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いよいよ集大成らしい。
第1章 SHIRO-OBIライフハック1
第2章 SHIRO-OBIライフハック2
第3章 SHIRO-OBIライフハック3
第4章 CHA-OBIライフハック
第5章 KURO-OBIライフハック
第6章 ライフハック・バカボンドを目指せ!
さすがに集大成という帯がついているだけあって、小手先ツールもそこそこに概念的な話が多い。
そして、今回は「OBI」によって、それぞれのライフハックに異なる階層を設けている。最終章でも述べているが、ライフハックにはどうやら難易度が存在するらしい。ひとつ、疑問に思ったんだけれども、だったらこの本を初めに出すべきじゃないかと。いや、そこらへんはウマイ出版術かなと。これもライフハックなのか?!
内容については、IDEAHACKS!とかTIMEHACKS!に小手先ツールの量の面では劣るものの、その名の通り仕事術の面に絞ればこの本のほうが良いかも。
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<雑務に職人芸>
コミュニケーション関連のマナー、オフィス機器の操作、交通機関の乗り換え、道具の収納場所、自然な気配り
<最初にゴールを見る>
<知識記憶から方法記憶へ>→「だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法」
<サーチエージョント>はてブ、G Alert、G Reader
<その分野のノウハウ本を3冊読む>フレームワークが提示されている、裏話が満載である(実務の裏づけ)、古典の一説が引用されている(著者一人閉じない豊かな情報)
<ニッチな得意分野をつくる>
<重要ポイントはリスト化する>誰でも使える「型」に
<文脈を意識してコミュニケーションする>相手の知りたい情報にフォーカス、前提部分の説明を丁寧に、定義のあいまいな言葉を使わない
<フィードバックを素直に受け止める>
<期待をコントロールする>
<集中時間>フェラーリーと鉄瓶
<習いごとをする>できれば水・木あたり、中だるみなく緊張感、リズム、一週間の型
<集中の儀式で脳をコントロール>登大遊
<意図を持って仕事をしたかによって質が大きく変わる>「最強トヨタの7つの習慣」売り上げを落とします
<鉄鋼王カネーギー>己近くに、己より賢き人を集める術を知っていた男、ここに眠る
<「ビジョナリーカンパニー」>
<ファシリテーション>
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基本的な仕事の進め方から心構えまで、白帯、茶帯、黒帯にわけて書かれていて面白いコンセプトだなぁと思った。
中身は、今までのライフハック本のように、テクニック的なもので「これをやってみよう!」という真新しいことはなかったのだが、精神的な面では多くの学びがあった。
常に「謙虚」で、色々学び続け、結果を多くの人と共有できる人間になろう。
読んだ後にそう思った。
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仕事の効率化を果たす、スキルアップの為の本。
白帯>茶帯>黒帯と、効率的にスキルアップしているかを問われながら、気づきを見つけていける。
基本的には悩んでいればいるほど、ここにたどり着くであろうが、見逃している事も多いと思うので、さらっと読んでみたらよいかも。
著者の他の「〜HAKCS!」とも内容はかぶるけども、ぜひ。
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↓メモ
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・武道や伝統は、ある天才が創造したものを「型」にしたことで、普通の人でもできるようにした。
仕事も同様で、できる人のプロセスを「型」として習得すれば、誰にでもできる(P21)
・ささいなことが「考えなくてもできる」というのが大切。
ex.メモの残し方、メールの書き方、打ち合わせに遅れてきた人へのさりげない気遣い、
はきはきした受け答え、アポイント前日のリマインドメール(P29)
・相手の気持ちを察して、「こうしてもらえたらうれしいだろうな」という気配りが重要(P31)
・最初にゴールを見て、大きな流れを最初に決定しておく。
ex.浦沢直樹の「予告編(クライマックス)を最初に考える」
・ゴールをイメージするのに必要なもの
?最終的な利益
?ゴールへのプロセス(マイルストーン)
?ワーストケース(着地点)をイメージしておく
・情報そのものを記憶するのではなく、情報を整理するルールを覚える(P37)
→脳が記憶容量の圧迫から開放される
→体で覚えている状態になる
・分類する前に収納する(P38)
→「とりあえず情報を放り込んでおく箱」を用意する
・目当ての情報は、すでに他の誰かによってアクセスされている。
だから、その情報をブログに掲載した人のサイトを探した方が早い。ex.technorati, はてなブックマーク
・オリジナリティにこだわる必要はない。
「世界をどれだけ変えたのか」に価値を置く。(P56)
(ex.iPodは新しい技術じゃなかったけど、世界を変えた)
・本当に優れた人は、目指している基準が高いので、常に謙虚(P61)
・「素直に吸収する」。我流や変な癖があると伸びないのは、スポーツと同様。(P63)
・ニッチな得意分野を作る。
→「開発」×「特許」×「マーケティング」
・社内ベンチャーを作る(P70)
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ハック系。LIFE、IDEA、TIME、READINGときて、今回5冊目。仕事のノウハウ集的な中にも何か、「働くって何だろう」という問いへの答えを気軽にかつ誠実に探求する本だ。
気に入った箇所をそのまま抜き出してみる。
P76 秘書はいわば、社長の描いているイメージを、実際にマネージされたものに変えるスペシャルエンジニアなんです。
P79 頼む側の持っているイメージについて「確認する」という方法。
P95 「自分は本当に正しいだろうか?」という自己批判の精神でもあり、自分の意見に対する客観的な態度でもあります。
P160 意図をもって仕事をするかどうかによって、仕事の質が大きく変わってきます。
P189 ポイントは「やりたいこと」ではなく、「やるべきこと」にフォーカスできる人になるということなんです。
P192 自分なしでプロジェクトが進むように設計する。
P196 問題は未熟さにあるのではなく、高みを目指して学ぼうとしないことにあります。
このあたりが共感したポイントだったり、問題意識をもっているポイントだったりするのだろう。
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働く意味を見つめなおし、仕事を再定義させてくれる。
ただし、この手の本はたくさんあるし、シリーズの他の本のような眼から鱗にさせてもらえる要素は少ない。
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昨年6月より新人社員の教育係として、手を変え、品変えして、色々試している最中で、思うように育てられない中、お互いの自己啓発として、わかりやすく薦められる本だと感じました。
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各人のレベルに応じた仕事術について
・「~しない」は「~しよう」よりも効果がある
⇒何かの本にもやりたいことよりやりたくないことをつぶしていけば
やりたいことが見つかると書いてあった。
これと考え方は同じ
・ライバルを見つける
⇒ちょうど今ほしいと思っていたところ
社内1人、社外1人
・仕組みづくり
⇒よくどの本にも書いてある。ようは魚を釣ってあげるのではなくつり方を教える。教えられなくてもできるような環境をつくりあげること
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印象に残った部分の引用:
「オリジナリティよりも、それがどれだけ社会に貢献したのか、世界をどれだけ変えたのかに価値を認めたいのです。」
「真似を恥じることなく、どんどん真似をしよう。問題は、それが効果をあげるかどうか。大げさに言えば、世界を変えられるかどうかにフォーカスするのです。」
優れた人に私淑する
「私淑というのは、直接教えを受けないけれども、その人を尊敬しいろいろと学んでいくこと。」
「哲学のラディカルな現実認識の方法を梅原猛さんから。現実をどう認識するか、自分の認識を疑うことをドキュメンタリー映画作家の佐藤真さんから。やんちゃで健全な批判精神を京都大学教授の中村俊春さんから。おなじく京都大学教授の岡田温司さんからは繊細な時代感覚と感性を。社会人になってからは、編集者、松岡正剛さんの知の方法に触れ大きく感化されました。デジタルメディア研究所所長の橘川幸夫さんからはメディアとコミュニケーションの本質、クリエーターのいとうせいこうさんからは貧相じゃない表現とは何かという問いを受け取りました。」
「真似する対象がみつからない場合、ノウハウ本を活用しましょう。できれば、その分野の本を3冊は読みたい。3冊読んでみると、内容がかぶっている部分があります。そこがポイントです。」
省略:
社内を説得する条件として、3C(自社・競合他社・顧客)の最低ラインが挙げられなければならない。→3Cの使い方として、社内説得の「目的」のツールとして使用していることに注目‼
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6/15 読了
TimeHackと比べるとちょっと物足りなさを感じた。
だが、白帯⇒茶帯⇒黒帯と三段階に分けての説明は秀逸。
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「IDEA HACKS!」では、小ネタ集的な雰囲気が強かったのだけど。今回も小さなハックの集合体ではあるけれど、ハックの積み重ねとしての全体像がしっかりと見える形で構成されている。ひとつひとつのハックが一貫した方向性や背景をもっている感じ。
夕学五十講での講演を聴いたときにも感じたのだけど、小山龍介さんが伝えたいのはハックそのものではなくてハックに至る思想、ハックで目指す思想の部分なんだなと思う。そうした思想がいちんと自らの中で消化されているから、ここのハックが一貫性をもって機能する。IDEA HACKS!はその点ハック自体に重心が行き過ぎてしまっていてバックボーンまでは見えずらかったが、こっちはそうした部分がはっきり見える。だから、今読むなら断然こっちだと思う。
それと、「優れた人に私淑する」に書かれていた以下のくだりが、個人的には印象的だった。
「 本質的なことを話そうとするとどうしても言葉では説明しきれず、歯切れが悪くなってしまいます。(略)歯切れの悪さは、問題と現在進行形で格闘している人が持っている共通点なのです。」
夕学五十講での小山龍介さんは、まさにこの状態。歯切れの悪さを恐れず、それでもなんとか伝えようとひとつひとつ言葉を選ぶ姿がとても印象に残っている。
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Techonorati
小林秀雄
歴史を知ることはおもだいいだすことだ
その起こったことをまざまざと、まるで自分が体験しているかのように
経験することが、歴史を知ることだ。
希望格差社会
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小山氏のHACKSシリーズは何冊か読んでいますが、これまでがどちかというとスキル集のような構成だったのに対し、この1冊はもう少し全体的というか俯瞰的に仕事の方法を語っています。「Hack」の意味なども丁寧に解説し、少し趣が違う印象があります。
とはいえ、紹介されている考え方・スキルはためになるものも多く、実践可能なものも数多く掲載されています。
<この本から得られた気づきとアクション>
・仕事も頭ではなく、身体で覚える。
・「Technorati」や「はてなブックマーク」を活用してみる。
・マインドマップでメモをとってみる。
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段階に応じた働き方があり、それぞれの働き方について説明している1冊。
本のまとめ、ブログは下記に載せています。
http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=56&catid=7