紙の本
「つらい、悲しい、つまらない」VS「うれしい、楽しい、ありがとう」
2009/09/19 13:07
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:セカンド・プラン エトセトラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
つまらないのに、うれしいなんて、言えない。
言葉の認識と感情が一致している一般の人は、あたかも合理的に生きているようにみえて、実は、損をしている。
「まず、”たのしい”と口に出してみる」
次に展開される思考は当然「何が」とくる。
コンピュータより数段優れている脳をフル回転しても、その答えが出なかったときは、伝家の宝刀「楽しくないのに、楽しいといっている自分が、楽しい」がある。
「毎日、毎日『ありがとう』をいい続けたら、こんなに悪いことばかりが起こった。どうしてくれる!」と怒られたことは、今のところありません。という著者の言葉に納得がいった。
お金は、それ自体に価値があるものではない。
何かに変換されることによって機能するものである。
生きるために必要な衣食住。エネルギーの源の感情。
お金を使う時の価値に比べて、獲る時の費用対効果は実に低い。
物を買うことは簡単にできても、売ることは難しい。
だから、売れた時はめったにある事ではないので、「有り難い」と言うのだろうか。
逆に使うほうは、この紙切れを価値あるものと認めてくれた人に感謝することは少ない。
本書では、そこで、それが手に入ることに感謝しようというのであるが、むしろ、お互いに紙切れに価値を認める幻想の不思議さに驚きを感じる。
「お金で買えないもの」とは、ほかに交換できる同等価値以上のものが見あたらないという意味であることを、今さらながら思いしらされた。
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タイトルに関する記述は最初の方だけです(笑)。
「言葉は刃物と同じくらい強力なエネルギーを持っている」
確かにそうですね。
そうしろ、ああしろ、これをしなければならないと考えるのではなく、おもしろがって、楽しんでやれば自然といいほうに向かう。
最近、やっとこの意味が生活の中でわかるようになってきた。
これからも楽しく過ごせそうだ。
良本です。
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【目的】:お金とのつきあい方を教えて。
・お金は喜ばれたくて仕方ない。
・喜捨。施しをさせていただき、ありがとうございました。
・周囲、特に困った人たちを喜ばせる使い方(飢饉普請など)
・執着せず楽しむ。
・お札の折り方(10億1万円、1千万1千円)
・ありがとう、感謝する。
・言葉の力。祝福神(うれしい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ツイてる)
・トイレ掃除(流し、洗面所)
#著者の本は初めて読んだが、内容は噂に聞いたことがあるような話題が多く、なじみやすかった。
#すべてに意味を見出そうと質問ばかりしているのも執着。努力や頑張りは自力を上位に見る傲慢さがある。などは、新しい受け止め方を学んだ。
2-2
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正観さんの本はいつも五回くらい読んで頭と心に響かせてあげます。
お金というテーマは人生の中で最も大切な勉強の一つだと思う。
お金に好かれるも、お金に振り回されるのも自分次第。
ありがたいお話満載です。
世の中の不況はまったく「あなた」には関係ない。
日本の景気がいいか悪いかなんてことに関心を持つ
必要はないのです。
この文が私には光って見えたよ。
葉っぱとか小鳥とかの絵がかわいらしくて新鮮な気がしました。
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小林正観さんの一丁円のお札がみてみたい!
本当に叶うのかなって、ワクワクしながら彼のいってる事をちょっとだけ挑戦したいと思いまーす:)
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正観さんのお金についてのお話をまとめた本。
「バリバリ目標を掲げて稼ぐ!」こういう生き方も確かにあるのですが、
その考え方とは、全くの対極な話が書かれている。
どっちも正解だと思う。
どっちを選ぶかは、その人次第なのだから・・・。
読後当時にブログに掲載したコメント。
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小林正観さんの本を読むだけで幸せになれる。
だって、努力とか目標とか計画とかを作ってそれに邁進する必要なんてないって言ってくれる。
人間の本質は人に喜ばれることをしたいことにあって、そういう気持ちで人に頼まれごとをされる明るい人間になれば、お金も幸せも自然についてくる。
そう思えば人生を生きるのがすごく楽になる。
小林正観さんは神さまのような人だと思う。
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お金儲けのノウハウではなく
心の持ち方や考え方をどうするか
を提案してくれる一冊
幸せは現象ではなく
その人その人の心にある
お金は喜びのために使う
お金への執着心を捨てたときこそ
お金が入ってくる。
言葉の使い方は包丁と同じ
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斎藤一人さんが好きで片っ端から読んでたんだけどその中で進めていたのが小林正観さんの本。初めて知って。初めて読んだんだけれど今までの自分の人生、考え方、等はすべてこの本を今、この時点で読むためにあったのかなと思うほど、こころに沁みいる話ばかり。びっくりしました。本を読んで感動以上の衝撃を受けたのは、苫米地英人先生の本以来です。もちろん人によって受けとめ方。考え方は全然違うでしょう。でも少なくとも自分にとっては、素晴らしい本です。参りました。
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お馴染み小林正観さんの人生をよくする一冊。
正観さんの本を何冊も読まれている方にはお馴染みの内容。
お金のことに特化している体ではない。
個人的には、正観さんがおっしゃられていることには間違いはないと思うのだけれど、価値観に違和感を感じる。
あまりに極端に相対的に見ていて、悪いのと良いのがあって、どっちかっていったら良い方がいいでしょ?明らかでしょ?っていう風だ(説明下手ですいません)。
なんていうか、あまりにも表面的な価値観。
例えばイチロー選手の話にしても、道具をきれいにしているから道具がイチロー選手を助けるっていう話を持ち出されている。
それはもっともだと思うし、そうであれば素晴らしいことなんだが、ヒットを打つために道具をきれいにしなさいって何か違和感を感じる。
あまりにも大雑把に判断していないか。
これは一例で、ラーメン屋の話にしても、何か自分の中でしっくりこない。
それはどの正観さんの本を読んでも感じることで、たぶん、それは私個人と彼の価値観が合っていないからなんだろう。
ただ、感謝すること、トイレ掃除を大切にする、お金が喜ぶ使い方をする、などの考えは当たり前のように大切なことだし、個人的にも実践しつづけたい。
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・自分の行き方の問題として「喜ばれる存在」になるという決心が本当にできた人にだけ、必要な分のお金が入ってくるようになっている。(p55)
・実は、頼みやすい人、頼まれやすい人というのは、もう一つ別の言い方をすると、「人徳」と言います。イコール「人格者」です。結局、人が集まるような人格になってしまえば、必ずやそこで商売が成り立つわけですから、仕事というのはまさに人格の延長なのです。(p111)
・生まれてくれて「ありがとう」(p152)
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働く=ハタをラクにする
人の為=偽り、自分はイヤで仕方ないのに人の為に苦しんでやるのは偽り
意味を考えない
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競わない、頑張らない、くらべない。
いい仲間に囲まれて生きていくこと。
それこそが究極の幸せの本質です。
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「お金」に対する感覚あるいは扱いの姿勢は、育ってきた環境というのか家族や暮らしぶりと深くかかわっているものではないでしょうか?
そして、お金とかかわりのない環境というのは
過去はもちろん、今も未来もなくなることはなく、
大きく概念的に言えば、結局暮らしぶりを判断するものであるともいえると思います。
これまでのおカネとのかかわり方は
その関わり方が社会とのつながり方ともいえ、
それが自分の目の前で起きた事実であるから、
決して容易には、社会とのつながり方を変えることはできないモノだと思うのですが、
自分とは違う人が違う関わり方をしていることも事実であり、
それを知ることは大切なことの1つだと思います。
また、その時、善き関わり方というのであろう他人の事実がより多く世間には公開されていることを知っていることも重要であろう。
時に、この手の概念について接することを持っていることは決してよろしくないことではないと思うので、さらっと眺める一冊となるのではないでしょうか?
自分の中にざわっとすることやすぅっとする感覚があるとしたら、
そこに自分のアンタッチャブルだったり希望する暮らし方や行動の仕方があるのかもしれないと思うのです。
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時々読みたくなる小林正観さんの本。
托鉢の作法なんて知らなかったので、これまで托鉢僧を見かけても遠巻きにチラ見するだけでしたが、今度托鉢している僧を見かけたら、喜捨してみようかと思いました。
それから、頼まれごとをされると、できる限りにこっと笑って「いいですよ」と答えるように心がけています。
だって、喜ばれると嬉しいし、「この人は頼みやすい人」と思ってもらいこれからも頼って欲しいから。
小林正観さんの本を読むと、こうした気持ちがさらに強くなるというか、ワクワクしてくるというか、よく分からないけど、いい感じです!
小林正観さん、いつも面白い本をありがとうございます。