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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2008/08/07
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/602p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-214861-0

紙の本

宿屋めぐり

著者 町田 康 (著)

主の命により大権現へ大刀を奉納すべく旅をする鋤名彦名は、謎のくにゅくにゅの皮に呑まれ、「偽」の世界にはまりこむ。嘘と偽善に憤り真実を求めながら、いつしか自ら嘘にまみれてゆ...

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宿屋めぐり

税込 2,090 19pt

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商品説明

主の命により大権現へ大刀を奉納すべく旅をする鋤名彦名は、謎のくにゅくにゅの皮に呑まれ、「偽」の世界にはまりこむ。嘘と偽善に憤り真実を求めながら、いつしか自ら嘘にまみれてゆく彦名の壮絶な道中。その苦行の果てに待ち受けるものは。【「BOOK」データベースの商品解説】

【野間文芸賞(第61回)】主の命により大権現へ大刀を奉納すべく旅をする鋤名彦名は、謎のくにゅくにゅの皮に呑まれ、「偽」の世界にはまりこむ。いつしか自ら噓にまみれてゆく彦名の壮絶な道中。その苦行の果てに待ち受けるものは?【「TRC MARC」の商品解説】

執筆7年。新たな傑作長編小説の誕生!

主はいつも言っていた。
「滅びにいたる道は広く、光にいたる道は狭い。おまえらはいつも広い道ばかり行こうとするが、それは天辺から誤りだよ」

主の命により大権現へ大刀を奉納すべく旅をする鋤名彦名は、謎のくにゅくにゅの皮に呑まれ、「偽」の世界にはまりこむ。嘘と偽善に憤り真実を求めながら、いつしか自ら嘘にまみれてゆく彦名の壮絶な道中。その苦行の果てに待ち受けるものは。
俺は俺の足で歩いていくのだ。俺の2本の足で正しい道を。

第61回野間文芸賞受賞【商品解説】

著者紹介

町田 康

略歴
〈町田康〉1962年大阪府生まれ。作家、歌手、詩人として活躍。「きれぎれ」で芥川賞、「土間の四十八滝」で萩原朔太郎賞、「告白」で谷崎潤一郎賞を受賞。

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評価内訳

紙の本

小説とはウソ=字なのだ!

2009/02/08 08:01

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんいち - この投稿者のレビュー一覧を見る

「小説とはウソ=なのだ!」と叫びたくなるような傑作、それがこの『宿屋めぐり』を読み終えての、快哉にも似た感動である。

もちろん、町田康一流の語りは冴えている、こと、短文で投げすてるような文末の光彩はまぶしいほどだ。ストーリーもキャラクターも、いきいきとしてよどみなく、魅力溢れるものだといってよい。野間文芸賞という、大きな賞をもらったということもうなずける。しかし、こうしたことごとをいくら積み重ねても、『宿屋めぐり』の豊饒で乱暴な魅力にはたどりつくまい。

小説とはそもそも、ウソである。しかもそれは、そこに描かれたことが、現実/真実そのものではなく、何かしらのデフォルメを通している、といった良識的な判断の前に既に、ウソである。というのも、私達の現実世界の構成要素は、実に様々であるからだ。食べ物にせよ住処にせよ、それは物質から出来ているし、頭の中で考えることは思念とでも呼ぶべきものでできている。いずれ重要なのは、それらは「言葉」によって覆い尽くされた世界ではない、ということだ。(その一部として「言葉」は確かにあるが)だから、原則として「言葉」しか用いることの出来ない小説とは、それがいかにリアリティに富んだものであろうと、畢竟ウソであることを免れない。

恐るべきことに(というべきだろう)、町田康『宿屋めぐり』は、わかりきっていて、誰も口にしなくなったそのことを、小説内であからさまに公言してしまうのだ。その衝撃は、もはや小説は「言葉」だというのすらためらわれるほどだ。端的に、小説は「字」なのだ。「字」だけで、この世界に似た世界を描こうとする以上、それがねじれた世界であろうと、フィクショナルな設定であろうと、パラレル・ワールドであろうが、とどのつまりはウソに他ならない。そのことを公言した後になお、小説でありつづけることに耐え、しかも面白く読むことのできる傑作、それこそ『宿屋めぐり』なのだ。

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紙の本

無間地獄

2015/08/24 19:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

これは無間地獄である。人間はこの地獄から抜け出すことができるのだろうか?恐ろしい小説である。異様な設定の小説であるが、物語の世界にどんどんとのめりこんでいく。これは「告白」と並び町田康の最高傑作である。

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2009/06/10 23:49

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2008/09/14 09:16

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