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紙の本
シルクロードの滑走路 (角川文庫)
著者 黒木 亮 (著)
総合商社のモスクワ駐在員である小川智は、中央アジアのキルギス共和国に旅客機を仲介する案件を進めていた。しかし、ソ連崩壊後の混乱の渦中にある小国では、国際ビジネスの常識がま...
シルクロードの滑走路 (角川文庫)
シルクロードの滑走路
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商品説明
総合商社のモスクワ駐在員である小川智は、中央アジアのキルギス共和国に旅客機を仲介する案件を進めていた。しかし、ソ連崩壊後の混乱の渦中にある小国では、国際ビジネスの常識がまるで通じない。難航を極める交渉は、小川の熱意と粘りで一歩ずつ合意に近づくが…。ユーラシアの厳しく美しい自然と、多難な歴史を背負う民族の姿を背景に、国際ビジネスの現場をスリリングに描き出す経済小説の傑作。【「BOOK」データベースの商品解説】
東洋物産モスクワ駐在員・小川智は、キルギス共和国との航空機ファイナンス契約を試みるが、交渉は困難を極める。緊迫の国際ビジネスと、激動のユーラシアをたくましく生きる諸民族への共感を描く。【商品解説】
著者紹介
黒木 亮
- 略歴
- 1957年、北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社を経て2000年、大型シンジケートローンを巡る攻防を描いた『トップ・レフト』でデビュー。著書に『エネルギー』『冬の喝采』『貸し込み』『巨大投資銀行』等。英国在住。
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ヒロインが立派だ
2021/03/01 18:56
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投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者のエッセイで触れられていた航空機ファイナンスの話を小説化したもの。だからかぎりなくほんとうのことなのだろう。航空機ファイナンスの仕組みがよくわかる。また旧共産圏の人々と商売する苦労もよくわかる。商社に行かなくてよかったというのが感想。昔の同級生はこういう苦労をしていたんですねと同情してしまう。
著者はクルド人にずいぶん同情的だ。個人的に知り合いでもできたのだろうか(小説の中の人物のような)。今のシリア情勢とかを見ても気の毒とは思う。言語をなくしてしまうのは許せない。しかし個別にはいろいろと事情もあるのでなんともむずかしい。