「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- 発行年月:2007.3
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-363812-7
紙の本
主将!!地院家若美 2 (講談社コミックス)
著者 やきうどん
主将!!地院家若美 2 (講談社コミックス)
主将!! 地院家若美(2)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:4,965円(45pt)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
若美を取り囲む他の主要キャラ達にも脚光が当たり夫々少しずつ掘り下げられていくエピソード+若美自身の背景設定でも壮大大河ドラマ的に話の設定を大きく盛ってきたな…な「BL系(?)格闘ギャグ漫画」第2巻
2022/09/15 04:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻第1巻に収録されていた第1話~第7話は主に、
主人公である特殊キャラな地院家若美という存在を理解というか、
こういうキャラなんだなってのを伝えるエピソードが続いていた感じだったけれど、
この第2巻では、
その、地院家若美を取り囲む他の主要キャラ達に、
脚光が当たり夫々少しずつ掘り下げられていく、みたいなエピソードが並んでいる…
という感じ…勿論、
若美が当然何らかの形で話の展開に関わっているわけだけど…
第8話「美しきケモノたちの巻」⇒鶴谷久美と桃戸美柑+若美
第9話「ヤング・ライオンズ・デンの巻」⇒若鳥飛翔と雨宮業秋+若美at男子寮「若獅子寮」
第10話「最後に立つ者――!!の巻」⇒(初登場)野見淡藻と桃戸美柑+若美
第11話「忍びの戦は無情の巻」
⇒策略で若美をショック死させられる超忍者マニアな柔道部もう1人の問題児=三平白人
第12話「“天院家流十文字時雨”の巻」
⇒天院家老醜と霧裂きの入谷こと入谷黎命の天院家流師弟+若美
第13話「弟子達の葛藤の巻」
⇒大内裏高に潜入した入谷黎命が若美の弟子桃戸美柑と邂逅し老醜に拾われた自身の過去を回想
第14話「美しく若く死ぬ者 老いて醜く生くる者の巻」⇒天院家老醜と若美(9)の過去回想そして現在
第15話「ワンナイト・カーニバルの巻」
⇒久し振りに寮から実家に戻った若鳥飛翔But若美が若鳥家来訪お泊まり騒動
ってことで、
地院家若美を取り囲む他の主要キャラ達に、脚光が当たり夫々少しずつ掘り下げられていく系
のエピソードが続く中で、更に、
若美自身の背景設定で、
本能寺の変の真の実行者でもある暗殺武術達人の系譜である天院家と地院家との因縁的な…
壮大大河ドラマ的に話の設定を大きく盛ってきたな…
って部分もあったりで…
今回読んでいて改めて、
その、蛭田達也「コータローまかりとおる!」が好きでずっと読んでいた自分的には、
丁度、そのシリーズが、
「マガジンSPECIAL」に移籍して連載されていた「コータローまかりとおる! L」が、
作者の長期休養とかで連載が途絶えてしまって暫く経った頃に…
学園モノであり、格闘技・ギャグ・ラブコメ要素があって…という観点で、
「コータローまかりとおる!」と似た雰囲気を感じていたから、
その流れを汲む系等の作品ってことで、
気が付くと何時の間にか毎月楽しみに…当時はコンビニで立読みする形だったけど、
「マガジンSPECIAL」の立読みでは、
この「主将!!地院家若美」と野球漫画の「Dreams」(とあと1~2作品程度)だけを、
毎月チェックしていたな…と、ふと思い出したり…
…あと、今巻では巻末部分にまとめて配置されていた、
地院家若美の連載が決まるまでな、作者の苦労話裏話的なオマケ漫画の、
第1巻からの続き部分も、へぇ、と思いながら楽しめたし…
それと第1巻の巻末にはなかったけど、
この巻の最後には、武術系描写の参考に使われた参考資料や、
その関連での謝辞が付記されていて、色々調べた上で漫画の形に昇華させてるんだな、
ってのが感じられたのも、個人的には好印象要素の1つだったな、と。
…そんなこんなで、この第2巻も、第1巻以上に内容が充実してきて、
次巻以降も楽しみだな、と思える感じだったんで、
今後も少しずつ、最終巻の第11巻まで、読み進めていこうかな、と…そんな感じです。