「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
森で遊びながらエコロジーを学ぶ「森のムッレ教室」は、集中力や思いやりを育む総合的な「人間教育」と認識される自然教室。スウェーデンで生まれた背景から日本における活動まで、その魅力を紹介します。【「TRC MARC」の商品解説】
「森のムッレ」に出会ったことがありますか?
「環境対策先進国」スウェーデンの教育法に学ぶ森での授業、野外保育の神髄と日本での実践例
ポテトチップスやドッグフードにまで環境ラベルが付けられているスウェーデンは、人々があたりまえのようにエコライフを送る環境先進国です。それもそのはず、この国では保育園から環境教育が始まります。なかでもとてもユニークで先進的なのが、国民の5人に1人が経験している幼児向けの自然教室「森のムッレ教室」です。
子どもたちが森のなかで遊びながら自然を学ぶというこのムッレ教室は、50年前にスウェーデンの「野外生活推進協会」によってつくられました。教室ではトレーニングをつんだ大人のリーダーが子どもたちを自然へ案内します。「ムッレ」とは森の妖精のことで、自然の大切さをやさしく教えてくれます。このムッレ教室の教育法を取り入れて、1日中外で活動する「野外保育園」は、今日スウェーデン全国に普及しています。このような保育は、集中力や思いやりを育む総合的な「人間教育」と認識されているのです。
このムッレ教育を日本で普及するために活動している団体があります。スウェーデンと同じく緑豊かな兵庫県丹波市市島町で立ち上がった「日本野外生活推進協会」です。全国7ヵ所に支部があり各地でムッレ教室を実践しています。今年、同協会が設立15周年を迎えることを記念し、本書では、ムッレ教育とは何か、従来の野外活動とどう違うのか、文化の異なる日本でどう実践しているのかなどについて、ボランティアから保育士までムッレ教室の普及と実践に携わる人々を訪ね、その活動と体験を語ってもらいました。
本書は、保育や子育てに野外活動を取り入れるための入門書でもあります。「体験を通して自分で考える力を養う」というスウェーデン独特の教育法の代表ともいえるムッレ教育が、今後の日本の教育のあり方に大いなる示唆を与えてくれることを期待しています。【商品解説】
著者紹介
岡部 翠
- 略歴
- 〈岡部翠〉1977年東京生まれ。東京大学大学院新領域創成科学研究科にて国際環境協力を専攻、修士号取得。スカンジナビア政府観光局に勤務。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む