紙の本
片付け本の存在意義
2020/11/15 21:40
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
この一冊、「片付ける方法」に関しては、なんら新しいコトを書いているわけではない。
しかし、それでもかなり夢中になって読んだのは、私の中にうっすら残る悪しき思い込みから、瞬間、目を覚まさせてくれるような、魔法のようなコトバの数々が、大量に散りばめられていたせいです。
たとえば、「いらないモノは、安くても高い」、「毎日使うモノを“お気に入り”のモノ、“こだわり“のモノに限定してゆくと。物欲が消える」、「きちんと使い込まれたモノたちは、モノとしての一生をまっとうしたことになります。最後は捨てられても、幸せな人生(?)だったといえるでしょう。(略)安易にモノを所有することは、モノの一生を台無しにしてしまうことになります」...etc。
そして極めつけは、「モノを捨てられない時代がやってきます」「今日が最後のゴミの日だったら?」
思えば、私たちは「消費を増やして景気を良くし、経済を発展させる」というやり方にのっとって、高度経済成長をなしとげ、やり過ぎてバブルを破裂させてきた。しかし、そこで軌道修正することはなく、いまだ「買う」という行為が、社会をよくすると考える傾向にある。
広告や雑誌や、ニュースなどなどに、ココロをコントロールされ、実は自らで管理できなくなるほどモノを買って、それらに囲まれてストレスを感じる生活。
そして、消費する瞬間は楽しかったとしても、過ぎれば、ただ飽和状態を超えるモノのために使ったお金。そしてそのお金を稼ぐために、我慢して働く日々。
思えば、多くの片付けテーマの本は、かたずけノウハウを得るためというより、その悪魔のようなスパイラルから逃れる強靭なココロをつくるためにこそあるのかも。
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2009年2月6日購入。読書期間2009年2月6日〜12日。
片付けが苦手で自室がカオスな私が、書店で見かけ思わず購入してしまった一冊。
片付けのできない人はまずモノを増やすなってことを基礎として、部屋にあるモノの価値よりもその分広いスペースで送る生活を良しと考え、どうすれば部屋が片付くか、快適な生活を送れるようになるかを説いた本。
筆者の考えに若干偏見があるように感じる部分もあるが、片付けのできない人にはお勧めしたい。
読んだ後にたとえ片付けをしなくとも、考え方がかわるはず。
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この本をきっかけに、私の本棚の本は1/5になりました。
たんすの中の服も半分になりました。
処分するのが快感になる・・・恐ろしい本です。
家の中がかなり広くなっています。
モノがないので掃除もラクです。
「ものを所有する」ことに対する見方を根源から
覆してくれる本。
「片付け」「掃除」のマニュアルなど一切読む必要なし!
この本さえ一読すれば、全て解決です。
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物は財産ではなくて維持(置き場も含めて)コストのかかる負債、という視点が新鮮。でも物=負債と結びつけすぎると必ず物は持つ暮らしなのに罪悪感だらけになりそう。
まだ読み途中だから、この先の展開が楽しみ。
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断捨離を進める内に、捨てる、処分することが苦になって来た時に読んだ本。ちょうど金欠でお金もないと思ったので、タイトルでびびっと来たが、とても気軽に読めて、捨てることが楽になれた。
具体的に、物にうもれた生活が、いかにお金の無駄かといている。捨てる時に捨てにくい物をいかにスムーズに捨てるか、考え方を教えてくれる。
断捨離で迷ったら、読むことをオススメしたい。
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・買えば買うほど負債になる!
◆捨てるためのモチベーション①
・スペースを空けることを最優先する
・数日たてば、あったことさえ忘れる
・過去にこだわらない
・迷ったら、捨てる
・今日が最後のゴミの日だったら?
・捨てることを楽しむ
◆それでも捨てられない人へ
・「思い出」はデジカメで保存する
・かさばる本はデータ化する
◆捨てなくてもいいモノもある
・大切なモノ
・精神的プラス効果のあるモノ
・人のモノ
・緊急時に必要なモノ
◆今日かな、モノを減らす
・持ち物リストを作ってみる
・使用頻度を調べてみる
・重点はスペースを空けること
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p.84
◎毎日使うものだから、とことんこだわる
<使用頻度の高いモノリスト>
・歯ブラシ
・歯磨き粉
・石けん
・シャンプー・リンス
・タオル類
・ヘアブラシ
・整髪料
・ドライヤー
・爪切り
・耳かき
・スーツ
・ジャケット
・コート
・シャツ
・セーター
・ジーンズ
・Tシャツ
・パジャマ
・下着
・財布
・時計
・ベルト
・ネクタイ
・めがね
・靴
・鞄
・ハンカチ
・ペン
・ノート
・手帳
・はさみ
・皿
・茶碗
・汁碗
・マグカップ
・コップ
・箸
・フォーク
・スプーン
・鍋
・フライパン
・まな板
・包丁
・洗濯機
・掃除機
・冷蔵庫
・電子レンジ
・テレビ
・布団
・まくら
・シーツ
・食器用洗剤
・洗濯用洗剤
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・ぞうきん
・バケツ
・ほうき
p.125
◎捨てる基準は「使用頻度」
・毎日使う
・週に1度以上使う
→特に捨てる必要なし
・月に1度以上使う
・数カ月に1度以上使う
→ない方が良いものが多い
・毎年使う(コートなどの季節もの)
→スペースを与える価値のあるモノのみを残す
・1年以上使っていない
・3年以上使っていない
・いつか使う
→いらない
p.158
◎捨てなくていいモノ
・大切なモノ
・精神的プラス効果のあるモノ
・人のモノ
・緊急時に必要なモノ
p.164
◎モノを増やさない5つの習慣
・買わない
・もらわない
・ストックしない
・買わずに済ませる(借りる、代用する、使わずに済ませる)
・モノは消耗品だと考える
p.176
◎お店は自分の物置として使う
p.179
◎「消えもの」でぜいたくを楽しもう
⇒花、食べ物、旅行
p.189
◎ワンランクアップのモノ減らし術
・3分の1の空きが幸せを呼ぶ
・デスクやテーブルを、いつもきれいにする
・モノに住所を与える
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数ヵ月、モノを手放すことを続けていましたが、図書館で見つけて気が緩んできた最近のために読みました。
結果、般若の形相でモノを捨ててます…。
かわいい!素敵!と衝動買いしたものが可哀想な末路を迎えるのが辛くて般若になりますが、身に染みこませて学習しようと思います。
レビューではなく個人の近況になりましたが、真に豊かなのはスペースがあること、そういう部屋にする!と決意させてくれる本だと思います。
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家に他人を呼べるかどうかというのはひとつの目安ではあるな。とても呼べるような家じゃないけど。捨てられないというより、意識で捨てようとしないとドンドンたまるという感じかな。人間関係の整理は好きなんだが、物の整理は面倒でしないので、これを機会にいろいろ捨ててみようかと思う。
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こういうのは今まで信用して無くて読もうとしてこなかったが,自分の考えが変わった。自分自身はモノを捨てられないし,思い出に残る品は捨てるべきではないと今でも思っている。
しかし,ゆとりのある生活とは余剰のスペースの広い生活であるという考え方には同意をする。
これから,少しずつモノを減らしていきたいと考えている。
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タイトルの強さにひかれて、手に取りました。
タイトルとか違い、優しい文章。特に目新しい話はなかったけれど、
プリンターを買う。そうしたら紙もインクも買わないと。置く台も買おう。
・・・というように、1つ買うことで広がってしまうものもあるから慎重に、っていうのには「ああ・・・・・・」と思いました。
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年末の部屋の整理整頓のモチベーションを上げるために読んでみた.こんな本読んでる間に,片付けろってことに気づいた… #fb
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http://staygold1979.blog.fc2.com/blog-entry-488.html
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”不思議なことに、毎日使うモノを「お気に入り」のモノ、「こだわり」のモノに限定していくと、物欲が消えていきます。(中略)自然と好きなモノたちに囲まれて生活することになりますから、持っているものは少なくても、所有の満足度が非常に高くなります。(中略)お気に入りのモノ、こだわりのモノを使っていると、モノを大切に使うようになります。そして、モノに感謝する気持ちが生まれます。”
まさに。
モノを少しづつ減らし中。身軽に暮らし、身軽に引っ越したい。紙媒体がな~これだけはどんどん増えていく・・・。
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服やコスメはそこそこ管理できているとは思うのですが、本が買わない・捨てるの両方で要注意。買ってから数年、でも読んでないという本もちらほら。
昔の趣味道具は、踏ん切りがついたので早速処分したいと思います。
◆過去にこだわってばかりいたら、いい仕事はできない。
過去にこだわる人は、未来の自分が信じられない、夢のない人。
◆昔熱中した趣味に、ふたたび同じような情熱が宿ることは、まずありません。
◆持ち物リストでモノが減る。