「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
風雲児たち 幕末編13 (SPコミックス)
著者 みなもと 太郎 (著)
【文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(第14回)】【日本漫画家協会賞コミック部門大賞(第49回)】【「TRC MARC」の商品解説】
風雲児たち 幕末編13 (SPコミックス)
風雲児たち 幕末編(13)
【セット限定価格】風雲児たち 幕末編(13)
この商品はセット商品のため単品ではご購入いただけません。
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:20,121円(182pt)
- 発送可能日:1~3日
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
坂本龍馬の剣道の試合も見てみたいのはやまやまですが
2008/09/28 18:58
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み継いできました「幕末編」も、もう13冊目になりました。安政3年から5年にかけての話なので、もうあと10年で大政奉還となります。いよいよ(と、ずっと言い続けている気もしますが)徳川幕府瓦解に向けて様々な人々が活躍することになりますが、メインはハリスの将軍謁見のくだりということになるでしょうか。そこに長崎海軍伝習所の話や吉田松陰の後日譚が並んでいます。
と、ここまではこれまでの「風雲児たち」にならって、時間の経過に合わせて様々な人たちの行動を追ってゆけばよかったのですが、この第13巻はやや趣が違っています。
土佐藩主山内容堂が主催した御前試合の話が110ページにわたって続くのです。全体でも230ページですから、およそ半分が御前試合に費やされているわけです。もちろんここには坂本龍馬をはじめ、今後活躍する人たちが集まってきているので、それなりに意味はあるのでしょうが、でもここまで描かなければいけない重要なエピソードなんですかねえ。
「風雲児たち」が一時期雑誌連載を休んでいた時に、作者は坂本龍馬をメインにしたマンガを描いていたこともあるくらいに、幕末の多くの偉人たちの中でも龍馬に入れ込んでいるところは確かにあるのですが、それにしてもここまで描かないと「風雲児たち」が成立しないというわけでもないでしょうに。
と言うわけで、もちろんこれだけでこのマンガの価値が下がってしまうというわけではありませんが、少し寄り道しすぎではないかという思いで、星4つ(本当のところは3つ半というところでしょうか)としておきたいと思います。描きこむことも大切ですが、もっと話を進めて欲しい気もします。もう「幕末編」も13冊目ですよ。それなのにまだ大切な10年があるではありませんか。