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  • 販売開始日: 2016/09/02
  • 出版社: 春秋社
  • ISBN:978-4-393-36625-7
一般書

母が重くてたまらない

著者 信田さよ子

「そんな結婚、許さない」「ママの介護をするのは当然。娘なんだから」「私が死んだら墓守は頼んだよ」…。そんな期待に押しつぶされそうになりながら、必死にいい娘を演じる女性たち...

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母が重くてたまらない

税込 1,540 14pt

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商品説明

「そんな結婚、許さない」「ママの介護をするのは当然。娘なんだから」「私が死んだら墓守は頼んだよ」…。そんな期待に押しつぶされそうになりながら、必死にいい娘を演じる女性たちがいる。それが「墓守娘」だ。なぜ母は娘を縛るのか。なぜ娘はNOと言えないのか。膠着した関係から脱出するには。当事者の証言を元に具体的な解決を見出す、かつてないほど希望に満ちた書。

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みんなのレビュー57件

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評価内訳

罪悪感から解放されました。

2008/09/17 19:51

18人中、16人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

母が重くてたまらない 信田さよ子(のぶた) 春秋社

 読みやすい本です。読み終えるまでに1日かかりません。読み始めで、作者の意見に同感します。こどもにとって親は重荷です。こどもに自分の面倒をみてもらうことを期待しないでほしい。こどもにあれこれ干渉しないでほしい。何か趣味でももって、こどものこと以外に没頭して欲しい。こどもは、親が思うような進路をたどってはくれません。こどもの人生はこどもの人生であり、親の人生ではないのです。
 本に書かれてあることは、表面に出てこないだけで、どこの家庭にでもあることなのでしょう。こどもに重くのしかかってくる母親は暇なのでしょう。働けばいいのにと思いました。主婦は実はひきこもりという解釈は新鮮でした。
 わたしは高校生の頃、日記に「人間はめんどくさい生き物だ。」と記したことを思い出しました。わたしは自分のこどもが所帯をもったら、こどもに招待された場合以外は、こどもの家には行かないつもりです。困りごとを相談されたら協力はしますが、こどもから頼まれない限り干渉はしません。三世代で旅行なんて絶対に行きません。世間が見ればしあわせそうでも当事者にとっては大変な苦痛なのです。乳幼児もその親も疲れています。休みの日は、自宅でゆっくり静かに静養がしたいのです。
 自分のことは自分でやる。こどもに依存しない。親に依存しない。親も子も自立する。わたしはこの本を読んで、慰められました。今まで親孝行とは反対のことをしてきたのですが、それでいながらいつも、罪悪感で苦しんでいました。しかしそれは間違っていなかったことをこの本は示してくれました。

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墓守娘はどうすればいいのか

2008/09/17 15:45

16人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る

副題の「墓守娘の嘆き」というのに、なんとも言えない希望のなさを感じたものの、目をそらすこともできず、ついうっかり購入してしまった。気が重くて読み通せないかと思ったが、娘の人生を食らう母親たちのエピソードが、なんとも身につまされるものばかりで、一気に読了してしまった。


娘が自分の意志で人生を歩もうとすると半狂乱になって阻止する母親。

娘の生活全部を完全に「管理」し、サポートし続けることで、自立も結婚もできない女に仕立て上げ、決して手放そうとしない母親。

どんなに自分がかわいそうな人間であるかということを娘に刷り込み、献身的な保護者にしたてあげる母親。

さまざまな母親が出てくるが、娘の価値観や人生を巧妙にコントロールし、依存の餌と罪悪感という借金で徹底的にしばりつけ、不満と欠落の多い自らの人生に取り込んで、生涯にわたって都合のいい保護膜にしようとする点において、どれも同じである。

著者は、そうした母親たち……もっぱら団塊の世代の女性たちであるらしい……のカウンセリングをする立場であるそうなのだが、「娘のため」と言って押しかけてくる母親たちの、鬼気迫る病理を、どこか突き放したような文章で語っている。父親をも含めた集団カウンセリングなども行うようだけれども、ざっとナナメ読みした限りでは、どうも改善された事例、もしくは当事者の誰か……主に娘……が救済された事例が、あまり多くなさそうなのが気にかかる。

一応本書には、そうした母親と、ペアになっている虚無的な存在であるところの父親への処方箋として、教育の必要性が解かれている。けれども、自らの意志でカウンセリングを受け、やすやすと教育されるような母親であれば、そもそも娘が廃人同然になるほどの毒を家庭に注入できるはずもない。

あからさまには語らないけれども、本書の親世代に対する視線は、相当に暗澹としていて、はっきりいうと、かなり絶望的にさえ見える。

巻末に、まるでおまけのようにして、墓守娘に対する処方箋的な話が出てくる。

その処方箋の最初には、まず「怒りを自覚しよう」とある。

自覚されない怒りは、抑鬱を引き起こす場合があるという。実際、私の友人知人で、親問題を抱えてうつ病になっている人の大半は、長年にわたって、親に対する怒りを抑圧していたり、ほとんど自覚していない人達であった。責任感や罪悪感が、怒りをありのままに発動させないのである。されていることは、怒って当然のひどいことばかりであるのに、第一に守るべきものが、自分ではなく、親であり家庭であると、深く刷り込まれているために、怒ることができずにいるのだ。

しかし、怒りを自覚しても、状況はほとんど何も変わらない場合が多い。怒りにまかせて親と絶縁することのできる人は、ごく僅かである。世間に蔓延し、また被害者自身が内面化してしまっている「母性神話」「親孝行物語」の根は深い。娘たちは、正当な怒りを自覚することで、同時に強烈な罪悪感に囚われることになる。

で、著者は二つめの処方箋として、「罪悪感は必要経費と割り切ろう」という。言い換えれば、勝手に背負わされた借金を、生涯返済し続けろということでもある。ふざけた話だが、娘自身が、「母親に愛されない自分=誰かに愛される価値もない存在」という、怪しげな母性神話を根底にしたような価値観を内面化しているうちは、その借財はどこまでもついてまわるのである。

さらに三つ目の処方箋として、著者は「仲間を作ろう」と勧める。いわば「墓守娘コミュ」を結成して、過酷な人生の保持者同士が結びつくことによって、母親側に都合のいい母性神話や、理想的な親子像といった、大多数の人々によって共有される言説と対抗しようというのである。

これは私自身、長いこと実行している方法である。ひたすら罪悪感を背負わされてきた人間にとって、自分だけではないし、自分を守るための思考を自らに許すことは何もおかしくないと思うことが、どれほど大きな救いになるかは、口では説明できないものがある。

処方箋は、さらに、「カウンセリングに行こう」と勧め、さらに「母親に理解されることを断念しよう」「母親にNOと言い、逃げよう」と続く。

すばらしい処方箋である。

しかし、実行できる「墓守娘」は、たぶん、とても、少ないだろう。「娘」一人で放り出すには、墓石は重すぎる。どうしても支援が必要であるけれども、墓石同様にのしかかる母性神話や、現実的な治療費、そして絶望的に深い罪悪感を乗り越えて、その支援を与えてくれるカウンセリングや、「墓守娘コミュ」にたどり着ける人は、ごく僅かである。

著者は、本を書きながら、どうにもやりきれない思いだったのではなかろうかと、タイトルの文字がぐにょーんとゆがんでいるのを眺めて思った。

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2008/05/06 19:37

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2008/06/20 22:33

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2009/11/23 15:26

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2010/01/17 13:50

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