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商品説明
逃げてばかりいる夫。言うことを聞かない子供。身勝手な姑。無自覚な世間の好奇の目。理解のない上司。たえきれない思いを胸に、「奥さま」は今日もあなたのそばで生きている。【「BOOK」データベースの商品解説】
逃げてばかりいる夫。言うことを聞かない子供。身勝手な姑。無自覚な世間の好奇の目。理解のない上司…。たえきれない思いを胸に今日も生きる「奥さま」の物語。『小説すばる』『ウフ.』に掲載した作品を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
お茶くみ奥さま | 7−29 | |
---|---|---|
レジ打ち奥さま | 31−52 | |
長生き奥さま | 53−73 |
著者紹介
夏石 鈴子
- 略歴
- 〈夏石鈴子〉1963年東京生まれ。上智短期大学英語科卒。97年「バイブを買いに」を発表して鮮烈に作家デビュー。著書に「新解さんの読み方」「家内安全」など。
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著者/著名人のレビュー
あまりにもリアルに...
ジュンク堂
あまりにもリアルに「奥さま方の本音」が書かれているので、そうだ、そうだと思いつつ、さぞ生きにくいだろうな、とつぶやいてしまう。そのくらい真に迫っているのだ。息がつまるぐらいである。
しかし考えてみれば人の世の生きにくさは、結婚しても、子供をつくっても、関係が増える分だけ、しのぎにくくなるのだろう。共感と諦念が交互に訪れ、読み終えたあとに、本の中に友人を見つけたような思いにとらわれる本である。