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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2008.8
- 出版社: 東洋経済新報社
- サイズ:20cm/258p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-492-31391-6
紙の本
テロの経済学 人はなぜテロリストになるのか
「貧しく教養のない若者がテロリストになる」という通説は噓だった! テロリズムへ参加する個人の特徴をはじめ、テロリズムの発生条件や、テロリズムのもたらす様々な影響を、統計デ...
テロの経済学 人はなぜテロリストになるのか
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商品説明
「貧しく教養のない若者がテロリストになる」という通説は噓だった! テロリズムへ参加する個人の特徴をはじめ、テロリズムの発生条件や、テロリズムのもたらす様々な影響を、統計データに基づいて実証する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
アラン・B.クルーガー
- 略歴
- 〈アラン・B.クルーガー〉1960年生まれ。ハーバード大学Ph.D.。プリンストン大学教授。94〜95年にはアメリカ労働省のチーフ・エコノミストを務める。
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テロを経済面から見る
2015/10/01 14:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
テロの動機が貧困や低い教育水準が原因という政治家から一般大衆まで思い込みがちな先入観をデータを元に検証しています。そういえばビンラディンもサウジアラビアの富豪の一族でしたし、欧州でテロを行う人物も少なからず貧困層・低学歴とはいえませんでしたね。一読に値する本だと思います。
紙の本
誰がテロリストになるのか
2016/01/25 23:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ホンの無視 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「貧困と教育の不足がテロなどの暴力の温床になっている」という通説を著者は否定している。
むしろ教育を受けている人間の方が安く情報にアクセスする方法を知っているため、極端な立場に立ちやすいと著者は言う。
チュニジアなどで起こった「アラブの春」原因がSNSであったという点やISISがSNSを使って巧みに活動を宣伝している事を考えると、
IT分野に関しては著者の主張は正しいと感じる。
さらに、かつてのオウム真理教の上層部が高学歴のエリート集団であったという事実や、
一定以上の水準の教育を受けている先進国の若者がISISなどのテロ集団に加わりに行くケースが見られる現在社会を鑑みても、
先進国においても教育そのものはテロの歯止めにはなりえないという事が分かる。
問題を単純な結論で終わらせずにしっかりと分析していくことが重要であると感じさせられる一冊だった。