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商品説明
パリを根拠地に長期にわたって現代史の流れを凝視し続け、ベルリンの壁崩壊やソ連体制の瓦解、民族主義の復活等を事前に予測した、ジャーナリストのエッセンスともいうべき同時代への証言録。2006年に逝去した著者の遺作。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- まえがき
- Ⅰ 一九八四―八八年 忘れがたい対話
- 秘境クレムリン――ヴォスレンスキー教授は語る
- モスクワ寸描
- Ⅱ 一九八九年 東ヨーロッパの激動からベルリンの壁の崩壊へ
- ハンガリー――改革の旗手
- 正気の時代――パリ頂上会談
- 東欧に吹く風
著者紹介
藤村 信
- 略歴
- 〈藤村信〉1924〜2006年。東京大学文学部卒業。国際ジャーナリスト。中日新聞特派員などとしてヨーロッパに40年間滞在し、活躍。「プラハの春モスクワの冬」で毎日出版文化賞受賞。
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