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- カテゴリ:一般
- 発売日:2008/12/01
- 出版社: SBクリエイティブ
- レーベル: サイエンス・アイ新書
- サイズ:18cm/238p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7973-4976-4
読割 50
紙の本
殺人ウイルスの謎に迫る! 新型インフルエンザはどうして危険なのか?致死率80%以上の凶悪ウイルスとはなにか? (サイエンス・アイ新書)
著者 畑中 正一 (著)
殺人ウイルスの正体から、ウイルスと闘う研究の最前線、人の体がウイルスを撃退する免疫の仕組み、細菌を病原菌にしてしまうバクテリオファージ、なぜウイルスは存在するのかを解き明...
殺人ウイルスの謎に迫る! 新型インフルエンザはどうして危険なのか?致死率80%以上の凶悪ウイルスとはなにか? (サイエンス・アイ新書)
殺人ウイルスの謎に迫る!
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商品説明
殺人ウイルスの正体から、ウイルスと闘う研究の最前線、人の体がウイルスを撃退する免疫の仕組み、細菌を病原菌にしてしまうバクテリオファージ、なぜウイルスは存在するのかを解き明かすRNAワールドまで徹底解説。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
ウイルス
2020/03/06 21:28
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
2020年3月6日現在において、中国の武漢から広まった新型コロナウイルスが流行している。本書が出た2008年12月24日時点においては、10年ちょっとしたときに、また別の新型コロナウイルスで世間が騒がれていることなど想像していなかっただろう。当時はSARSというやはり中国由来の新型コロナウイルスが流行っていた2003年から近かったので、その脅威が記憶に新しかったのだろう。
インフルエンザウイルスにせよ、コロナウイルスにせよ、人類が経験していないウイルスなどの病原体には弱いものである。それは当然に警戒しなければならないことを、人類は今回の武漢コロナウイルスによって認識することができた。しかし、風邪を軽視することも問題だ。風邪は誰でも年に数回は罹るだろうが、命にかかわるというものではないかもしれない。しかし、この存在が著しくQOLを低下させているのも事実ではなかろうか。本書は命にかかわるものを重視しているように思えるが、通常の風邪を引き起こすウイルスに対しても、やはり軽視せずに人類は何らかの武器などを持つ必要があるのではないだろうか。
個人的には、前半部分の人に対するウイルスは読みやすかったのだが、終盤の植物に対するウイルスなどの話題は読みにくいように感じた。これは、その部分が難解だからではなく、もともとの知識が私に不足していたからだろうか。やはり、植物に対するウイルスなどは普段あまり意識していない。しかし、確かに収穫量が減り、人類に多大な悪影響を及ぼす点では重要なことではあるかもしれない。その点は認識をした。