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紙の本
国税査察官 (講談社文庫)
著者 立石 勝規 (著)
首相公邸に隠されていたルノワールの名画「日傘のリーズ」が消えた。国税査察官・篠崎隆之が名画の行方を内偵するうちに、巨額の脱税事件が浮かび上がる。大手都市銀行頭取・政財界の...
国税査察官 (講談社文庫)
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商品説明
首相公邸に隠されていたルノワールの名画「日傘のリーズ」が消えた。国税査察官・篠崎隆之が名画の行方を内偵するうちに、巨額の脱税事件が浮かび上がる。大手都市銀行頭取・政財界のフィクサーらを相手に、査察部の命運をかけた闘いが始まった。元国税担当記者が描き尽くす迫真のドキュメント・ノベル。【「BOOK」データベースの商品解説】
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経済小説
2008/09/14 07:56
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
経済小説。あるノンキャリアの国税調査官がルノワールの一枚の絵をめぐる巨額脱税疑惑と政財官の癒着も絡んだ事件に挑むという内容。
著者の経歴が新聞記者ということもあり、過去の疑獄事件の裏舞台を知ってか、ストーリの作り自体にはリアリティがあります。
泣く子も黙る査察部ですが、国家権力の中では微妙な存在だということがわかりました。上は財務省、そこに政治家が絡んで、身動きが取れないこともあるのですね。
有名絵画
巨大銀行の合併
権力闘争
政界再編
国税局査察部
東京地検特捜部
裏社会とのつながり
フィクサー
官僚の出世競争
など、最近の疑獄事件でキーワードになったものが、すべて出てくる内容です。あっという間に読んでしまいます。
ひとつ残念なのは、登場人物がすべて何らかの形で物語に絡んでくる点。フィクションだから仕方がないのかもしれませんが、メインの筋書きがリアリティがあるだけに「ちょっとできすぎ」の感も。
http://blog.livedoor.jp/c12484000/