ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京 下

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まるでテレビドラマを観ているような感じで読み終わりましたよ・・・
ある意味、面白かった・・・・(^_-)☆
私は、ここに出てくる主人公よりは年下で、育ってきた環境に、学生運動の闘士は一人もいなかったし、でも、大学生の頃、御茶ノ水の高台にある大学の正門の前にいっぱい並んでいたたて看板は景色として見ていたし、大崎善生氏のタペストリーホワイト とか読むと、同じ年代でも、学生運動をしていた人たちがいたんだ・・って、最近になって知ったり？大人になってから知り合った４〜５歳上の人が、実は運動をしていたと話してくれたり・・
いつの時代でも、自分のいるポジションが、圧倒的に普通だって思ってしまうけど、そうじゃない生活を送っている人たちもたくさんいるのだと、大人になるとわかるもんだね＠晩生？^_^;

これはきっとテレビドラマの原作になって、今秋から来年早々にもドラマ化されるのではないかしら・・
例のごとく、私の中では配役、出来上がってますけどね(^_-)☆

楡氏の著書は、男性にもファンが多いようだけど、これは男性が読むと怖いかも・・
本の趣旨に外れて、ある意味、どんなホラーより怖い(@_@)
学生時代の小さな火遊びが、後に大火事になったり・・
過去は余程のことが無い限り、ないものには出来ないものですし、過去はその人の後ろ盾にもなるから、その過去が何も無い状態での信頼や人格形成はむずかしい・・

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下巻。10年間付き合った女。宣子を裏切った崇。その復讐が幕をあける。愛し合うものは実は異母兄弟なのか？ぐいぐい読ませる。国の頂点をめざすもののたちの生き様とその堕落。話の結末は読者に委ねるところも憎い。2008年4月17日読了。

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やっぱり盛り込みすぎで全部中途半端、という感じが否めません。

ただ、今回は最後の最後の落ちがちょっと私好みでした。
世の中そんなもんでしょ？って感じで。

でも、これを認めてしまうと、物語としては・・・。と言う感じ。
やっぱり私とは合わないみたいです。
残念。

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登場人物を詰め込みすぎて消化不良を起こしたような、ちょっと釈然としないオチです。正義が勝っても悪が勝っても別にどちらでもいいんですが、多くの登場人物が正義サイドでも悪サイドでもない中途半端な立ち位置なのでこんな結末になったんでしょう。また、終わらせどころも中途半端です。「この先は読者の想像にお任せする」的な結末も嫌いではありませんが、本作では単にさじを投げたようにしか見えません。この人の場合「青狼記」がピークだったようです。次はないかも…

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下巻。10年間付き合った女。宣子を裏切った崇。その復讐が幕をあける。愛し合うものは実は異母兄弟なのか？ぐいぐい読ませる。国の頂点をめざすもののたちの生き様とその堕落。話の結末は読者に委ねるところも憎い。2008年4月17日読了。

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主人と兄が学生運動世代です、（共にノンポリだったという事ですが・・・）
私は安田講堂の攻防戦や浅間山荘事件をＴＶで見たもう少し下の世代、

「団塊の世代」「学生運動」という新聞広告のフレーズに惹かれ図書館で予約して読みましたが・・・・。

最初は面白く読み始めたのに設定にかなり無理があっていまいちでしたね、
「いや、これはありえないよ〜」と突っ込みを入れながら読み終わりました。

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自分とは無縁の「政界」の裏側が、なんだか少しのぞけた気がしました。　鳩山政権の現実離れした金銭感覚、不透明さ。　そんなものも、「ナルホド」と思わせてしまうすごさがあったです。　最後が、破滅を暗示するかのようなあいまいな終わり方で、ちょっと物足りなさを感じました。

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23日読了。

すごい話だなぁ。。。
ドラマやってるから急いで読んだけど。

結局人間の欲望とは何か
実現するための努力
そして手段を選ばない人間の醜さ

見事に描かれているけど

果たして、勝者は誰なのか？

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東大、ハーバード出身の大蔵官僚、有川崇。
与党大派閥の白井眞一郎の後ろ盾を得て
政界に打ってでようとする野望と
崇の母親である三奈が経営する大病院を白井建設の後釜に据え
財政基盤を盤石にするという白井眞一郎の両者の思惑が一致する。
貧しい暮らしを強いられた生い立ちの苦学生、眞一郎。
かつて国家権力によって学生運動の挫折を味わった三奈。
両家の縁談によって、過去があぶりだされる。
何としても、破談にしようとする三奈
野望を遂げるためには、何が何でも強行しようとする眞一郎。
一方、崇と尚子の縁談を知った元恋人、宣子は復讐に燃える。
三奈のある思い込みにより、罠をしかけられる尚子や宣子
たちとのドロドロした修羅場も読みどころ。

結末は、ドンデン返しがあるが、意外とあっさり。

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ドラマを観てから読んだので、
おおすじはわかっていました。
ほぼドラマが忠実だったため、「血戦」で続きを読みたいです。

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テレビドラマの原作本、ってぐらいで大して期待せずに読みはじまったけれど、いやいやどうして・・・面白くって一気。

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ドラマを見てから読んだため、面白さ半減と思われる。
逆にそれだけドラマが原作に忠実だったということ。

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学園紛争のさなかに出会った男と女。東大攻防の日に別れ、男は政治家に、女は大病院の理事となった。それがあることをきっかけに、出会ってしまった。

権力を持つことって、そんなに魅力があるものなのかしら。私にはまったくまっ～たく理解できない世界。誰かを陥れて権力を持つよりも、みんなで幸せになる方がいい。

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頂点まであと一歩と迫り、権力に執着する男。過去の亡霊に怯えはじめる母。富と権力を受け継ぐことを当然のように信じ切ってきた子供たち。運命のドラマは、衝撃の結末をむかえる!時間は、どこまでも人を変えてしまう。過去は消し去ることができるのか。エンタテインメント界に新たな地平を切り開く渾身作、劇的な展開。

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読み終わりました。なかなか面白かったです。学生運動の時代から現代にいたる、権力を求める者たちのめぐる物語。同じ設定で高村薫なら3倍は重厚になったかな、なんて思ったりもしましたが、こちらはエンターテイメント作品ですね。東大安田講堂陥落を象徴とする学生運動の終焉とその背景、実際は反抗したいから反抗していただけの学生たち、とか、権力に抗ったはずの人々が、いざとなると従順に逮捕されいったとか、その後は結局権力者側にまわっているとか、確かに、とうなずかせる部分も多々ありました。また。随所に作者のこの時代に対する批判的にも思える視線が感じられました。まだまだ展開ありそうです。続編に期待。