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著者 岩崎 藤子 (著)
大正8年、女子学習院で初めて高松宮宣仁親王妃喜久子殿下に出会った著者が、90余年の過ぎ越し方を振り返り、妃殿下との思い出を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
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九十六年なんて、あっと言う間でございます 高松宮宣仁親王妃喜久子殿下との思い出
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評価内訳
2017/08/24 16:18
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最後の将軍・徳川慶喜の孫娘であり、後に高松宮宣仁親王の元へ お輿入れした喜久子妃殿下。著者はその妃殿下と女子学習院時代 の同級生であり、高松宮妃癌研究基金の創設に奔走した人である。 近年あまりお目にかかることのできない、とても美しい日本語で学校 時代から妃殿下がご逝去されるまでの思い出を綴っている。 喜久子妃殿下ご自身が宮様との思い出を綴ったエッセイをまとめた 作品も読んだが、同級生であり長年妃殿下に近しく接して来た著者 から見ても妃殿下はお転婆なところもありながら、芯が強くしっかり としたお考えをお持ちの方だったのだと思う。 小石川にあった徳川家のお屋敷のお庭で木登りされる妃殿下なの である。いや、それは勿論、子供の頃のお話だけれど。妃殿下に なられてからも著者や女子学習院時代のお友達を車に乗せて、 ご自身でハンドルを握って結構遠出をされている。 そうして妃殿下の名を冠した癌研究基金の設立の為に、著者は 妃殿下の手足となって東奔西走する。妃殿下を人間として尊敬し、 「世の為、人の為に働ければいけない」との信念を抱えて。 高松宮妃癌研究基金の機関紙に掲載された妃殿下との対談など を読んでいると、親しくも一定の距離を保った関係は素敵だなと 思った。明治・大正・昭和・平成と、3つの世代を生きたおふたりだ からこその信頼と尊敬、そして時にはおふたりの軽口も。 これが楽しい。将軍の孫娘なのに、妃殿下は気取らないお人柄 だったのだね。それにこの頃は皇族の警護も今ほどに厳重では なかったよう。それが証拠に、妃殿下は結構自由にお出かけな さっていらっしゃる。 著者は妃殿下と違って一般家庭であると言うけれど、どうしてどう して。母方の祖父は大久保利通、伯父は牧野伸顕、父上は虎ノ門 事件で内閣総辞職した際の外務大臣であり、薩摩藩士のご出身。 私たちが考える庶民では決してないのだ。そりゃそうだよね、大正 時代に雙葉から女子学習院に編入できるご家庭なのだもの。 妃殿下との思い出ばかりではなく、自身のご実家での思い出も収録 されている。執事がいて、書生さんがいて、ご家族それぞれに女中さ んがいたっていうのは、現在から見れば十分に上流階級だと思われ るのだけれどね。 著者が女子学習院に編入して、すぐにお声をかけて下さったのが 喜久子妃殿下。「お遊びしましょう」。それから90年余り、程よい距離 を保って仲の良い同級生として過ごされたのだね。 わたしゃ庶民だけれど、このおふたりのような関係も素敵だと思うわ。
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