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商品説明
戦国乱世を駆け抜けた「越後の虎」上杉謙信。後継者指名なきままの死は、泥沼の跡目争いを招いた。謙信の死から景勝の事業継承のいきさつを、現代の事例と重ね合わせながら追い、カリスマ経営の悲劇や問題点をあぶりだす。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
北見 昌朗
- 略歴
- 〈北見昌朗〉「戦国に学ぶ中小企業経営」という視点で研究している経営コンサルタント。株式会社北見式賃金研究所設立。著書に「武田家滅亡に学ぶ事業承継」「豊臣秀吉の経営塾」など多数。
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紙の本
上杉家の名参謀である直江兼続が現代によみがえり
2008/10/14 20:07
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
上杉家の名参謀である直江兼続が現代によみがえり、二代目社長にアドバイスするという内容。
戦国大名の中で、うまく家を継いだものもあれば、つぶれたものもあります。つぶれた方の代表例は、武田家。武田信玄の時代、武田家は天下に号令できる一歩手前まで勢力を伸ばしましたが、その後勝頼の代でお家断絶の憂き目を見てしまいます。
一方、戦国の雄として名高い、上杉家では謙信から景勝へと引き継がれましたが、その勢力は大きく後退してしまいました。それでも、家としては残り続いたという点では武田家とは全く異なります。
本書では、最近なにかと話題の「事業承継」をキーワードに、どうすればスムーズに事業が引き継ぐことができるかについて書かれています。
上杉家では、ともあれ家が残ったという点で、評価されるべきでしょう。そのためのポイントは、二代目社長を支える番頭格の活躍が不可欠なようです。
上杉家では、直江がその役割を果たしました。
関ヶ原の合戦で西軍につく、という大失敗をしたにもかかわらず、なんとか生き延びることができたのも直江以下家臣の努力のたまもの。そういう点では、謙信の残した財産は、「領地」ではなく「人」だということがいえそうです。
人が組織を支える、人そのものが組織である、というのがよくわかります。
現代の会社組織においても、様々な戦略はあるにしても「組織を支える人」を大切にする経営は会社存続ためには一番大切なのです。
http://blog.livedoor.jp/c12484000/