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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.6
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波新書 新赤版
  • サイズ:18cm/220p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-431077-8
新書

紙の本

エスペラント 異端の言語 (岩波新書 新赤版)

著者 田中 克彦 (著)

国際共用語・エスペラントのたどった道のりは劇的で険しいものだった。この言語の構造と特性、受容と反発の歴史から、「言語は人類にとっていかなる意味をもつか」という根本問題を呈...

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エスペラント 異端の言語 (岩波新書 新赤版)

税込 814 7pt

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商品説明

国際共用語・エスペラントのたどった道のりは劇的で険しいものだった。この言語の構造と特性、受容と反発の歴史から、「言語は人類にとっていかなる意味をもつか」という根本問題を呈示する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

田中 克彦

略歴
〈田中克彦〉1934年兵庫県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修了。同大学名誉教授。専攻は言語学、モンゴル学。著書に「ことばと国家」「ことばとは何か」など。

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みんなのレビュー24件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

エスペラントの可能性を知るのではなく、互いを理解するための言語の可能性を知る書

2007/10/15 06:50

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る

エスペラントの概要やその歴史的・思想的背景について平易にまとめた書。
 名著と呼べる「ことばと国家」(1981年/岩波新書)の著者ならではの、知的好奇心を満たしてくれる、さすがといえる本です。

 私は英・独・仏・西といった言語を一通りかじったクチなので、様々な欧州系言語の要素を含んだエスペラントで書かれた本書内の文章のいくつかは、エスペラントの文法知識が一切なくてもおおよそ読み解くことができました。

 しかし裏返して言えば、欧州系言語の幅広い知識が前提となって初めて容易であると実感できるエスペラントは、英語学習にすら多大な時間と労力を強いられることを運命づけられた日本人にとってやはり遠い存在であると言えます。私の印象では、著者はかなりエスペラントに肩入れしているように思われましたが、それは言語学者として平均的日本人読者の何歩も先を行っている者だからこそ言えることであるような気がします。本書を読んだからといってエスペラントが一般の人々にとって今まさに学ぶに値する理想の国際共通語であるとは考えられませんでした。英語を捨ててまでいきなりエスペラントの学習から入ることが現実的であるとは、様々な国の人々と長年に渡って英語でコミュニケーションを実践してきた私には到底思えないのです。

 ですが本書で私が大いに学ぶに値すると思うことができたのは、母(国)語を異にする多数の人々が理解と連帯を得ようと苦闘した血と汗の長い歴史がこの言語の背景にあるという点です。大杉栄と北一輝とを同時に魅了したという点にもそれは見られます。
 今からエスペラントにいそしもうと意気込むのではなく、人類が互いの理解を深める上で(エスペラントに限らず自国語も含めて)言語というものが持つ意義と可能性とを今一度見極めるべき。そして自国語を鍛えることもまたその一環といえる。
 そんな読後感を得た大いに有意義な読書でした。

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紙の本

エスペラントの「志」とは?

2007/11/28 12:15

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書を読むことで久しぶりに言葉について考える機会を得た。

 言葉にはパワーゲームの一面がある。例えば 組織毎に その組織だけで通用する言葉がある。会社ごとに その会社内部だけで使う言葉がある事は確かだと思う。
 その場合 その「言葉」を「正しく」使うことが その組織での「組織員」であることの条件となる。これは会社だけではなく 小学生のグループでも ゲートボールの会でも同じだ。おそらく ある種の人間の本能なのだと思う。

 国の言語も基本的には そんな本能の延長にある。戦前に日本が植民地に押し付けた日本語教育なども そんな一例だ。植民地の国民に 日本語を話させることで 「日本」という組織に組み込むという作業は 基本的にパワーゲームなのだと思う。

 エスペラントは まさに それの裏返しから出てきた人工言語である。国や民族といった「組織」から独立した言語という考え方は 志は高かったのだと思うが 基本的にはWORKしていないのが現状だと僕は考えている。現在エスペラントを学ぶ方が居るとしたら それはその「志」に共感した方に限定されるのだと思う。

 一方 ネット社会を迎えて 世界共通言語としての英語の覇権は強まる一方だと思う。ネット経由で情報が流通する時代にあたり 英語能力の必要性は高まるばかりだと思う。これは良いとか悪いとかいう問題ではなく 現実として「そういうものだ」というようになってきたのだと思う。
 その意味で エスペラントが目指した「志」とは 全く違う地平線上で 世界共通語としての英語が 成立しつつあるのではないかというのが僕の最近の印象だ。

 そう考えながら本書を読み進めた。著者の田中克彦が読者に期待した読み方とは言えないとも思いながら。

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紙の本

可能性を秘めた言語だが

2011/08/27 23:39

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Genpyon - この投稿者のレビュー一覧を見る

言語・言語学と人間・社会の関係を描き出すことをテーマとしている著者だが、本著でも、エスペラントという言語と社会との関わりが描き出される。

エスペラントは、最も成功した計画言語であり、全ての人間にとって第二言語であるという意味での中立を理念としている。ヨーロッパ系の言語をベースとしながらも、規則的で簡潔な文法構造を目標として設計されたという。

そのようなエスペラントの無国籍性は、たとえば無国家主義のような社会意識と関わりを持たないわけにはいかないものと容易に想像できるが、この方面での著述こそ、著者の真骨頂であり、とくにアジアにおける興味深いエピソードが多く紹介されている。

全人類にとって中立という理念は素晴らしいものであるし、エスペラント版ウィキペディアの文量を見ても、可能性を秘めた言語であることに間違いはない。

しかし、著者は、自分自身をエスペラントには引かれるものを感じながらも、実のところは中途半端なエスペラント・シンパにとどまっているという。そして、エスペラントについては、多くの人が同じような距離感を感じているように思われる。

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紙の本

行間から滲み出る、エスペラントに対する著者の思い

2021/10/27 22:33

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る

エスペラントと聞いてもなんのことやら
分からない人の方がが多くなった時代に
世に問われた、ある意味では、
まことに時宜を得た本です。

人工言語に興味のある方なら
一読してみて損はない一冊でしょう。

Volapukについても一書を物して
頂けないものでしょうか。

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2007/07/20 17:24

投稿元:ブクログ

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2007/07/31 20:05

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2007/09/06 01:47

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2008/06/21 22:32

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2008/08/21 12:53

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2009/12/18 00:20

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2010/01/26 14:10

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2010/05/30 14:25

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2010/07/13 22:16

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2011/04/24 08:21

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2012/04/08 21:34

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