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読割 50
紙の本
ダンタリアンの書架 1 (角川文庫 角川スニーカー文庫)
著者 三雲 岳斗 (著)
ヒューイは、かつて所領の半分を1冊の稀覯本と引き替えにしたほどの蒐書狂である祖父から、古ぼけた屋敷とその蔵書の全てを引き継いだ。条件は一つ、“書架”を引き継げ—と。遺品整...
ダンタリアンの書架 1 (角川文庫 角川スニーカー文庫)
ダンタリアンの書架1
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商品説明
ヒューイは、かつて所領の半分を1冊の稀覯本と引き替えにしたほどの蒐書狂である祖父から、古ぼけた屋敷とその蔵書の全てを引き継いだ。条件は一つ、“書架”を引き継げ—と。遺品整理に屋敷を訪れたヒューイは、本が溢れる地下室で、静かに本を読む少女と出会う。漆黒のドレスに身を包み、胸に大きな錠前をぶら下げた少女ダリアン。彼女こそ、禁断の“幻書”を納める“ダンタリアンの書架”への入り口、悪魔の叡智への扉だった—。【「BOOK」データベースの商品解説】
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どんな方向に展開させるのか楽しみ
2008/11/02 16:02
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
この世にあらざるべき力を読み手に与える幻書。この幻書を集めたダンタリアンの書架を管理する黒の読姫ダリアンとその鍵守ヒューイによる、幻書に魅入られた人間の物語。「ザ・スニーカー」に連載された作品を編集しまとめただけでなく、書下ろしとして、焚書官を名乗る幻書にまつわるもう一組も登場しており、まだまだこれからどう展開させるのかというところ。
全体的に面白いものになりそうな予感はあるし、作者の短編物は好きなのだけれど、何かしっくり来ないものも同時に感じる。色々な設定を組み合わせて、伏線を張り巡らそうとしているのだけれど、一つの世界観としてまとまりきれていないというか…。一話完結で物語を展開させていくためには、絶対的に主人公たちのキャラが立っていないと難しいと思うのだが、いまいちヒューイの腹の底が見えないので感情移入しづらいというか…。
いづれにせよ、続編が出そうな雰囲気なので、楽しみに待つことにします。