サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 15件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:小学生
  • 発売日:2009/06/01
  • 出版社: さ・え・ら書房
  • サイズ:20cm/319p
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:978-4-378-01479-1

紙の本

グリーンフィンガー 約束の庭

著者 ポール・メイ (作),シャーン・ベイリー (絵),横山 和江 (訳)

文字を読んだり書いたりするのが不得意なケイトは、家族とともにロンドンから田舎に引っ越してきた。学校が変わったってなにも変わらないと、なげやりな態度のケイト。だが、日に焼け...

もっと見る

グリーンフィンガー 約束の庭

税込 1,870 17pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

紙の本
セット商品

外国の読みものシリーズ Cセット 15巻セット

  • 税込価格:25,740234pt
  • 発送可能日:購入できません

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

文字を読んだり書いたりするのが不得意なケイトは、家族とともにロンドンから田舎に引っ越してきた。学校が変わったってなにも変わらないと、なげやりな態度のケイト。だが、日に焼けて、ごつごつした「グリーンフィンガー」を持つ老人との出会いによって、ケイトは自分も知らなかった才能に気づく。【「BOOK」データベースの商品解説】

字が読めないコンプレックスや両親の不仲のために、ケイトは心を固く閉ざしていた。だが、植物を育てるのが上手な老人との出会いをきっかけに、庭仕事をとおして自分なりの生き方を模索していく。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ポール・メイ

略歴
〈ポール・メイ〉1953年英国生まれ。教員として小学校に勤めるとともに、読書が不得意な子どもを長年指導した。子ども向けの作品のほか、フィクション、ノンフィクション作品を数多く手がける。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

著者/著名人のレビュー

 グリーンフィンガー...

ジュンク堂

 グリーンフィンガー(緑の指)とは、植物を育てるのが上手い人のことです。
 主人公のケイトは文字を読むことが不得意で学校に馴染めず、ロンドンから田舎へ引っ越します。そのせいで両親は次第に不仲になり、新しい学校でも上手くいかず、ケイトはやり場のない思いを抱えてなげやりな日々を送っていました。そんなある日、ケイトはグリーンフィンガーを持つ老人ウォルターと出会い、植物とのふれあいに目覚めます。庭仕事を通じて、ウォルターや離ればなれになった家族のために奮闘するケイト。彼女の健気さにグッと惹きつけられる一冊です。

みんなのレビュー15件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (5件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

打ち込めることを見つけることが、生きる力になった。

2009/12/28 00:05

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

図書館の児童書の新刊書架で、
表紙に惹かれてたまたま手に取った本書だが、
見返しにこんな言葉が書かれていた。

   夜寝るときにママが読んでくれる絵本は、
  どれも大好きだった。

  ページの下にあった、くねくねした黒いものを
  気にとめたことはなかったけれど。

  それが、自分で本を読むときになってはじめて、
  くねくねしたものこそが大事だと気づいたのだった。

   字が読めないコンプレックスや両親の不仲のために、
  ケイトは心をかたく閉ざしていた。

  だが、ある老人との出会いをきっかけに、
  植物を育てる楽しさに気づく。

  荒れた庭を再生し、ケイトは、
  庭仕事をとおして自分なりの生き方を模索していく・・・。

タイトルでは、わからなかったのだが、
本書は、英国のディスレクシアの少女を主人公とする物語だったのである。

障害をテーマとしている本を探している者の立場だと、
そのテーマであることがタイトルからわかるようになっていると探すのが楽ではある。

だが、タイトルにそれがないからこそ、
意識せずに普通に手にとって読んでくれる人が多くなるので、それでよいと思う。

「グリーンフィンガー」とは、庭仕事が上手な人の手のことだ。

ケイトに庭仕事を教えることになる
ウォルターじいさんの手がグリーンフィンガーで、
やがてはケイトもその手を持つ者へとなっていく。

  「つづけていると、そのうちわしの手みたいになるぞ」
  ウォルターは両方の手のひらを見せていった。

  日に焼けて、ごつごつした手だ。

  手のしわは、木を彫ったすじのように見える。

  「グリーンフィンガーっていうんだ。
  おまえさんもいつかそうなるだろう。
  よかったら苗をやろうか? こっちにおいで」

最初は牛も怖いし、花の名前もわからなかったケイトだが、
次第に庭仕事に魅せられていく。

ケイトは、ロンドンで通っていた学校では、
過去に何度も問題を起こして、転校を余儀なくされていた。

読み書きがうまく行かないこと、
そして、教師の理解がないことで、
教室でキレで暴れてしまっていたのである。

この郊外の新しい家、新しい学校に来たときも、
半ばあきらめの気持ちだったのである。

両親は、不仲で、父はこの郊外の家を改築して、
在宅のコンピュータの仕事でなんとか生計を立てていこうとしているが、
母はロンドンで仕事を続けたいと考えており、
何かとチグハグなのである。

母はとうとう平日に仕事でロンドンに行き、
週末に帰ってくるのではなく、
しばらくずっとロンドンにいるという選択をする。

ケイトは友達のルイーズや妹と庭で遊んでいたり、
庭仕事を続けたりするうちに、イメージができる文字に出会っていく。

  その文字を見たとたん、
  あるイメージがすっと心にうかんだのだ―ルイーズの顔だ。

  ケイトはエミリーが遊んでいるあいだ、
  太陽の下でじっとそのことを考えてみた。

  ほかにも同じような言葉がある。

  それは対象とするイメージと感情が思い浮かぶ言葉だ。

それが、文字を読めるかもしれないという自信につながっていく。

  不思議なことに、ときどきケイトは人がいったとおりに
  言葉を思い出すことがある。

  好奇心からつづきを見てみた。

  (中略)

  ケイトはそこで読むのをやめた。

  心臓がドキドキしている。

  書いてある言葉の意味がわかるなんて。

  ケイトは文字を読めたのだ。

ある日、コスモスの袋に書いてあった指示がきちんと読めたのだ。

また、弟が、パソコン上で、
入力したテキストの間違いをチェックしてくれる
「スペルチェック」というソフトを紹介してくれて、
その力を借りて、レポートも自分で作成できるようになっていく。

庭仕事に打ち込んでその方面で自信を持つことが、
読み書きの力をつけることにつながったのだ。

ケイトの住む家は、かつてはウォルターじいさんの家だった。

妻を亡くし、体力気力が衰え、
また子どもたちの代も庭を手入れしなかったために、
荒れ放題になってしまったのだ。

その庭をケイトは、
ウォルターじいさんのノートを基に再現することを決意する。

庭を持つことはケイトの母の夢でもあったので、
庭を作れば母が帰ってくると思ったのだ。

また、文字を学びつつあったケイトは、
自らの手でウォルターじいさんのようなノート、
<ガーデン・ブック>を作成しようとする。

ディスレクシア、両親の不仲、高齢者の介護など、
児童文学の中に描かれる教育的福祉的課題の数々。

すべてが少女文学的な解決を見るわけではなかったからこその
リアリティーがあった。

また、英国のディスレクシアへのサポートの進んでいるところと
課題なども見えてきた。

ヒロインが元気で魅力的で、読ませるパワーもあった。

偶然だが出会えてよかったと思った1冊である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2009/07/19 15:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/08/13 23:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/12/26 08:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/12/27 08:51

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/01/02 17:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/09/30 01:34

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/10/03 16:53

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/02/27 22:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/12/30 18:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/10/28 16:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/12/20 12:23

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/03/17 18:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/12/27 21:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2019/05/04 21:27

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。