう違うのか、「電荷」とはどのようにして測った量なのか、詳しい説明がない。
そんな基本中の基本はとっくにわかっているという人はブルーバックスなど読まずに、もう少し高度な入門書や教科書を読んだ方が良い。
公式の物理的意味を知るためには、各物理量の単位とその意味を明確にしつつ、各物理量同士の関係を各単位間の演算で表す「次元解析」をして見せるのが手っ取り早いわけだが、そうした記述はほとんどない。
「単位」に焦点を当てた啓蒙書は他にもあるので、その点に関する掘り下げは避けたのかもしれない。
アインシュタインの公式など高校の範囲を越えた項目も出ているのだが、より基本的と考えられる電磁気学のマクスウェル方程式は出てこない。
(これもブルーバックスに竹内淳による啓蒙書があるので省いたのか)またシュレーディンガーの波動方程式がわかりやすく説明されているのはいいのだが、基本となる波動方程式の説明はない。
まぁ教科書を読んでおけということか。執筆した高校教師の生徒達はちゃんと授業に付いていけているのか心配になるが、多くの高校で物理科目は選択制なので、教師は落ちこぼれの世話をする必要はないのかもしれない。
本来なら文系であってもこの程度の公式は理解していないと文明人としてやばいと思うのだが、この本で物理音痴を矯正するのは難しそうだ。
科学の啓蒙って難しいもんですね、とか啓蒙される側が偉そうに言うのもなんですけど。