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商品説明
評議の秘密を漏らす、判決理由の丸写しなど、本来あってはならない違法行為が、国民の人権を守る最後の砦たるべき最高裁で行われている。元裁判官の著者が、司法の制度疲労が極地に達していることを告発する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
井上 薫
- 略歴
- 〈井上薫〉1954年東京生まれ。東京大学大学院理学系研究科化学専門課程修士課程修了。民間の研究所に勤務後、独学で司法試験に合格。判事補、判事を経て、弁護士。著書に「司法のしゃべりすぎ」など。
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紙の本
重箱の隅をつつく誇張された議論
2008/07/28 22:25
7人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は 2007 年に最高裁で同日に判決がだされた 5 件の中国人による戦争被害賠償請求において,独立に判決をだすべき裁判官が談合したのではないかというネタを執拗に論じている.談合が問題なのかどうかもよくわからないが,明白な証拠がない問題を執拗に追求してみてもはじまらない.さらに著者はさらに判決の理由欄に理由以外の蛇足を書くことを越権行為として非難している.しかし,理由以外につたえたいことがあれば書いてもよいのではないだろうか.それを禁止する法律はないようだから… こうしたことをとって最高裁が法を犯しているとか暴走しているというが,誇張された表現である.重箱の隅をつつく議論だとおもえる.