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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.6 18件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2007/07/01
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/201p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-311781-1
文庫

紙の本

尾崎放哉句集 (岩波文庫)

著者 尾崎 放哉 (著),池内 紀 (編)

「咳をしても一人」「入れものが無い両手で受ける」—放哉(1885‐1926)は、一見他愛のないような、しかし、一度知ると忘れ難い、印象深い自由律の秀句を遺した。旧制一高か...

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尾崎放哉句集 (岩波文庫)

税込 594 5pt

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商品説明

「咳をしても一人」「入れものが無い両手で受ける」—放哉(1885‐1926)は、一見他愛のないような、しかし、一度知ると忘れ難い、印象深い自由律の秀句を遺した。旧制一高から東京帝大法科と将来を約束されたエリート街道を走った前半生、各地を転々とし小豆島で幕を閉じた孤独の後半生。彼の秀作の多くは晩年の僅か三年ほどの間に生まれた。【「BOOK」データベースの商品解説】

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書店員レビュー

ジュンク堂書店新潟店

「咳をしても一人」 ...

ジュンク堂書店新潟店さん

「咳をしても一人」

印象深い自由律の秀句を数多く残した尾崎放哉の句は、夏が似合う。
彼の句からは、夏の昼下がりの気だるく、どこか物悲しい空気が湧き上がってくる。

「砂浜ヒヨコリと人らしいもの出て来る」

「何も忘れた気で夏帽をかぶつて」

「海がまつ青な昼の床屋にはいる」

会社をさぼり、彼の句集をポケットにしのばせ、どこかの小島まで船に乗って行きたい。
島の防波堤に座り、彼の句を読みながら、ビールを飲みたい。
そんな出来そうもない空想にふける夏がもうすぐやってくる。

ジュンク堂書店新潟店 澤山

みんなのレビュー18件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (12件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

心にしみました

2019/06/20 17:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

尾崎放哉に出会ったのは大学受験の勉強中。
国語の問題集に「入れものが無い両手で受ける」があって、ショックを受けたのです。「漬物桶に塩ふれと母は産んだか」など、将来に漠然とした不安を持った受験生の心にしみました。
  せきをしてもひとり
この、世界でいちばん短い詩が残された、放哉終焉の地小豆島の南郷庵を訪れたのは高三になる春休み。
たまたま泊まった民宿が南郷庵のすぐ近所だったのでした。
あれから40年近く経ちますが、再訪はかなわないまま。
いまはどうなっているのかなあ。
と、書いて、気になってネットで調べたら、なんと尾崎放哉記念館が出来ていました!

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紙の本

人となりがいきいきと

2013/12/30 10:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:haritoito - この投稿者のレビュー一覧を見る

尾崎さんという人が本当に人間として浮かび上がる1冊。
ならではのリズム感が心に突き刺さる言葉があります。

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紙の本

言葉に力にやられた

2007/12/06 17:02

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:arayotto - この投稿者のレビュー一覧を見る

「咳をしても一人」
うーん、なんなんだろう、このあっけなさ。たった7文字なのに、たまらなく切ない気分になってしまう。「咳をしても」の「も」がさらに孤独感を増幅させている。咳だけでなく、笑っても、泣いても、怒っても、何をしていても「一人」。たまらない。

「わが肩につかまって居る人に眼がない」
これはどういった状況なのだろう。誰かが作者の肩に手を置きつかまっている。それはなぜか。それはその人に眼がないから?作者とその人との関係は?なぜそのような状況に?句にうたわれている状況を映像化してみるが、なんかとても痛い。

明治から大正を生きた、尾崎放哉という俳人の句を読んでみた。
季語にとらわれない自由律俳句をいくつか発表している。


たった20字ほどの短い文章なのに、長編小説を読んだ以上の圧迫感がある。この句集はささっと眺めるだけなら、1時間もかからずに最後のページに到達できる。でも、途中何度も何度もページをめくる指が止まってしまった。思いを巡らせてしまった。この句を読んだ状況や背景について。
私はまだ尾崎放哉のことをよく知らない。東大出身で、酒を飲むとよく暴れ、病気で死んだ、という程度のことしか知らない。今無性に知りたくなっている。

小説や映画の場合、作者のことをあまりよく知らなくても味わえるし、楽しめる。作者が送り出した登場人物に気持を移入して客観的に楽しむことができる。
でも句や、例えば写真の場合は、そういうわけにはいかない。もちろん作者のことなど知らなくても、そこに描かれた世界だけを味わうことが出来るが、それだけではもったいない。その句や写真を発表した時、どんな時代のなかにいて、誰とどこで何をしていたのか、健康や財政はどんな状況だったのかを知ると、その短い文章や一枚の写真の意味が大きく変わってくる。作者そのものも表現そのもの。

「すばらしい乳房だ蚊が居る」
「一番遠くへ帰る自分が一人になってしまった」
「すぐ死ぬくせにうるさい蝿だ」
「起きあがった枕がへこんで居る」
「漬物石がころがって居た家を借りることにする」

流し読みすればそのまま通り過ぎていってしまう言葉の連なりだが、ぐぐぐと迫ってくる。ああ、もどかしい。この圧迫感を言葉で表現できない自分がもどかしい。尾崎放哉、恐るべし。

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紙の本

尾崎放哉の一面

2007/11/06 12:17

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 清秋の昼下がりに地元の本屋で購入した。住んでいる国立(くにたち)という小さな街では ちょうど 天下市という秋祭りで大変ごったがえしていたが 本屋の中はいつもと同じ静寂さであり 祭りの喧騒に疲れた耳を休めることが出来た。


 尾崎放哉というと「咳をしてもひとり」に代表される 孤独な句人という印象しかなかったが この句集をぱらぱらと見ると 決してかような隠遁者だけではない一面も見えてくる。

 「すばらしい乳房だ蚊が居る」
 「お祭り 赤ン坊 寝てゐる」
 「たくさんある児がめいめいの本をよんでる」

 このような句を見ていると 放哉の違った一面が見えてくるような気がしてくる。


 放哉の句は やはり秋から冬にかけて旬を迎える気がする。まさに これからだ。

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2009/01/08 23:28

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2009/03/14 20:17

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2009/07/27 23:51

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2011/08/21 19:05

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2012/02/19 20:01

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2013/04/27 22:40

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2014/02/01 14:48

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2014/10/04 18:52

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2018/01/28 23:38

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