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紙の本
松本清張短編全集 01 西郷札 (光文社文庫)
著者 松本 清張 (著)
西南の役の賊軍が発行した軍票「西郷札」。出役した佐土原士族が、血のつながらぬ妹と、東京でめぐり逢ったとき、悲劇の幕が開いた。明治初年の投機騒動に材を取り、人の心に巣くう情...
松本清張短編全集 01 西郷札 (光文社文庫)
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商品説明
西南の役の賊軍が発行した軍票「西郷札」。出役した佐土原士族が、血のつながらぬ妹と、東京でめぐり逢ったとき、悲劇の幕が開いた。明治初年の投機騒動に材を取り、人の心に巣くう情念の炎を描いた処女作「西郷札」のほか、坂口安吾をして、推理小説作家としての著者の未来を予言させた芥川賞受賞作「或る『小倉日記』伝」など、最初期の名作八編で編まれた「短編全集」第一巻。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧
西郷札 | 5−62 | |
---|---|---|
くるま宿 | 63−90 | |
或る「小倉日記」伝 | 91−137 |
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この辺りが
2017/08/18 17:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
処女作前後って本当に最初から出来上がっていた方なんだなぁ。読みやすいけど下品じゃない文章。 時代物は山本周五郎作品を思わせる雰囲気。啾々吟は「ああ、確かに嘉門嫌われるわ…」と感じた。 「小倉日記」の身体と表情が不自由だが頭脳明晰な主人公に認められない頃の自分を投影していたらしい。でも嘉門のように根までいじけずに良かった。ご本人あとがきの、デビュー前後の状況や屈折気味の心境も面白かった。